巻頭特集

注目作品が続々公開 漫画とアニメを堪能しよう

<漫画&アニメショップ散策>

TAMASHII NATIONS STORE NEW YORK

今年9月、タイムズスクエアのど真ん中にオープンしたのが「魂ネイションズ・ストア・ニューヨーク」だ。2007年にバンダイがスタートした魂ネイションズは東京・浅草を拠点にコレクター向けの組み立てフィギュアを製造し、現在では世界20カ国で販売をしている。米国はタイムズスクエアの店舗が初となる。フィギュアやアニメへの愛情を「魂」に込め、世界に発信し続けているブランドだ。

店内には各アニメキャラクターのフィギュアやグッズをはじめ、バンダイのプレミアムフィギュアなど、ファンにはたまらない商品が揃っている。大型ディスプレーには最新のアニメーションが映し出されている。

1500 Broadway, 1st Floor

tamashiiweb.com


MONTASY COMICS NYC

ミッドタウン地区にあり、店名は中国で夢を意味する「Mon」と「Fantasy」を組み合わせた造語。店内奥にはテーブルがあり、毎日のようにトレーディングカードゲームのトーナメントが催されている。また、「Magic: The Gathering Cards」のシングルボックスの品揃えはニューヨークでも随一と言われている。

431 5th. Ave., 2nd Floor/TEL:212-683-2018

montasycomicsnyc.com


TOY TOKYO

イーストビレッジ地区にあるビンテージの玩具や人形、ぬいぐるみ、フィギュア、アーティストグッズを取り扱うショップで2000年にオープン。ユニークな品揃えに定評がある。ゴジラシリーズも人気で鉄腕アトムなど、昔ながらの日本のおもちゃ屋のような懐かしさを感じる品揃えも特徴的だ。

91 2nd Ave./TEL:212-673-5424

www.toytokyo.com


KINOKUNIYA NEW YORK

日系の本屋としてニューヨークで1981年からオープンしている老舗の紀伊國屋。ブライアントパークと目と鼻の先という好立地。日本の漫画コーナーは2階にあり、日本語と英語の漫画に加え、フィギュアやTシャツ、玩具などが販売されている。カフェも併設しており、漫画を買った後は一息つけるのも嬉しい。

1073 6th Ave./TEL:212-869-1700

usa.kinokuniya.com


BOOK OFF

ミッドタウン地区やインダストリアルシティー内に店舗を構える「BOOK OFF」も漫画は人気で、オンラインでは高値がつけられる作品もあるほどだ。人気の作品がシリーズで購入できるのも魅力的で、映画化やテレビ放映中の漫画は完売必至のため、見つけたらすぐに手に入れることをオススメする。

49 W. 45th St./TEL:212-685-1410

www.bookoffusa.com


「MANGA in New York」が初開催

先月27日から11月6日まで、銀座ソニーパークプロジェクトが手がける「MANGA in New York presented by Ginza Sony Park Project」が初の海外展としてStudio 525で開催された。世界的にも共通言語になっている「MANGA」を日本のカルチャーとして発信していこうと、本展のために日本から6組のアーティストを招聘し、展示を行い、多くの人が訪れた。

来場者は、一乗ひかる(出展作品:うえだとささみ)や、寺田克也(ウォーカーズ)、たかくらかずき(電遊道中膝栗毛)、平岡政展(案内人)、ますだみく(インタールード)、millennium parade(ドリームピル)という個性豊かなアーティストのオリジナルの「MANGA」と「ソニー」が誇るテクノロジーを掛け合わせたユニークな展示を体感した。

漫画のシーンに合わせて香りが噴射する部屋や、ストーリーと連動し、床の上を歩くと音響と床に仕掛けられたシステムによって水没している感覚が味わえるユニークな仕掛けばかりだ。本展の展示を通してオリジナルの漫画のストーリーを楽しむことができ、多くの人が漫画を読みふけった。

ストーリーやタッチも異なる個性的な6名のアーティストの作品が展示された。

水没している感覚を味わえるmillennium parade作の「ドリームピル」

 

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女子プロレスの窮地に彗星のごとく現れた「ビューティ・ペア」や「クラッシュ・ギャルズ」を覚えている人も多いだろう。1987年からWWEに参戦し海外での活躍を牽引したJBエンジェルス(山崎五紀&立野記代)、94年には女帝ブル中野がWWEに参戦しWWE世界女子王座を獲得するなど大活躍。女子プロレス先進国である日本のレスラーたちは、つねに世界の女子プロレスを牽引する存在だったのだ。そして長い年月を得て再び、日本の女子プロレスが海外で注目されているその実態を取材。