今こそ学ぶ 日本人と米国の歴史
世界中から移民が集まる米国は日本と異なり、まだまだ歴史が浅い若い国だ。日本の先駆者たちが海をわたり、文化や社会の違いを学び、日本の発展に貢献した。しかし私たちは、その歴史をほとんど知らないまま米国に住んでいる。今号では、そういった歴史の一部を紹介していく。
ニューヨークのゴルフコースは、仲間と回ると一層楽しい! 今号は、当地の日系ゴルフコミュニティーを取材、グループで楽しむ魅力を探った。さあ、この夏こそコースデビューだ!
ゴルフコースに出ている間は仕事の電話(当時は固定電話)に出なくていいと気付き、「これはいい気分転換だ」という理由でゴルフにはまった、橋本純一さん。1986年に、当時の会長に誘われて「育友会」に入って以降、寝ても覚めても、ゴルフのことを考える日々。
ゴルフを取り入れると、人生が豊かになるんですよ」と橋本さん。
ゴルフはスコアを競う個人競技だ。一人で淡々と練習できるし、ゴルフコースは一緒に回るメンバーが数人いればいい。しかし、それまで細々とプレーしていた橋本さんは、育友会員の多様性に驚いたという。
「職業も年齢もバラバラ。日本だと、どうしても企業や職業で固まる傾向があるので、これは面白いなと思いました」
他の会員と一緒にプレーするうちに、皆と競い合えるようなスコアを目指そうと、平日の練習に力が入り始めた。プレーのために健康も気になる。あっという間に生活の中心がゴルフにシフトしていった。
「ゴルフを頑張っている人は、仕事も頑張っていると思います。フェアプレーをする人はゴルフ以外でも信頼が置ける」と橋本さん。
そして、ゴルフで繋がった人脈は、ゴルフ以外でも生きていく。フリーランスで仕事をしていた橋本さんの就職の手助けをしたのも、ゴルフ仲間だった。
一時は50人近いメンバーがいた育友会も、現在は30人前後。駐在員のメンバーの変動も多い。そして近年は若年層の「ゴルフ離れ」があると、橋本さんは話す。
「そろそろ世代交代も迫って来ていますから、若い世代にもっと来て欲しいです。一人でやるより、仲間とゴルフをした方が絶対に楽しいから、ぜひ気軽に足を運んでくれれば」
鈴木カヨさんは、「無念やな会」の幹事を務めている。当地の人気コンぺ「ベスト30ゴルフトーナメント」「ヘアアーティスト・ゴルフトーナメント」の運営も少し手伝っており、なかなか多忙な日々を過ごす。
「どの団体も、大体同じ顔ぶれがいるんですよね」と笑う鈴木さん。「でも、それぞれの会で雰囲気やルールが違うから、異なる会に複数所属すると楽しいんですよ」。
もう1点、ゴルフ会に入る良さは、「予定が立てやすいこと」だそう。ゴルフ場の予約や仲間との時間調整を個々でする必要がなく、先のスケジュールが見えるから、週末の調整がしやすいのだ。
無念やな会で初の女性メンバーだった鈴木さん。男性に比べていまだに数が少ない女性ゴルファーとのプレーができれば、と話す。
「初心者でも、打ちっ放しでボールが当たるようになれば、もうコースデビューできると思います。コースでの打ち方やルールは、会でも教えてくれるでしょうから、心配いりません」
そんな彼女のゴルフスタイルは、週末にぶっつけ本番でコースを回る、というもの。「練習は嫌いなので、しないんです」と、いたずらっぽく笑った。ゴルフは、このくらいの気軽さで始めても良さそうだ。
【ゴルフ会のメリット】
・さまざまな職種の人と出会える
・ゴルフの向上心が身に付く
・本当に信頼できる人が見抜ける
・複数のゴルフ会を掛け持ちすれば、気分転換に
・コースの予定を入れやすい
・初心者を教えてくれる人がいる
異なるジャンルで活躍する当地の日本人が、不定期交代で等身大の思いをつづる連載。 日本人が花見という時
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異なるジャンルで活躍する当地の日本人が、不定期交代で等身大の思いをつづる連載。 皆さん、こんにちは、
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