いつだってキレイでいたいっ! 日系人に優しい! 最新「プチ整形」事情
男女問わず、いつでも若々しく美しくいたいという気持ちは誰にでもあるもの。しかしながら、美容整形大国の米国とはいえ、人種や肌タイプの違い、費用の高さや言葉の壁など、ローカルの美容皮膚科や美容外科に通うのはちょっぴり不安…。そんな読者の声にお応えし、今夏の日本一時帰国の際にも使える、日本の最新「プチ整形」事情をご案内していきます!
2026年FIFAワールドカップに向けて、日本代表が史上最速で本大会出場を決めたというニュースは、単なるスポーツの話題にとどまらず、スポーツビジネスの視点でも見逃せない出来事です。これまでであればアジア最終予選を経てギリギリで出場を決めることが多かったのですが、今回は2次予選の段階で出場が決まりました。私が熱心にサッカーを観戦しはじめたのは、ちょうどドーハの悲劇の頃でしたので、今回の出来事には隔世の感があります。このスピード感は、日本代表の実力がしっかりと積み重なってきている証拠ですし、それを支えているさまざまな仕組みや努力は、スポーツビジネスにとっても大切な要素です。今回はその一部を紹介できればと思います。
ヨーロッパ組の躍進
まず、スポンサー企業やメディアにとって、出場が早めに決まることはとてもありがたいことです。ワールドカップに出られるかどうかわからない段階では、キャンペーンやプロモーションの準備も慎重になります。でも、早く出場が決まれば、そういった迷いがなくなり、年間を通して安心して投資や企画を進めることができます。その結果、代表や選手の露出も自然と増えていきます。
次に、海外、特にヨーロッパで活躍している選手たちの存在も大きいです。たとえば久保建英選手や三笘薫選手、冨安健洋選手などは、プレーだけでなく、クラブから見ても「価値ある資産」として扱われています。三笘選手は川崎フロンターレから約4・5億円で海外に移籍し、いまではその市場価値が10倍近いと言われています。クラブにとっては、これは選手育成の成果であり、今後はこうした成功事例が積み重なることで、移籍金という形でクラブに入る収入もさらに増えていくのではないでしょうか。このような成功は、選手個人の努力だけでなく、日本全体の育成やスカウティングの仕組みがうまく機能していることの表れでもあります。つまり、良い選手が育つ背景には、クラブや協会、指導者たちがしっかりと時間をかけてサポートしているということです。こうした土台は、選手の成長環境としても重要であり、日本のサッカー全体の信頼性を高めているように思います。そして今後は、「育成」という言葉があいまいに使われがちな部分にも、客観的なデータや評価指標が取り入れられていき、育成の成果に対する投資対効果(ROI)も意識されるようになっていくのではないでしょうか。
日本代表を支えるスタッフたち
そして、見逃せないのがJFA(日本サッカー協会)のスタッフの存在です。代表チームが安定して結果を出せるようになった背景には、技術や運営を支えるスタッフの力があります。強化部門やメディカル、分析スタッフなど、それぞれが専門性を持ってチームを支えています。ワールドカップほどの大会では、試合の外側で発生するビジネス的な準備や調整も非常に重要になります。たとえば、現地でのキャンプ対応の設計、公式イベントのコーディネートなど、多くの利害関係者との連携が求められます。これらはチーム運営とは別軸の話ではありますが、代表チームの存在価値を高め、強化につなげるうえでは欠かせない仕事です。協会全体としての運営力も、スポーツビジネスにおいてはとても大切ですし、もっと脚光を浴びて良いのではないかといつも思います。名だたる企業スポンサーたちが長くサポートしている企業が継続して協力しているのは、協会の姿勢や安定感に信頼があるからこそだと思います。こうした信頼関係があると、新しい企業が参加しやすくなり、結果としてパートナーシップの幅も広がります。
アジアを牽引する存在
また、最近ではJFAが長年かけて蓄積してきたノウハウに注目する海外の協会も増えています。アジアの他の国々から視察や研修の依頼があり、日本が教育機関的な立ち位置になりつつあります。こうした知見の共有や輸出も、これからのスポーツビジネスの可能性を広げる一つの方法です。これから注目されるのは、こうしたJFAのスタッフや組織的な取り組みが、男子代表以外のカテゴリーにもどう広がっていくかです。女子代表やユース世代、地域のクラブ支援などにも同じような仕組みが根付いていけば、日本全体のサッカーの底上げにつながるはずです。日本代表が早く出場を決めたというニュースは、選手の努力や監督の手腕だけでなく、協会や周囲のサポート体制がしっかり整っているからこそ実現したことです。そして、それはスポーツビジネスにおいても信頼や価値を高める動きになっていて、日本がアジアで一歩先を行く存在になっていることを示していると思います。
中村武彦
青山学院大学法学部卒業後、NECに 入社。 マサチューセッツ州立大学アマースト校スポーツマネジメント修士課程修了。メジャーリーグサッカー(MLS)、FCバルセロナなどの国際部を経て、スペインISDE法科学院修了。FIFAマッチエージェント資格取得。2015年にBLUE UNITED CORPORATIONを設立。東京大学社会戦略工学部共同研究員や、青山学院大学地球社会共生学部非常勤講師なども務める。
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