アメリカ料理の人気メニュー 斬新なアイデアで新解釈

これほどまでに単純明快な店名も他にないだろう。すぐに、王道のニューヨークストリップ・ステーキとボイルしたロブスターを思い浮かべるかもしれないが、この店はそんな「アメリカ料理の固定概念」を壊そうと挑戦を続けている。王道2種と共にメニューに並ぶのは、「コギ・ステーキ」「ロブスターマック&チーズ」「ロブスター・クリームパフ」など趣向を凝らしたユニークな品々。エグゼクティブシェフが「真夜中にハッとアイデアが浮かんで、試さずにはいられなかった」のだとか。

 

バーメニューのミートボールは、隠し味に「ワイルドターキー」を仕込んだ大人の味。無国籍な雰囲気の店内で、趣向を凝らした創作料理の数々を楽しもう。現在、ブランチメニューを準備中とのこと

 

「Lobster Mac and Cheese($20)」はフレンチフライにサラダ付き。ナチュラルかつサスティナブルな生産方法で育ったロブスターは、甘みたっぷりでプリプリ! サラダドレッシングは昔懐かしの、自家製ジンジャードレッシング

 

身が柔らかいことで知られる、牛肉のトップブレード(肩部分)のステーキを提供したいと、シェフが試行錯誤した結果生まれたのが、串に刺さった「コギ・ステーキ」。丸1日漬け込んだ特製タレの甘みが、かめばかむほどジュワッとしみ出る。ナイフ要らずの柔らかさで、ワイルドな見た目に反して優しい味。そしてメーン州産ロブスターのハサミ部分がにゅっと突き出たマック&チーズは、チーズ3種を使って濃厚に仕立てた。サクサクとした食感は日本のパン粉。一見小ぶりだが、食べ応えは十分だ。

 

 

 

Steak’n Lobster
129 W. 29th St. (bet. 6th & 7th Aves.)
TEL: 212-255-4143
snlrestaurant.com

 

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1121

秋から楽しむ ホットカクテル

秋風が吹き始め、ここから一気に冬へと向かうニューヨーク。そんな時、肌寒さをほんわか癒やしてくれるのが燗酒だ。今号では、心も体も温まる燗酒の楽しみ方と魅力、そして自宅で作れるホット酒カクテルを紹介する。

Vol. 1120

知っておこう マリファナ基礎知識

今年3月より、ニューヨーク州でマリファナの使用が合法化された。これにより今後免許保持者の自家栽培や許可された公共の場での吸引が可能になる。アメリカで拡大するマリファナ市場。注意点も含め、まずは正しい基礎知識を身に付けよう。

Vol. 1119

コミュニティーガーデン探訪

摩天楼や住宅街の一角にひっそりと佇む緑の園。今号では、時代の荒波を生き抜いてきたコミュニティーガーデンの歴史と現在の姿を紹介する。

Vol. 1118

舞台再開! 再始動する日本人パフォーマーたち

劇場の灯が消えて1年半、ニューヨークの劇場が戻ってくる。ブロードウェーやメトロポリタンオペラ、カーネギーホールなどの劇場再開とともに、小・中劇場やコミュニティーに根ざすアーティストたちも、新たな決意を胸に再始動しつつある。ニューヨークで頑張る日本人パフォーミングアーティストたちに取材した。