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必ず行きたい美術館・博物館 ベスト4
〜市内観光の出発点30thステーションから徒歩圏内〜
大規模改修を経てさらに充実
フィラデルフィア美術館
創立は1928年、質・量ともに全米屈指の美術館。時間はいくらあっても足りないので、パーマネントコレクションの中で必ず鑑賞しておきたい作品をまず制覇し、残りの時間で企画展などをチェックすると良い。
代表的なものに初期フランドル派の画家ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの祭壇画、セザンヌの『大水浴人』、フィラデルフィア出身で米国近代美術の父と呼ばれるトマス・エイキンズの一連の作品、ダダの巨匠マルセル・デュシャンのミクストメディア作品『独身男たちに裸にされた花嫁、さえも(通称:大ガラス)』などがある。
美術館は近年、著名な建築家フランク・ゲーリーの協力のもと、2億3300万ドルをかけて大規模な改修と拡張を実施。美術館建造当時と同じ石材を使い、自然光をふんだんに取り入れた設計は隅々まで抑制された洗練さを感じさせる。何十年もの間、一般に公開していなかったスペースを開放し、2万平方フィートの新しいギャラリーもオープン。シュイルキル川を見下ろせるウエストポルティコにも入場できるようになった。
ウェイデンの『キリストの磔刑・二連祭壇画』
ロッキーのブロンズ像は美術館の入り口手前にある
Philadelphia Museum of Art
2600 Benjamin Franklin Pkwy., Philadelphia, PA 19130
ルノワールとセザンヌを観るなら
バーンズコレクション
医薬品の共同開発で財を成した美術蒐集家アルバート・C・バーンズが1922年に創立。印象派およびポスト印象派、近代絵画の作品を中心に900点以上の絵画を含む4323点の作品を所有。世界最大181点もの作品を所有するルノワールを筆頭にセザンヌ、マティス、ピカソ、ゴッホ、モディリアーニ、ルソー、スーラ、スーティンなど巨匠の作品が無秩序に並んでいる。「アンサンブル」と呼ばれるこの展示方法はバーンズが実際に自分の屋敷で行っていたもので、財団は「異なる文化や時代の作品をミクストメディアでまとめた先駆的なアプローチ」であり、「伝統的なヒエラルキーを覆し、時代や場所を超えて人間の表現の根底にある視覚的類似性を際立たせる効果がある」と解説している。
必見は、ルノワールの『水浴の群像』、スーラの『ポーズする女たち』、ピカソの『曲芸師と幼いアルカカン』、セザンヌの『カード遊びをする人々』など挙げ出したらキリがない。
ピカソの『曲芸師と幼いアルカカン』
Barnes Foundation
2025 Benjamin Franklin Parkway, Philadelphia, PA 19130
頭蓋骨と天才の脳みそ、シャム双生児
ミュッター博物館
1787年創立の民間医学協会フィラデルフィア医科大学付属の医学史博物館。外科医トーマス・ミュッター博士(1811〜1859年)の寄付を基に医療関係者や医学生の研究や教育を目的として1863年に創立。19世紀から20世紀初頭の医療器具や人体模型、解剖学的、病理学的標本、蝋人形など約2万5000点以上と歴史医学図書館(国内最古)の書籍を収蔵する。国内外からの来場者は年間13万人以上。サイエンス番組にもたびたび登場するフィラデルフィア屈指の人気スポットだ。
19世紀ウィーンの解剖医が集めた頭蓋骨139点(出身地や性別、死亡年齢、死因を明記)、アインシュタインの脳から採取した細胞のスライド標本、シャム双生児の石膏型、石鹸(死蝋)化した女性の遺体(ソープレディ)、暗殺犯の脳の一部やクリーブランド大統領の顎腫瘍の標本、腸閉塞で死亡した男性から摘出した長さ5フィートの巨大な腸、奇形の新生児の標本…など展示物はグロテスクかつホラーなものばかり。なお、同博物館では昨年から遺骨や遺体展示の倫理をめぐる論争が勃発。今後は展示内容の変更を余儀なくされる可能性もあるという。興味がある人は早めの来館を。
25cmもの角質性皮膚腫瘍ができた19世紀のフランス女性の蝋人形
ウィーンの解剖医はモーツアルトの頭蓋骨も集めていたという(同博物館には収蔵していない)
The Mutter Museum
19 S. 22nd St., Philadelphia, PA 19103
アル・カポネも収監された
イースタン州立刑務所
「犯罪者を労働を伴う孤独な監禁と厳格な規律によって矯正する」との考え方の下、1829年に開設。当時の米国の公共建造物では最大規模。ホワイトハウスよりも早く水道と全館暖房を完備した壮大な建物は先のコンセプトとともに世界中から注目を浴び見学者が殺到、瞬く間に3 0 0 以上の刑務所のモデルとなった。東京拘置所旧庁舎( 小菅刑務所)もその一つだ。1971年に閉鎖されるまで8万5000人以上を収容。後に国定歴史建造物に指定され、博物館として一般に公開している。1929年5月から9カ月間収監されたアル・カポネの部屋は必見。
全米有数の「幽霊スポット」とされる同刑務所はテレビのゴーストハンティング番組の常連。ハロウィンの季節には毎年、特別イベントも開催(今年は11月11日まで。詳細はウェブサイトを参照)
廃墟と化した独房。明かりは自然光のみだった
Eastern State Penitentiary
2027 Fairmount Ave., Philadelphia, PA 19130
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堀田徹さん |
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We Love New York♡ ニューヨークを良くしたいっ!
ニューヨーク地下鉄構内から始まった「サブウェイセラピー」。今ではニューヨークのみならず、ヨーロッパや日本でも開催されるなど、その活動は世界に広がっています。今回はその主催者でありアーティストのマシュー・ チャベス氏にお話を伺いました。
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2025年 開運!パワーストーン占い by YOKO MARIA
ニューヨーク在住のスピリチュアルカウンセラー・YOKO MARIA氏が、カバラ数秘術と天体の動き、タロットカードを巧みに使い読み、そこに自らの鋭い霊感と直感を合わせ、2025年全般と生まれ月それぞれの運勢を独自に解析しました。ジャピオン読者の方々と全世界がどうしたらみのり大きな一年にできるのか、心を込めて愛ある言葉で解説していきます。