駐妻A・アヤ 12੍
みなさんは自分自身を大切にできていますか? 自分時間を持てていますか?一日の終わりに自分を褒めてあげられていますか?今日は辛い事だらけだった人、一日時間に追われてしまった人、失敗してしまった人etc… 今日も一日自分はよく頑張った! と褒めてあげましょう。〝辛い〟に一本足すと〝幸せ〟に変わる。全てのことは終わった過去。 明日はまた新しい日、気持ちを切り替えて明日また幸せで終わる一日にしましょう。そして自分をいっぱい褒めて大好きになってあげてください。

ターニングポイント
今の私があるのはたくさんの人が私に関わってくれたから。私が行きたい方向へ導いてくれた人達のお陰です。
私の人生を大きく変えた出来事は 高校生の時に観た、劇団四季のミュージカル『キャッツ』でした。私は高校3年生で受験を控えていました。自分は看護婦になるとばかり思い、塾や家庭教師、補修の授業もとっていましたが、『キャッツ』を観た後、母に「私は舞台に立ちたい! 舞台でミュージカルがやりたい!」と言いました。母は驚かず冷静に「あなたが心からやりたい!と思える道にいけばいい」と言ってくれました。母は私の背中を押してくれました。
そのお陰で見事に行きたい大学に入りました。そこで出会った声楽の先生は、私のコンプレックスだった声を宝物だと言ってくれました。生まれつきハスキーボイスだったので、小学生なのに大人びた声をしていた事もあり、当時はみんなにバカにされる事もありました。そんな時、小学校の音楽の先生も私のコンプレックスを吹き飛ばしてくれた人でした。「あなたはみんなと違う!それは素晴らしい事なんだから!」と言ってくれました。
そんな素晴らしい先生との出会いによって、より音楽が好きになりました。休み時間にはいろんな音楽を教えてくれて、その中でもR&Bやジャズに興味を持ちました。「自分がやりたい、挑戦したいと思うことに対して、〝私なんて…〟と絶対に思わないで、〝私だから絶対できる〟と思ってやればできるから!」と言ってくれた場面が、大学で声楽の先生と出会った時にフラッシュバックしました。
大学ではいろいろな役にも挑戦し、さまざまな役も見事オーディションで勝ち取ることができました。最初はオーディションでも何をどう見せれば良いか正直わかりませんでしたが、見せようとしたのではなくひたすらその役になりきりました。その役の生い立ちや心情、その役を掘り下げ知って共感する所から始めました。その作業と表現する事が本当に好きで楽しかったです。何が自分に向いてるかなんて、正直やってみないと分からない。
東京での出会い
ある舞台稽古の休憩中、 稽古場に置いてあったピアノを何も気にせず弾いていました。舞台監督が来て「ピアノを弾きながら歌える?」と聞かれたので、「はい」と答え、ジョン・レノンの『Imagine』を弾き語りをした瞬間、現場にいた関係者からたくさんの拍手を貰い、向田邦子原作の五人芝居の高校生役に抜擢されました。何気に触ったピアノからまた人生が変わりました。 その芝居中でもピアノを弾くシーンがあり、本当に素敵なご縁と作品に出会えたことに感謝しました。
縁と直感で今まで生きてきているので縁で繋がってる周りの皆様に感謝です。人生何が起きるか本当に分からない。分からないから面白い。ワクワクする。
米国への切符
19歳のある日、とあるオーディションを受けることになりました。「優勝したら米国で決勝大会があるらしい」と母に言われ、「米国」の言葉に食いついた私は参加を即決。オーディションは何カ月もかけて人数が絞られていき、最後の四人に残った時に面接がありました。その面接では、「あなたを中心とした時、あなたの周りに何を描きますか?」と白紙のボードを渡されました。 私は直感で、私が中心ではなく 大切な物の周りに大きな丸を描き、そこに自分を描きました。なぜなら私が大切な物や人たちを優しさで包みたかったからです。常に自分が中心ではなく、周りの大切な人たちを守っていたいという願いから描いた絵が合格につながりました。
初めての経験で驚くことばかりでした。歌は心からその人の良さと経験が伝わるもの。上手いとか下手とかでは計り知れないもの。人にジャッジされるために歌わない。ただ心から伝えたいから歌う。ただそれだけ。単純なのかもしれない。でも一番それが大切な事だと私は思います。
無事米国行きの切符を手にする事ができたこの続きはまた次回。本当に人生やったもん勝ち、人生思い通りだと確信した瞬間でした。「これをやりたい!やってみたい!」と思うと自然と周りに導いてくれる方が現れて、みなさんがやりたい方向へと必ず導いてくれます。まずは今やりたいこと、目標を持ってみてください。そして冒頭にも書きましたが、自分自身を好きになってください。一日の最後に自分をいっぱい褒めてあげてください。

窪田 弥生 Yayoi Kubota
アーティスト
奈良県出身。5歳から歌を始める。Ture star Japanオーディションで3000人の中からチャンピオンに輝き、チャンピオン大会出場のため単身ニューヨークへ。その後再び2006年に渡米。大学時代には、ミュージカルや芝居、バックダンサー、CM、レポーター、モデルなど数々の経験を重ね、サザンオールスター、BOA、スガシカオ、本田美奈子など、著名なアーティストとの共演経験も持つ。渡米後、全米トップのMacdonal’s Gospel festで女性シンガーソロファイナリストに選出される。アリシア・キースやダイアナ・ロスのボーカルトレーナーに認められ、コラボレーションしたりハーレム地区の有名なコットンクラブでも歌っている。また、10年にオフブロードウェーミュージカル『Black Nativity Now』に日本人ゴスペルクワイヤーとして出演。14年には、ニュージャージーのニューアーク・シンフォニー・ホールでゴスペル・スーパー・クワイアーでギネスに挑戦し、記録を更新。またベルリン国際映画祭で2年連続オープニングパフォーマーを務めたり、愛知万博に振り付けで参加するなど、日本とニューヨークを中心に世界を股にかけ活動中。直感と縁を大切にしている。



