コロナ禍で飲食店の入れ替わりが激しかったニューヨーク。パン屋においても新店が続々とオープンしている最近、こだわりのサワードウ生地のパンや個性的なクロワッサン、日本スタイルのサンドイッチなどが話題だ。今号では、2022年から今年にかけてオープンした注目のベーカリーを一挙紹介。
今年、一大旋風を起こした大学生プレーヤー アイオワ大学女子バスケットボールチームのスタープレーヤーで
その3
映画好きのための
こだわりアートシアター
新旧、国内外、ジャンルを問わず、とにかく作品の質にこだわったプログラムセレクションをしてくれるアートシアターがたくさんあるのも、ニューヨークでの映画鑑賞の魅力の一つ。
こうした映画館では俳優や監督、プロデューサーといったいわゆるセレブをゲストに迎えるだけでなく、ライターやプロダクションデザイナー、作曲家など、映画作りに欠かせない重要な役割を担っているスタッフも招待してくれるので、映画ファンにはたまらない。逆に映画ファンでなくても、ゲストトークを通して制作秘話やエピソードを聞くことは、映画に興味を持つようになるよいきっかけだ。
そんなアートシアターの中からのおすすめの一つ目は「クワッドシネマ」。オープンは1972年。デジタル化とリノベーションの後2017年にリニューアルオープンし、都会的かつ宇宙的な空間にガラリとイメージが変わったが、四つ(クワッド)のスクリーンをベースに、良質の映画をキュレートするというスピリットは変わらず。シニアプログラマーが、前述の「フィルム・コメント」ライターで映画批評家のギャビン・スミスというのも信頼がおける。
70年創設の「フィルムフォーラム」は、ニューヨークに長く住む映画ファンなら一度は行ったことがあるアートシアターだろう。映画をサポートしたいという思いが強いファンが作ったNPOで、映画セレクションには定評がある。
国内外のインディペンデント系の新作に加え、毎回楽しみなのが凝ったテーマの映画シリーズ。10月11日(金)からは「東京の下町」に焦点をあてた映画を一挙37本上映。「東京物語」(小津安二郎監督)や「野良犬」(黒澤明監督)、「菊次郎の夏」(北野武監督)などが観られる。
またソーホーにほど近い「アンジェリカ・フィルム・センター」はハリウッドスタジオ制作ものと、インディペンデント系、海外作品をバランスよく上映しているアートシアター。今でこそ入り口の待合ラウンジが広い映画館が増えているが、アンジェリカは昔からラウンジが広々としており、ゆったり気分で館内入場の順番を待つことができる。映画を観ずに、カフェ替わりに利用する人もいる。
そして、「IFC(Inde-pendent Film Channel)センター」は名前にインディペンデントとついてるだけあり、独立系の個性的な映画を中心に上映。スクリーンは五つあり、アートシアターにしては多めだ。毎年11月にはドキュメンタリー映画祭「DOC NYC」をホストする。
これらのアートシアターはグリニッチビレッジに集中しており、すべて徒歩圏内。映画館のハシゴとまではいかないだろうが、ビレッジ周辺はたくさんの映画のロケ地にもなっているので、映画館とロケ地めぐりをセットで楽しむこともできる。
Quad Cinema
34 W. 13th St.
(bet. 5th & 6th Aves.)
quadcinema.com
Film Forum
209 W. Houseton St.
(bet. 6th Ave. & Varick St.)
filmforum.org
Angelika Film Center
18 W. Houseton St.
(at Mercer St.)
angelikafilmcenter.com/nyc
IFC Center
323 6th Ave.
(bet. Carmine & 4th Sts.)
ifccenter.com
今年、一大旋風を起こした大学生プレーヤー アイオワ大学女子バスケットボールチームのスタープレーヤーで
Heritage Grand Bakery オーガニックや古代穀物の美味しさにこだわる都会のベーカリ
*本記事はCompary AB社によって提供されています。 メジャーリーグベースボールのロサンゼルス
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