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カキ(オイスター)やムール貝は、Rの付く月が食べごろとされている。そんな訳で、本格的な貝のシーズンは9月(September)から始まる。オイスターバーは市内のあちこちに名店があるので、今回はムール貝の方に焦点を当ててみよう。
食べ比べる20種超
ウェストビレッジで10年以上続く人気店「フレックス・マッスル」は、平日夜でも予約が埋まるほど、連日人が絶えない盛況ぶり。
ここでは鍋いっぱいのムール貝を、実に約21種類(!)の味付けで食べられるのが最大の特徴。パエリアの具材になった状態や、白ワイン煮のムール貝しか知らない人は、案外多いのでは?
同店で使用するのは、PEIこと、カナダのプリンスエドワード島産のムール貝。プリプリで甘みがある身の部分は小ぶりだが、スープをたっぷり吸っていて、一粒でも満足度が高い。
今回は、ちょっと変わった味を試してみた。イカとガーリックの味わいが赤ワインベースのスープにしみた「イタリアン」は、サラサラでさっぱりしたソースがムール貝のコクとマッチ。ココナツカレーのブロスにレモングラス、ライム、パクチーという組み合わせの「タイ」は一見奇妙だが、意外とムール貝と違和感なくなじんだ。
一つ、また一つと伸ばす手が止まらず、無心で食べ続けてしまう。気が付いた時には、目の前のボウルに殻の山! それでも残ったスープは、パンに浸して楽しむ。ここでもムール貝のコクがいい仕事をしている。
貝の王様も忘れずに
ちなみに同店はオイスターバーも提供。日によって品ぞろえは異なるが、取材時は先述のプリンスエドワード島産の3種と、西海岸沿いで取れた3種が入荷。甘さが際立つ「クマモト」、塩辛さにアルコールが欲しくなる「ラッキーライムズ」など、東海岸近郊の味の違いを楽しもう。
Flex Mussels
flexmussels.com
●West Village
154 W. 13th St.
地下鉄1、2、3ラインの14ストリート駅から徒歩2分
●Upper East Side
174 E. 82nd St.
地下鉄4、5、6、M、Q、Rラインの86ストリート駅から徒歩5分
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