ニュースダイジェスト 

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マンハッタン

抗議者44人を逮捕
アマゾン店舗前で移民集会

マンハッタン区ミッドタウン34ストリートにあるアマゾン店舗前で11日、同社が連邦移民関税執行局(ICE)に協力しているとして抗議集会が行われ、44人の逮捕者が出た。同日付PIX11が伝えた。

7日、大規模な不法移民摘発で600人が拘束されたことを受け、ユダヤ人団体複数が集会を行った。10日には、ICEに対する別の抗議活動が行われ、100人を逮捕。

これらの抗議集会は、ユダヤ教徒の祝祭日の一つ、「ティシュアー・ベ=アーブ」を祝う中で行われ、全米のユダヤ人組織が抗議活動を計画した。

ニューヨーク市で行われた抗議活動には、ユダヤ人団体「人種的経済的正義のためのユダヤ人(JFREJ)」などが参加した。アマゾンが、ICEによる不法移民の発見・拘束を容易にするソフトウエアのデータベースをホストし、不法移民送還のシステム化を可能にしていると主張。ICEとの関係を絶つよう同社に求めた。

 


マンハッタン

パニックで9人負傷
タイムズスクエアで事故

マンハッタン区タイムズスクエアで6日夜、二輪車の内燃機関が逆火を起こし、その騒音が銃声と聞き間違えられてパニックが発生した。9人が負傷、うち6人が軽傷で病院に搬送された。同日付PIX11が伝えた。

現場にいた女性の1人は、多数の人々が叫びながら逃げ回っていたとツイッターに投稿。爆発音と聞き間違えた人もおり、多くの人が近くのビルや店舗に駆け込んだところ、数分後に安全を確認した。

NYPDは同日夜、騒音に関して複数の通報が寄せられたが、「銃撃ではなく二輪車の逆火による騒音だった。同エリアは非常に安全であり、平静を保つように」と、ツイッターで呼び掛けた。

ビル・デブラシオ市長も、ツイッター上で、同エリアの安全を保証したた。


ニュージャージー

オピオイドと銃押収
ギャング含む38人逮捕

ニュージャージー州のグルビル・グレワル司法長官は8日、麻薬取締当局がマーサー郡トレントンとパセイック郡パターソンで捜査を行い、ギャングのボスを含む38人を逮捕し、およそ4万回分のヘロインとフェンタニル、および銃器22丁を押収したと発表した。同日付NBCニューヨークが発表した。

今月3日から4日にかけて、テキサス州とオハイオ州では乱射事件が相次いで発生し、計31人が死亡している。一方、ニュージャージー州議会は今月初旬、銃暴力に対する介入措置についての法案に署名した。同長官は、「私たちの州は、オピオイドと銃による暴力のまん延という、二つの健康上の危機に直面している」と述べた。

トレントンでは、突撃ライフル5丁を含む銃器22丁とヘロイン220キロが、パターソンでは、パラフィン紙で包装されたフェンタニル2万7000包が押収された。今回の逮捕では、ギャング「4Kボーイズ・ブラッズ」の創設メンバー、カシャード・ウィテカーも逮捕された。

 


ニュージャージー

竜巻で停電発生
数千人が被害に遭う

7日午後3時ごろ、ニュージャージー州ユニオン郡スプリングフィールドで発生した竜巻の影響で、倒木や洪水が発生。周辺地域を含む、数千世帯が停電した。8日付CBSニューヨークが伝えた。

竜巻が発生したのは国道22号線上空で、最大風速は時速約112キロ超となり、木や看板、ソーラーパネルなど、あらゆるものが吹き飛ばされた。同国道出口では、倒木の下敷きになった自動車により一時閉鎖された。

警察によると、竜巻関連による負傷者は出なかったが、同州ニューアークで十数カ所の道路が浸水し、車に閉じ込められたドライバー11人が救出された。

ジャージーセンター・パワー&ライト社によると、8日午前11時の時点で、ユニオン郡などでは、817世帯が停電。パブリック・サービス・エンタープライズ・グループ社によると、エセックス郡などで315世帯が停電した。

 


クイーンズ

ネイルサロンで殺人
夫が妻を刺殺

7日夜、クイーンズ区在住の男が、同区ジャクソンハイツのネイルサロンで勤務していた妻を刺殺した容疑で逮捕された。9日付PIX11が伝えた。

警察によると、被害者のカルメン・アイリス・サンティアゴさん(35)は、同区37アベニューと93丁目にある「トゥ・スティロ」サロンの床で、上半身に複数の刺し傷を負った状態で倒れており、搬送先の病院で死亡を宣告された。

警察は、サンティアゴさんの夫ウィリアム・リーバス容疑者(39)を、殺人および武器不法所持の疑いで逮捕した。同容疑者は、腕に裂傷を負い、サンティアゴさんの上に横たわっていたところ、NYPDに身柄を拘束され、病院で手当てを受けた。

同サロンの経営者が地元メディアに語ったところによると、容疑者はサロンの裏口から入り、サンティアゴさんを床に押し倒して何度も刺したという。

容疑者は、勤務中のサンティアゴさんを、度々脅しており、サンティアゴさんは離婚を望んでいたが、同容疑者は受け入れなかったという。

 


クイーンズ

車の中に子供を放置
消防隊員が救う

クイーンズ区カレッジポイントで8日、消防士が熱い車内に置き去りにされた子供の命を救った。9日付CBSニューヨークが伝えた。

8日午後4時ごろ、同区20ストリートにあるショッピングセンターの駐車場で、4歳の少年が車内に閉じ込められ、汗だくで叫んでいた。当日の気温はカ氏90度だった。

少年に気づいたFDNYのマシュー・クリントン消防士は、ハンマーで車両の窓を壊し、少年を救った。

警察によると、父親のジェレミー・ラム被告(42)はショッピングセンター内のターゲットで買い物をするため15分ほど車を離れたという。同被告は、無謀危険行為、未成年の福利を危険にさらした罪、規制薬物ザナックスの不法所持などで起訴された。

少年は病院に運ばれ、状態は安定している。現在は母親の庇護下にある。

FDNYは、気温の高い日に子どもを1人で車内に置き去りにしないように注意を促した。窓を開けたり、日陰に駐車するだけでは、児童を危険から保護するのに、十分ではないと伝えている。

 


マンハッタン

夏の食事プログラム
保護者にも提供を提案

ニューヨーク市議会のコーリー・ジョンソン議長は、18歳以下の子供たちを対象に、市が夏に実施している無料の食事プログラムを、親と保護者へ拡大する提案を行った。7日付パッチが伝えた。

市内でフード・インセキュリティー(食料不安)に悩む人は、およそ100万人おり、飢餓に対する取り組みについて、報告書の中で提案された夏の食事プログラムに対する周知活動の強化も提案された。

学校が夏季休暇となった6月末から8月末の平日、市は市内全域の学校や公園、プール、図書館など、1500カ所で18歳以下の子供たちに無料の朝食と昼食を提供している。それらの場所には、しばしば空腹な保護者も訪れているという。

市教育局によると、昨年夏には約730万食が提供された。今年第1週目は、前年同時期より、10万食多く提供されたが、昨年の調査によると、同プログラムを利用している子供は学期中に学校で無料の昼食を食べている子供の36%にすぎないという。

 


マンハッタン

マンホールで火災
グラマシーが一部停電

マンハッタン区グラマシーで8日、マンホール火災が発生。電力の供給が止まり、3アベニューの一部が閉鎖された。9日付ABC7が伝えた。

8日午後10時15分ごろ、3アベニューと東19ストリートにある複数のマンホールから、炎が吹き上がった。FDNYおよびコン・エディソンが現場に向かい火災に対処したが、3アベニューの18ストリートから22ストリートの4ブロックが閉鎖された。

地下で発生したにより、火災により、3アベニューの6階建て22世帯が住む建物の電力供給が止まり、居住者は一晩中、照明やエアコン、エレベーターが使用できなかった。

FDNYは、翌9日午前中まで現場に留まり、コン・エディソンが6階建ての建物の電力普及に務めた。なお当局が周辺の建物を調べた結果、一酸化炭素は検出されなかった。

北行き一方通行車線の3アベニュー側は、まもなく車両の通行が再開されたが、18〜22ストリート間の南行き車線は、しばらく閉鎖が続いた。


マンハッタン

初月で57件の違反
発砲スチロール廃棄

ニューヨーク市では、1月に使い捨て発泡スチロール製容器の使用が禁止され、7月より罰金が科されている。

7日衛生局の発表によると、先月市内5区で合計57件の違反が摘発された。同日付amニューヨークが伝えた。

同容器は、市ではリサイクルできず、同局がごみとして収集。初回の違反には、罰金250ドルが科せられ、企業や組織が2度目に違反した場合は罰金500ドル、3回目以降は1000ドルの罰金となる。

摘発された57件のうち、ブルックリン区での違反が最も多く32件で、ブロンクス区は9件、マンハッタン区は7件、スタテンアイランドは4件となった。

同容器の使用禁止には、レストランや移動キッチン、店舗到着前に密封された包装済み食品の他、生肉、魚介類、卵の保存容器、梱包の際に使用する緩衝材などが例外として免除される。

 


マンハッタン

地下鉄料金未払い
黒人、ヒスパニック最多

NYPDが発表した統計によると、4〜6月のニューヨーク市内の無賃乗車による逮捕者で最も多かったのは、黒人とヒスパニック系だった。11日付amニューヨークが伝えた。

市内全域で682人が逮捕され、黒人の逮捕者は414人、ヒスパニックは175人だった。黒人逮捕者数が最も多かったのは、ブルックリン区のジェイストリート=メトロテック駅で、2番目は同区サターアベニュー駅だった。

人権保護の提唱者らは、無賃乗車による逮捕は有色人種を不均衡に対象としており、ニューヨーク市の生活費の高さに悩む低所得層の公民権を奪う手段となっていると批判してきた。無賃乗車の逮捕により、就職や重要な公共サービスへのアクセス拒否など、不法移民にとっては身柄拘束や強制送還の可能性があるためだ。

一方、NYPDは、無賃乗車が違法行為であると周知に努めていることを強調。4〜6月に、交通裁判所への召喚状が1万5820通、刑事裁判所への召喚状が572通発行された。


ブルックリン

自動運転車が登場
ネイビーヤード

ブルックリン区の工業団地ネイビーヤードで6日、自動運転車が走行を開始した。7日付amニューヨークが伝えた。

ボストンを拠点とするテクノロジー企業「オプティマス・ライド」社が運営する6台の自動運転車は、あらかじめ設定されたルートを走行し、1カ月におよそ2万人を運ぶ予定。自動運転車には万が一の危険に備え、2人のオペレーターが車両の前方に搭乗する。商用に開発した自動運転車は、ニューヨーク州で初めての試みとなる。車両はネイビーヤードからNYCフェリー乗り場を時速15マイルで運行。乗車は無料。

同社の共同創業者で最高経営責任者のライアン・チン氏は、今年7月にウィーンで他社が運営する無人シャトルが、低速で女性と衝突し運行中止になった事例に触れ、完全な自動運転車が路上を走行するには、少なくとも10年はかかると見解を示した。

同社はボストンの公道で2年以上自動運転車を運営しており、安全にかかわる事故は1件も発生していない。

 


ブロンクス

毒ヘビ行方不明
動物園展示場から消える

ブロンクス動物園は7日、体長約1メートルの毒ヘビ「マングローブヘビ」1匹が、6日夜から行方不明になっていると声明を発表した。8日付ゴッサミストが伝えた。

同園関係者によると、開催中の「ジャングルワールド」展から抜け出したヘビの毒性は軽度で、人間に危害を与えるヘビとしては知られておらず、性格は臆病、夜間に活発化すると声明で述べた。

同園は十分な注意を入園客に呼び掛けるため、同展示入り口に、ヘビを目撃した場合は職員に知らせるよう説明を掲示した。

 


 

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