新型コロナウイルスの影響に関する最新渡航情報

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、渡航に必要な手順が日々更新されている。水際対策強化の新たな措置が開始し、商用目的の短期滞在なら入国後の待機期間は最短で3日に短縮される。アメリカからの帰国、日本からの再入国に関する渡航最新情報(※2021年11月24日現在)をチェックしよう。


アメリカから日本への渡航の流れ

航空券の手配

●航空券の手配からPCR検査の予約代行、隔離期間中のホテルなどを一括で準備したい人は、旅行会社に依頼するのがおすすめ。

一括手配できる旅行会社

HIS(エイチ・アイ・エス)
IACE TRAVEL(IACEトラベル)
Amnet (アムネット)


到着後のハイヤー・ホテル・スマホの手配

●帰国後は3~14日間の隔離期間があり、宿泊施設への移動に公共交通機関を利用できないため、ハイヤーやレンタカーを手配しておこう。

●日本のキャリアのスマホがない場合、スマホかモバイルWiFiのレンタル、または日本のSIMカードを事前に購入する必要がある。

おすすめの会社

●ハイヤー
VIPハイヤー配車、らくらくタクシー、木の子交通株式会社

●ホテル
Assist14、unito、一時期国. com

●スマホ、WiFi
アメリカ携帯屋、HanaCell、Wifiレンタルどっとこむ


渡航の72時間以内にPCR検査

●到着後、検疫所に「出国前72時間以内の検査証明書」の提出が必要。原則、検査証明書の様式は厚生労働省によるフォーマットを使用する。

 

 

フォーマット

 

●検査方法
real time RT-PCR法、LAMP法、TMA法ほか

●検体採取方法
鼻咽頭ぬぐい液、唾液、鼻咽頭ぬぐい液・咽頭ぬぐい液の混合

 

 

英語での記載、その他の検査方法・検体採取方法

 

 

よくある質問

 

 

日本の検疫が求める検査証明に対応している医療機関
Japanese Medical Care
(Jメディカル)
Anshin Medical
(安心メディカル)


質問票の回答、アプリの登録

●2つのアプリを登録
アプリは事前にダウンロードし、基本設定しておくと安心。

 

 

MySOS
健康居所確認アプリ

 

 

COCOA
接触確認アプリ

●質問票をWEBで回答
入国後の健康状態を確認するため、検疫時に日本国内で使用できる連絡先を質問票にて提出する必要がある所定の質問票にWEBで回答し、QRコードを作成すること。QRコードはスクリーンショットを保存、または印刷して検疫所に提示する。

 

 

質問票へのアクセス

 


降機から到着後

●事前に準備した質問票のQRコード、陰性証明書、ワクチン証明書を提出

●アプリ登録確認(スマホがない場合はその場でレンタル可)

●抗原検査を実施

結果が陽性→政府指定の隔離施設へ
結果が陰性️→宿泊施設あり→ハイヤーまたはレンタカーの手配(家族の送迎可)
宿泊施設なし→ホテル、ハイヤーまたはレンタカーの手配


自主隔離期間

●入国後、原則14日間の自主隔離期間が必要。

●有効なワクチン接種証明書の写しを提出すれば、待機期間が10日間に短縮される。
(ファイザー社、モデルナ社またはアストラゼネカ社製のいずれかを2回以上接種)

●商業目的の短期滞在者には、受入責任者(入国者を雇用する企業・団体等)があらかじめ業所管省庁に申請することで、待機期間が最短3日となる短縮措置が適応される。

この措置は受入責任者が以下の書類を準備し、申請窓口にメールする必要がある。

□申請書

□誓約書(入国者・受入責任者)

□活動計画書

□入国者リスト

□入国者のパスポートの写し

□入国者の新型コロナワクチン接種証明書の写し

申請書類受付専用メールアドレス : aratanasochi19@mhlw.go.jp

(※今後手続きが簡易化され電子申請が可能になる見込み)

※事前申請方法の詳細や入国後の対応については、厚生労働省のホームページまたは、各省庁申請窓口まで。

 

おすすめの会社
A travel(Aトラベル、ハイヤー付き宿泊施設を提供)

 

渡航に関する詳細(厚生労働省)

 

 


日本からアメリカへの渡航の流れは?

  • 3日以内の出発前検査結果(陰性証明)の提示
  • ワクチン接種証明の提示
  • 米国滞在時の連絡先情報の提供

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