工事中止の建物が倒壊 軽症者は1人のみ <ブルックリン>

ブルックリン区キャロルガーデンで1日、構造上の問題のため建設工事の中止を命じられていた3階建てのスポーツジムが倒壊し、路上ががれきの山となった。同日付PIX11が伝えた。

同地区のユニオンストリートとコートストリートの交差点付近に設置されたビデオでは、建物は午後4時40分ごろに倒壊したことが確認できる。

建物ではジム「ボディ・エリート」が営業していたが、ニューヨーク市のコロナウイルスの感染防止ガイドラインにより、同ジムは閉鎖していた。同ジムのセールスマネジャー、ロディ・エバンスさんによると、通常だと60〜70人がジムにいた可能性があったという。

救急医療班のリリアン・ボンシニョール班長によると、1人が倒壊により軽傷を負った。

市建築局によると、「がれきの山のさらなる崩壊の危険はない」とし、建物の完全な解体を命じた。

同建物は建築法違反のため、6月10日に建築作業の部分停止命令が同局により出されていた。

関連記事

NYジャピオン 最新号

Vol. 1245

春到来! 週末のプチお出かけ 〜ハドソン川流域・キャッツキル山麓編〜

桜の花も満開を迎え春の行楽シーズンがやって来た。ニューヨーク市内から日帰りできるハドソン川流域・キャッツキル山麓の人気のスポットを紹介しよう。

Vol. 1244

オーェックしよ

コロナ禍で飲食店の入れ替わりが激しかったニューヨーク。パン屋においても新店が続々とオープンしている最近、こだわりのサワードウ生地のパンや個性的なクロワッサン、日本スタイルのサンドイッチなどが話題だ。今号では、2022年から今年にかけてオープンした注目のベーカリーを一挙紹介。

Vol. 1243

お引越し

新年度スタートの今頃から初夏にかけては帰国や転勤、子供の独立などさまざまな引越しが街中で繰り広げられる。一方で、米国での引越しには、遅延、破損などトラブルがつきもの、とも言われる。話題の米系業者への独占取材をはじめ、安心して引越しするための「すぐに役立つ」アドバイスや心得をまとめた。