ニューヨークで学ぶ! 楽しむ! 子供の習い事 最新情報
新しい生活がスタートする5月。この時期に子供に習い事をさせたいと考える親も多い。子供向けの習い事教室の傾向や日米の違い、選ぶときの注意点やポイントなどについて、教育コンサルタントの船津徹さんに話を聞いた。
ニューヨークで奮闘する日本人たち。その新しい発想、夢に向かって走る姿は、私たちを常に刺激する。今、輝いている新人に熱い思いを語ってもらい、また推薦者からの応援メッセージも聞く。
——美容師になろうと思ったきっかけは何ですか?
好きなことを仕事にできたら一番いいなと思っていて、サッカー選手か美容師になりたかったです。美容師は中学生の頃にモテたくて、髪をいじるのが好きになったのが最初(笑)。
僕は人見知りだったんですが、行きつけの美容院に1人だけ、心を打ち解けられる美容師さんがいました。その人が髪を切ってくれると、帰る時に気分が変わって、誰とでも話せるような気がしてきて。そんな気分にしてくれる仕事っていいなと思いました。
サッカーでプロになるのは狭き門なので諦めて、美容師になろうと決めました。高校卒業後は美容師専門学校に進み、大阪の美容室で5年働きました。
——ニューヨークで働きたいと思った理由は?
24歳の時に、ヘアケア製品販売会社「ミルボン」主催の大会で優勝して、副賞でニューヨークに研修で訪れました。その時に一流サロンで働いている先輩の紹介で、当地で頑張っているヘアスタイリストさんたちにお会いしたのですが、腹をくくって来ている人ばかりで、熱くて芯がぶれていなかった。僕ももっと頑張らなければと刺激をもらって、この街で働きたいと思うようになりました。
それから1年ほど経った頃、「ガーデン」がニューヨークに出店すると
聞き、行けるチャンスがあるかもしれないと思って応募して入店。約4年後の今年3月に、ニューヨーク店に配属が決まって来米しました。
——お仕事の内容は?
カット、カラー、パーマなど全てやっていて、製品の仕入れや在庫管理も任されています。趣味をやっている感覚でいつも楽しく、美容師はまさに天職です。
——日米の客に好みの違いはありますか?
日本人はボリュームを抑えますが、アメリカ人はハイライトで立体感を出すのが好きなので、先輩に聞いたりインスタグラムを見たりして研究しています。
——一番充実している瞬間はどんな時ですか?
お客さまから難しいリクエストを出されて、どうしたらいいかといろいろ考える時に、美容師をやっているという実感があります。結果を喜んでいただけるとやりがいを感じます。
——大変なことは?
仕事より、ビザの更新の問題のほうがよっぽど大変(笑)。そのためにも、カットやカラーなどの武器の中から、どれをどのように使って自分を売り出そうかと考えているところです。
——これからの目標は?
メニューの単価を上げられるようになりたいです。英語でちゃんと説明できるようになれば、技術に付加価値が生まれ、お客さまの満足度が上がってリピーターも増えます。そのために、英会話の機会を積極的に持つようにしています。
最終目標は、日本における美容師の価値を上げること。これからは日本も個人ブランディングが大切になってくるはずなので、まず僕自身が、自分の価値を上げていきたいです。
TOSHIさん
大阪府出身。2009年に関西美容師専門学校を卒業。
大阪のヘアサロン勤務を経て、14年に東京の「ガーデン」に入店。
今年3月から同サロンのニューヨーク店勤務。garden-nyc.com
ニューヨークでは、ハイライトやグラデーションなど、髪が立体的に見えるカラーを求められることが多いそう
小学1年生から12年間サッカーをやっていた、大のサッカー好き。ニューヨークに来てすぐフットサルに参加し、プレーを通じて多くの人に出会った
「担当したお客さまと、最後に記念撮影するのも、僕の楽しみの一つです」とToshiさん
困難に立ち向かい、今を全力で生きる日本人ビジネスパーソン。名刺交換しただけでは見えてこない、彼らの「
異なるジャンルで活躍する当地の日本人が、不定期交代で等身大の思いをつづる連載。 ビザの更新ができまし
中間選挙の行方 トランプ派候補者も 今年は、米大統領選挙の真ん中の年にある中間選挙の年。バイデン大統
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