巻頭特集

今年の冬休みは日本で過ごす!

賢く旅ができるとっておきアドバイス!

IACEトラベルの米原さんが伝授


プライベートでも旅行が大の趣味で、旅行のことなら何でもお任せという航空券予約のエキスパートIACEトラベルの米原さんが、今年の冬の帰省シーズンの傾向を踏まえつつ、これから春先に日本への帰省や旅行をプランしている人に耳寄りな情報と、日本国内旅行をおトクに、そして賢く移動できる方法を教えてくれた。

━今年の帰省シーズンの傾向と航空券購入においてアドバイスを教えて下さい。

燃油サーチャージと税金だけで1000ドルを超えてしまうほど航空券は高騰しています。しかし、少々航空券が高くとも今年は歴史的な円安のため日本で過ごすのにかかる費用とトータルで見積もると比較的コストパフォーマンスの良い旅になるのではと考えられています。

アメリカから日本へ行く一番のピーク時期は、学校の冬休みが始まるタイミングの12月15日からクリスマス直前の航空券が最も高額です。

基本的には60日以上前に航空券を購入することを皆さん目安としておりますが、今年は燃油の高騰、物価の高騰などが続いております。

来年の春頃に日本行きを計画している方は、3月に向けて航空券の予約の準備を始められた方がよいと思います。春休みを利用する学生や駐在の方の人事異動、日本でお花見を楽しみたいという方などで3月は混み合います。偶数月で更新される燃油サーチャージ料金は、この時期(11月1日現在)が一番高いと言われており、次の更新は12月になりますので、その頃は今よりも安くなると見込まれているので、春の帰省を計画される方は12月が狙い時になります。

 

 

 

IACE トラベル
TEL: 1-877-489-4223
www.iace-usa.com/ja


鉄道での国内移動をおトクに!

限られた時間の中で国内旅行を思う存分おトクに楽しめるジャパンレールパス

JRグループ6社が共同して提供する鉄道パスで、グリーン車と普通車の2種類があり、7日間、14日間、21日間乗り放題。海外のJR指定販売店・代理店にて購入。日本入国後に指定のみどりの窓口よりチケットの引き換え、必要書類に記入しパスを有効化する。その際に指定席の予約を取ることもできるので既に旅行プランが決まっている場合はその場で指定席の予約をしよう。

※ご利用対象者は、外国籍の方(日本・アメリカ・カナダ・ブラジルいずれかのグリーンカード保持者、また海外に連続して10年以上ご在住の方(在外公館で発行された証明が必要です)となります。

※東海道・山陽・九州新幹線の「のぞみ」号・「みずほ」号が利用できません。


飛行機での国内移動をおトクに!

JALの1区間一律料金にて日本国内を周遊できる航空パス

東京から大阪も、大阪から沖縄も、福岡から札幌も料金は1区間一律10,800円。仕事でも遊びでも日本国内移動は安定の一律料金で実現できる夢のようなパス。荷物は一つまで無料で預けることが可能。海外在住が対象。

■JAL ジャパン・エクスプローラー・パス(最安値! 変更・払い戻し不可のタイプ)
■JAL ウェルカム・トゥ・ジャパン(変更・払い戻しには手数料がかかるが可能なタイプ)


羽田空港の魅力をキャッチ
羽田空港旅客ターミナルは9連続世界最高評価を獲得

イギリスの航空サービス・リサーチ・スカイトラックス社の実施するグローバル・エア・ポートにおいて、羽田空港は9年連続で世界最高水準である「5スターエアポート」を獲得した。常に、環境の変化において多様化するお客さまのニーズを把握し、旅客の利便性や快適性を追求していると評価され、今世界中の空港から注目されている。

子連れ帰省に嬉しい羽田空港のキッズサービス

羽田空港は子供に向けたサービスが充実している。ベビールームは第1ターミナルに16か所、第2ターミナルに26か所、第3ターミナルに17か所も設置され、おむつ替え台や個室授乳室、離乳食を温める電子レンジや給湯設備も完備し、赤ちゃんの食事にも便利だ。清掃が行き届いた綺麗な空間でパパもママも子供も安心して利用できる。また、キッズにも嬉しい豊富なバリエーションの食事やプレイエリアも用意されている。
tokyo-haneda.com/kids

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