ニュースダイジェスト 

1週間のNY近郊の話題をチェック


ブルックリン

地下鉄トンネルで火災
乗客約600人が避難

8日朝、ブルックリン区ダウンタウンを走行していた地下鉄Cラインの列車が、ハイストリート駅付近のトンネルで、機械の不具合のために停止し、約600人の乗客が避難した。同日付amニューヨークが伝えた。

MTAの発表によると、同列車がマンハッタンに向けて走行していた際、ハイストリート駅とフルトンストリート駅の間で、列車と電気が流れるレールを接続する重要な部品が外れ、非常ブレーキがかかり停止。急停止の際に火花が発生し、トンネルが煙で充満したため、消防隊が乗客を救助した。

乗客たちは、救助列車でハイストリート駅に急送された。午後12時30分ごろに線路の電源が切られ、停止した列車は線路から除去された。

事故の影響で、同日午後までA・Cラインの運行が乱れた。ブルックリン区とクイーンズ区のA・Cラインは駅で待機し、路線変更と遅延の後で、1時過ぎに運行が正常化した。

 


ロングアイランド

行方不明の3歳児発見
母親を捜索中

警察によると、パチータ・テナント(42)容疑者は5日夜、同郡リバーヘッドで家庭内のいざこざから、女児の父親であるアンドリュー・ミッチェルさん(46)を数回銃で撃ち、女児を連れて車で逃走した。ミッチェルさんは付近の病院に搬送され、一命を取り留めた。

車は35キロ程離れた場所で6日朝に発見。容疑者の行方についての手掛かりは見つかっていない。警察は同日早朝、連れ去られた女児へのアンバーアラートを発信。親戚が連絡を取り、行方が判明した。警察は親戚に事情聴取を行い、容疑者の行方を捜索している。

 


マンハッタン

雄牛像に穴開ける
42歳の男が奇行

7日、マンハッタン区ウォール街の雄牛像「チャージング・ブル」を傷付けたとして、テキサス州在住の男が器物損壊と武器不法所持の疑いで逮捕された。8日付PIX11が伝えた。

テキサス州ダラス在住のテヴォン・ヴァーラック容疑者(42)は、8日朝に行われた罪状認否で罪を認めた。

警察によると、同容疑者はバンジョーのような金属製の物体で雄牛像を強打し、雄牛の右側の角に穴を開けた。さらに携帯スピーカーから音楽を流し、大声で叫びながら雄牛像を攻撃し続けたという。

同容疑者に対し、検察側は500ドルの保釈金を要求したが、保釈金なしで釈放された。10月21日(月)に再出廷の予定。

雄牛像は1989年に、イタリア出身の芸術家アルトゥロ・ディ・モディカさんが制作。ゲリラ的にローワーマンハッタンに設置されて以来、市民や観光客の人気を集めてきた。雄牛像の修理費用がどれくらいかかるかは不明。

 


ニュージャージー

200万ドル超の詐欺
出会い系サイトでだます

出会い系サイトで知り合った女性数十人から、計200万ドル超をだまし取っていたニュージャージー州在住の男が4日、通信詐欺共謀容疑で逮捕された。同日付ニューヨークポストが伝えた。

ルビン・サーポン容疑者(35)は、海外に駐留している米軍人と偽り、中東から金の延べ棒を送るなどの前提で、複数の出会い系サイトで知り合った女性に送金させていたとされる。

連邦検察当局によると、同容疑者と共謀者らは、2016年1月から19年9月までの間、多数の電子メールとIP電話のアカウントを使用。30人以上の女性に連絡し、送金を指示していた。

同容疑者は、ニュージャージー州カンバーランド郡ミルビル在住で、女性からの送金を現金化した後、米国内の別の口座に送金。ガーナにある共謀者らの口座へ送金していた。同容疑者は、女性たちからだまし取った中から、82万ドル超を受け取った。

有罪の場合は、最大20年の懲役と罰金25万ドルが科せられるという。

 


ブロンクス

廃品置き場で火災発生
1人負傷、行方不明者も

4日午後3時過ぎ、ブロンクス区の廃品置き場にある中古自動車部品売り場付近から大きな火災が発生し、1人が重傷を負い、別の1人が行方不明となった。5日付NBCニューヨークが伝えた。

火災が発生したのは、同区イーストチェスターのボストンロードにある「ニューイングランド・ユーズド・オートパーツ」。男性1人が、生命に関わる重傷で付近の病院に搬送された。男性の親族によると、男性には、子供が生まれたばかりだという。

現場に居合わせた人々は、男性が炎の中から現れたのを目撃。体に燃え移った火を消しつつ、傷口に衣服が貼り付かないよう、目撃者らが男性のシャツを切断した。他1人は行方不明となり、消防隊員が夜を徹して捜索したが、発見されなかった。

黒い巨大な煙が数キロ先からも見えるほど高く上昇し、付近の道路は閉鎖され、夕方のラッシュを前に交通渋滞が発生した。現場からは複数の爆発音が聞こえた。FDNYは、現場に置かれた古いタイヤが火災で爆発したとみている。

 


マンハッタン

消費者から不当利益
市がTモバイルを提訴

4日、ニューヨーク市消費者保護局は、携帯電話サービス大手Tモバイルに対し、市内の同社店舗と正規販売店50店以上で数千人の消費者から不当な利益を得たとして、ニューヨーク州高位裁判所に提訴した。5日付ニューヨーク・デイリーニュースが伝えた。

同局によると、Tモバイルは、クレジットヒストリーの悪い顧客に対し、中古品の電話を新品として販売した他、顧客の了解を得ずに高額プランに登録して、過剰な料金を請求していた。

「新品として販売された中古品に数百ドルを払った」との苦情が少なくとも21件寄せられた。新品の電話に交換しようとしたスタテンアイランド在住の顧客は、交換品が中古品であることに気付き、交換後に販売店に戻ったが「出て行け!」と罵倒されたという。

さらに、Tモバイルは現金が不足している、またはクレジットヒストリーの悪い顧客に対して、使用した分だけを払う「メトロプラン」を販売しているが、不当な追加料金請求や、クレジットヒストリーに損害を与えるようなプランに登録させていた。

 


マンハッタン

子供の個人情報法に違反
グーグルに1・7億ドル

ニューヨーク州のレティシア・ジェームズ司法長官は4日、グーグルに対して、傘下のユーチューブが子供の個人情報を違法に集めたとして、1億7千万ドルの制裁金を科したと発表した。同日付amニューヨークが伝えた。

制裁金は、子供のオンライン上のプライバシー保護法が成立して以来、最大。その内訳は、ニューヨーク州が3400万ドル、米連邦取引委員会(FTC)が1億3600万ドル。同法によると、13歳未満の子供の個人情報習得には親の同意が必要だが、ユーチューブはそれを怠っていた。

捜査当局によると、グーグルとユーチューブの両社は、13歳未満の子供の個人情報を親の同意なしに収集し、子供向け玩具など、利用者の関心に合わせたターゲット広告に使用し、約5000万ドルの収入を得ていた。

ニューヨーク州とFTCはさらに、両社に対して子供向け動画の特定および、子供の個人情報収集について、使用前に親の同意を得るためのシステム作成を義務付けた。

 


マンハッタン

公立校の鉛汚染
市が修復工事を完了

ニューヨーク市公立校の2019〜20年度の初日である5日を前に、市教育局は3日、鉛汚染の危険があると報告されていた教室約1800室の修復工事を終えたと発表した。4日付パッチが伝えた。

これら教室は、85年以前に建てられた学校内にあり、鉛塗料が剥がされていたため、特に小さな子供たちが鉛を摂取する危険があることが6月に判明。同局は学校が始まる前に修復することを約束した。

これを受けて、夏休み中に外部の請負業者が壁を修復し、塗り替えた後、教室内の粉じんを検査。鉛が含まれていないかどうかの最終確認が行われた。教育局は夏休み中も公立校の鉛検査を続け、今後は年に3回の検査を義務付けると発表した。

鉛汚染の大半は、剥がれた塗料の粉じんを吸い込むことによって起き、学習障害、発育遅延、行動障害などと関連付けられている。とりわけ、床に座り粉じんや剥がれた塗料を口に入れやすい、3歳未満の子供にとって危険性が高い。

 


マンハッタン

夜間・週末の地下鉄停止
Lライン改修は順調

MTAは、地下鉄Lラインの改修工事に伴い、今後数カ月の夜間と週末に同路線の一部区間を運行停止すると発表した。4日付ゴッサミストが伝えた。

同路線トンネル工事が予定より早く進んでいるため、改修工事が行われることになった。マンハッタン区ユニオンスクエア駅では、渋滞改善のためのエスカレーター設置工事が行われ、同区14ストリート/6アベニュー駅では、エレベーターが設置される。

これらの改修工事に伴い、今月13日夜から16日(月)早朝まで、Lラインのマンハッタン区8アベニュー駅から、ブルックリン区ブロードウェージャンクション駅区間が運行停止。さらに、10〜11月にかけての3〜5週間の夜間と週末は、ユニオンスクエア駅が終点となる。ユニオンスクエア駅のエスカレーターは、11月までに運転開始が見込まれている。


ウエストチェスター

映画スタジオ建設
2020年に稼働予定

ハリウッドの映画製作・配給会社「ライオンズゲート」は、ウェストチェスターのヨンカーズ市にスタジオの建設を計画しており、2020年内に完成・稼働を予定していると発表した。5日付フォックス5ニューヨークが伝えた。

同社とメディア投資ファンド「グレート・ポイント・キャピタル・マネージメント」が1億ドルを出資し、同市ダウンタウンで11月から建設開始の予定。約1858平方メートルのサウンドステージ3カ所と約929平方メートルのサウンドステージ2カ所、バックロットなどが設置され、屋外撮影にも対応する。

ヨンカーズ市のマイク・スパノ市長は、スタジオ建設について「市にとって大きな変化であり、現在進行中のハドソン川沿岸地域の再開発の試みが成功している証しだ」と述べた。ライオンズゲートのCEO、ジョン・フェルテイマー氏は、「ニューヨーク大都市圏内の一等地のスタジオ施設は稀。地域の映画・テレビ製作発展の中心となっていきたい」と話した。

 


ブルックリン

下水道から子猫救う
地元グループ協力

ブルックリン区の下水道に2日間近く閉じ込められていた子猫を、ニューヨーカー数人が協力して救出する様子を撮影した動画が、ツイッターに投稿された。5日付ゴッサミストが伝えた。

動画によると、10人ほどの男性が連携して、バケツやロープ、ポリ袋などを巧みに使用し、1人がマンホールの下に潜って子猫の救出に成功した。

ツイッターには、「超正統派ユダヤ人とヒスパニック系住民が協力して子猫を助ける。これがブルックリンだ」というコメントが寄せられた。

救出劇は市内で度々行われており、先月には、マンハッタン区ジョージ・ワシントン・ブリッジに出現した子猫が救出された他、下水管に閉じ込められた子猫も警官によって救出されている。  6月には、車のエンジンに入り込んで出られなくなった子猫を、警官複数が5時間かけて救出。4月にも、下水溝の格子の下にもぐり込んだ子猫が救出された。


マンハッタン

公立校の鉛汚染
市が修復工事を完了

ニューヨーク市公立校の2019〜20年度の初日である5日を前に、市教育局は3日、鉛汚染の危険があると報告されていた教室約1800室の修復工事を終えたと発表した。4日付パッチが伝えた。

これら教室は、85年以前に建てられた学校内にあり、鉛塗料が剥がされていたため、特に小さな子供たちが鉛を摂取する危険があることが6月に判明。同局は学校が始まる前に修復することを約束した。

これを受けて、夏休み中に外部の請負業者が壁を修復し、塗り替えた後、教室内の粉じんを検査。鉛が含まれていないかどうかの最終確認が行われた。教育局は夏休み中も公立校の鉛検査を続け、今後は年に3回の検査を義務付けると発表した。

鉛汚染の大半は、剥がれた塗料の粉じんを吸い込むことによって起き、学習障害、発育遅延、行動障害などと関連付けられている。とりわけ、床に座り粉じんや剥がれた塗料を口に入れやすい、3歳未満の子供にとって危険性が高い。


 

 

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