グローバル時代の子育て

その36 子供の習い事 継続させるコツ

子供の習い事に関して多い相談が「継続できない」こと。「習い事に行きたがらない」「練習したがらない」「辞めたいと言って聞かない」。子供によっては五つも六つも習い事を渡り歩くというケースもあります。

習い事に子供を参加させる目的は「自信」の育成です。志半ばで習い事をやめてしまうことは「自分はできない!」という失敗体験をさせることになり、本末転倒です。

習い事を継続させ、特技へ引き上げ、自信を大きくするには、10年くらい続けさせることが必要です。たとえば武道で黒帯を取るには数年かかると言われますが、それを達成したことから得られる自信は一生の支えになります。

人よりうまく!

子供が習い事を「もうやりたくない!」「やめたい!」と言うのはなぜだか分かりますか?

その理由は、「うまくできないから」です。うまくできないことをやるのは楽しくないのです。例えば、泳げない子供をスイミングスクールに入れても嫌な経験、挫折感を味合わせるだけです。

子供の習い事を継続させたければ、まずは家庭で基本的な技術を教えてあげなければいけません。水泳教室に入れる前に、お父さんがプールに連れて行き、ストロークの方法、息継ぎのタイミング、飛び込みのコツを子供に教えてあげるのです。

両親が子供の練習に協力して、技能を周囲より少しだけ突き抜けさせてあげると、子供は「自分はできる!」という自信を持ちます。「もっとうまくなりたい!」と、自分から練習に励むようになるのです。

 


習い始めが肝心!

周りの子供たちと同じように週に1、2回のグループレッスンに参加していてもせいぜい技能は平均止まりです。周囲より突き抜けるには、家庭でもコツコツと練習に取り組むことが必要です。

親の経験した習い事でしたら、子供の練習に付き合ってあげてください。そうでない場合はプロのコーチからレッスンを受けることをお勧めします。

「最初からお金をかける必要ない!」と思うかもしれません。でも習い事は最初が肝心なのです。スタート時に正しい技術を身に付けることで、周囲よりも速いスピードで上達することができます。

年齢が小さい子供であれば、少し集中レッスンをするだけで、すぐに周囲から抜き出ることができます。これが子供の自信となり、習い事を継続する原動力となるのです。

習い事、丸投げはダメ!

「習い事に通わせておけばいずれ上達するだろう」と期待してはいけません。週に1、2回のグループ練習では「特技」にはなりません。技能が伸び悩むと子供は「行きたくない!」と言い出します。

習い事は家庭での練習の成果を発表する場、子供が「できる!」という自信を深める場です。習い事で技能を伸ばしてもらおうと思ってはいけません。

大切なのは親が家庭でサポートすることです。子供の自主練習に、親も根気強く付き合ってあげてください。

 

 

 

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