ウイスキーといえば、近年ジャパニーズウイスキーが世界で注目を集め、希少価値も上がっているようだ。ウイスキーには、シングルモルトや、ブレンデッド、グレーンなど種類によって味が異なり、銘柄ごとの個性を楽しめるのも魅力だ。そこで今回は、ニューヨークでウイスキーの魅力を再発見してみよう。
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米国にはブルワリーと呼ばれるクラフトビール醸造所が多く存在する。国内においてブルワリーの数は9,200以上(※1)、ニューヨーク州だけでも440以上あり、大手ビールメーカーにまで成長した醸造所もあれば、地元の人々に長年愛されているような小さな醸造所もある。そんなビールの歴史と奥深さを探求し、ニューヨークを中心に注目のブルワリー&ビアバー紹介していく。
(※1)アメリカ・ブルワーズ・アソシエーション調べ/www.brewersassociation.org
今回は、プロスペクトハイツ地区にあるユニークな施設を紹介しよう。マイクログリーンや特製ハーブ、食用花などを屋内で栽培しているファームとクラフトビールの醸造所が融合した実験的な施設「ファームワン」だ。
この施設の特徴は、土地が限られた大都市の小さなスペースで縦型の農園を作り、より多くの野菜を育てる手法「ヴァーティカルファーミング(垂直農法)」を導入し、実際に数百種類もの野菜や食用花を育てている。同施設内で育てたものは、収穫日に自転車でニューヨーク市内のレストランへ配達され、また廃棄を避けるために返却可能な容器で販売されるなど環境問題にも取り組んでいる。
ガラス越しから栽培されている食用花やハーブなどをじっくり観察することができる
カラフルな食用花は回収可能な容器に入れられ、購入することができる。家庭料理に彩りを加えてみては
肝心のビールはというと、常時6種類揃いタップルームでフレッシュなビールを味わえる。以前に同連載でも紹介したロッカウェーブルーウィングと同ブルワリーは今年の夏、マリーゴールドの花を使用した「ザ・アーデント・マリーゴールド」というコラボビールを醸造し、今や人気メニューの一つなんだそう。また、収穫したばかりの花やハーブをあしらったカクテルやモクテルも揃う。
ロッカウェーブルーウィングとコラボレーションした「ザ・アーデント・マリーゴールド」
イギリス発祥の黒ビール、ラスティックポーターの「ダーク・イズ・ライト」。アルコール度数は7%とやや高めでしっかりとした味わい
他にも同施設では、専門のインストラクターによる、さまざまなトピックのクラスを企画している。盆栽作りや、陶芸クラス、水耕栽培のクラスなど体験型のイベントが盛り沢山。次世代型のファーム&クラフトビール醸造所を是非訪れてみては。
施設内の見学も可能で、農業体験もできるそう。大人の社会科見学として、ブルックリン発の屋内水耕栽培を覗いてみよう
Farm.One
625 Bergen St., Brooklyn, NY 11238
TEL: 646-600-5146
ウイスキーといえば、近年ジャパニーズウイスキーが世界で注目を集め、希少価値も上がっているようだ。ウイスキーには、シングルモルトや、ブレンデッド、グレーンなど種類によって味が異なり、銘柄ごとの個性を楽しめるのも魅力だ。そこで今回は、ニューヨークでウイスキーの魅力を再発見してみよう。
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