ヨガインストラクター:パテル杉浦奈美さん

ニューヨークで奮闘する日本人たち。その新しい発想、夢に向かって走る姿は、私たちを常に刺激する。今、輝いている新人に熱い思いを語ってもらい、また推薦者からの応援メッセージも聞く。

——ヨガを始めたきっかけは何ですか?

元々体を動かすのが好きで、学生時代は陸上部に所属していました。妊娠を機に体を動かせなくなったのがストレスでした。何かないかと思った時に、東京でマタニティーヨガを知りました。

その後、傾倒したのは、アシュタンガ・ヨガ。正直、ヨガのゆったりした動きに物足りなさを感じていた私には、求められる動きが多いアシュタンガが性に合っていた気がします。

——インストラクターになった経緯は?

夫の転勤で東京からロンドンに転勤となり、その後アメリカに来たのですが、ストレスや疲れから体調を崩してしまいました。そこで、1日に何時間もヨガをやるほどのめり込み、初めて「ヨガの真髄」に触れた気がします。

呼吸を使って内的エネルギーを促し、さらに自分の身体的・精神的状態を、冷静に把握するすべを学びました。ヨガによって、新しい世界が開けました。

さらに多くの人にこの体験を知ってもらいたいと思い、インストラクター免許を取得することを決めました。

免許自体は割と取得しやすいのですが、いざ、自分がヨガから得たものを他人に「おすそ分け」したいと思った時、「しっかり伝えるには何か足りないな」と感じたんです。精神面ではヨガが助けてくれましたが、体のことは、しっかり分かっていなかった。そこで、パーソナルトレーナーの資格も取得しました。

——クラスでは、どんなことを教えていますか?

体系としてはヴィンアサ・ヨガですが、アシュタンガの要素も混ぜています。単調にせず、普段やらない、少し難しいポーズも取り入れます。

その他、地元スカースデールの学校で、マインドフルネスを学校に導入するための活動もしています。昔に比べてストレスが多く、精神的なトラブルを抱えやすい時代ですから、小さいうちに「ありのままの自分でいい」という思考回路を形成する、お手伝いができればと思います。

——クラスを運営していて、大変なことは?

広告を出さず、口コミ程度の規模でやりたいと思っていたのですが、最初は生徒がゼロの日も珍しくありませんでした。駐在員が多いので、生徒の回転が早いのも難しいところです。

ただ「もうやめよう」と一大決心をするほどの投資はしていなかったので、時と共に変化していくだろう、と構えていました(笑)。

——クラスで最もやりがいを感じる瞬間は?

生徒さんから感謝された時、一番「やっていてよかった」と思います。

——今後の目標は?

自分の苦手な部分や弱い部分をひっくるめた、前向きな生き方を、生徒さんが見つけられるお手伝いをしたいと思います。生徒の皆さんが、肩肘張らずにリラックスして、輝けるようになってくだされば、うれしいです!

 

推薦者の言葉

ヨガインストラクター
シヴァニさん

奈美と出会って4年以上経ちました。熱意にあふれ、練習を怠らない彼女は、初心者にも始めやすい方法でヨガの良さを伝えています。誰にでもお薦めできる、素晴らしいヨガインストラクターだと思います。

 

 

パテル杉浦奈美さん
愛知県出身。東京で証券会社勤務を経て、ロンドンに移住。
2014年に来米。
17年からスカースデールの自宅でヨガクラスを開講。
yogalifewestchester.com

 


 

『新人の日常チェック!』
彼らは日常をどうやって過ごしているのか。仕事場、オフの姿を追う。

自宅スタジオで週3回、ヨガクラスを開講。安全で効果的な動きを体感するため、言葉でしっかり説明する

 

ニューヨーク以外の場所で出張ヨガレッスンをやることも

 

趣味はランニング。近所の仲間と一緒に汗を流している

 

 

 

 

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