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グローバル化は「競争の激化」を意味します。これからの時代の子育てでは、競争に負けない「強い心」の育成を何よりも優先することが大切です。
最近の日本は子供から競争を避ける傾向があります。運動会の徒競走で「みんなが手をつないで同時にゴール」はその一例です。
しかし、競争を避けてしまうと、子供が「目標に向かってがんばる」という意欲が育ちません。また大切な「自信」を得ることができません。
私自身は、教育に競争は不要、しかし、習い事での競争は子供の「強い心」の育成にとって必要なプロセスであると考えています。
競争で「強み」を知ることができる
競争に参加させる目的は、相手を打ち負かす方法を教えることでも、優劣感覚をたたき込むことでもありません。
子供を競争に参加させる目的は大きく二つ。
一つは、競争を通して自分の「強み」に気づかせるためです。自分の「強み」を知り「強み」に磨きをかける。それを自覚させるためには競争が必要です。
二つ目は、困難に立ち向かう力、敗北から立ち上がる力、プレッシャーの中で実力を発揮する力など、「強い心」を育てるためです。
もちろん競争すれば、敗者になることもあります。徒競争で負ければ、「足が遅い」という現実を突きつけられるでしょう。
しかし、それも子供にとって必要なことなのです。「自分は足が遅い、だから他でがんばろう!」と思考を転換するきっけかになります。
競争させないと何となく大人になる
自分の「強み」も「弱み」もよく分からないまま成長していくと、進学や就職で失敗することにつながります。なんとなく大学に通い、なんとなく就職する。「自分のことが分からない」まま働き、なんとなく転職を繰り返してしまうのです。
学生時代にスポーツ、音楽、演劇などを精一杯やってきた子供は、自分の「強み」が分かっています。自分の性格や能力を理解しているので、自分にとってプラスになる仲間や職業を選べるようになります。
競争とは子供がグローバル社会に出るためのトレーニングと捉えましょう。子供時代に競争と向き合う訓練をさせない、子供を守ろうとしてしまうことの方が、親としては無責任です。
子供の強みに合った競争に参加させる
子供の習い事を選ぶ時は、子供の「強み」に目を向けることが大切です。どんな小さなことでもいいですから、人よりも優れた面、人とは違う面を一つ伸ばしてあげると、子供の自信は倍増します。
子供の「弱み」を克服しようと習い事に参加させてもうまくいきません。親が子供の特性を見極め、強みを伸ばせるような習い事を見つけてあげると、子供はたくましく成長していくのです。
子供は自分で自分の「強み」に気付くことはできません。一番身近な存在である親が「強み」を教えてあげてください。「あなたはこんなところがすごいよ」ともっと子供に伝えましょう。
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