巻頭特集

ニューヨークのプールでひんやり。

 

厳選!ニューヨーク エリア別屋外プール

ニューヨークには、エリアごとに歴史あるプールが数多く存在する。泳ぐだけでなく歴史も学べる、オススメのプールを紹介していこう。

 

マンハッタン

Hamilton Fish Pool
128 Pitt St.
プール数: 2
(50 x 30 x 1m, 20 x 30 x 0.7m)

おいしいレストランも多く、おしゃれな街として人気の高いローワーイーストサイドにある、閑静なプール。ニューヨーク公共図書館の建築家として知られるカレール&ヘイスティングスによって1898年に設計され、36年にオープン。区内でも数少ないオリンピックサイズプールを持ち、52年に開催されたヘルシンキオリンピックでは、アメリカチームが大会前の練習に使用した実績もある。隣接するレクリエーションセンターは、82年にニューヨーク市歴史的建造物に指定された。ここでは地元の子供たち向けの放課後プログラムや大人のエクササイズクラス、パソコンレッスンも提供。

 

クイーンズ

Astoria Park
24-02 19th St., Long Island City
プール数: 1
(100 x 50 x 1.2m)

1936年にオープンしたプールで、ニューヨーク市内最大かつ最古のプールといわれている。イーストリバーの端、ロバート・F・ケネディ橋(トライボロ橋)の北からヘルゲート橋の南までという広いエリアに位置しており、泳ぐだけでなく、ニューヨークの美しい風景を楽しむことができるのも魅力。二つの遊び場、六つのテニスコート、三つの野球場、一つの競技場(トラックは修復工事中、2020年春完成予定)などを完備。プールの近くには、第一次世界大戦で貢献した、ロングアイランドシティー出身の戦死者たちを悼む記念碑もある。

 

ブルックリン

McCarren Park
776 Lorimer St., Brooklyn
プール数: 1
(100 x 46 x 1.4m)

グリーンポイントとウィリアムズバーグの間にあり、ブルックリン住民の憩いの場として愛されている公園。プールは1984年に閉鎖後、大掛かりな改修工事が行われ、2012年に再オープン。他エリアに比べサイズが大きく、各年齢層に合わせたスイミングクラスもある。35エーカーの敷地内では、遊び場やバーベキューエリアがあり、毎年夏には映画上映も開催。野球やサッカー、ハンドボール、テニスなど、さまざまなスポーツが楽しめる。

 

スタテンアイランド

Lyons Park
253 Bay St., Staten Island
プール数: 3
(メイン= 50 x 30 x 1m)

同島で最大規模のプール。スタテンアイランドとマンハッタンをつなぐ、フェリーターミナルから公園までは、徒歩約8分。利便性が良いのが特長だ。公園名の由来は、第一次世界大戦で活躍した、ジョセフ・H・リオンズ。フランス政府からクロア・ド・ゲール勲章を受章したこともあるジョセフは、スタテンアイランドで退役軍人組織を作り、最初の司令官となったことで、区民に知られている。

 

ブロンクス

Mullaly Park
1035 River Ave., Bronx
プール数: 2
(23 x 18 x 1m, 7 x 7 x 0.3m)

ヤンキー・スタジアムから徒歩5分圏内にある、大通りに面した公園。プールは中・小サイズだが、遊び場やバスケットコートの他、ローラースケーターやBMXライダーのためにハーフパイプを設置した練習場もある。公園の名前の由来となっているジョン・ムラリーは、新聞記者として活躍。1881年にニューヨーク公園協会の設立に貢献したことで、「ブロンクス公園システムの父」といわれている。

 

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