グローバル時代の子育て

その40 子供の能力を伸ばす 最高の習い事とは

子供の将来を決めるもっとも大事な要素は「自信の有無」。自信には二つの種類があり、一つが6歳までに親から与えてもらう「根拠のない自信」。もう一つが子供自身の力で獲得していく「根拠のある自信」です。今回は「根拠のある自信」のサポート方法について見ていきましょう。

 

根拠ある自信
競争で身に付く

「根拠のある自信」を手に入れる方法を具体的に言うと、スポーツ、音楽コンテスト、発表会に出て人前でダンスや演劇を披露したりと、競争に揉まれながら一つのことを継続していくことで得られる自信です。

もちろん競争すれば、敗者になることもあります。陸上競技で負ければ、「自分は足が遅い」という現実を突き付けられるでしょう。しかし、それも子供にとって必要なことなのです。「自分は足が遅い、だから他でがんばろう!」と思考を転換するきっかけになります。

自分の「強み」も「弱み」もよく分からないまま大人になってしまうと、進学や就職で失敗することにつながります。何となく大学に通い、何となく就職する。「自分のことが分からない」まま働いていくと、何となく転職を繰り返してしまうのです。

競争とは、子供が社会に出るためのトレーニングと捉えましょう。子供の時に競争と向き合う訓練をさせない、子供を守ろうとしてしまうことの方が、親としては無責任なのです。

 

 

強みを見つけ
きちんと伝える

子供を競争させていく過程では、子供の「強み」に目を向けることが不可欠です。

どんな小さなことでもいいですから、人よりも優れた面、人とは違っている面を一つ伸ばしてあげるようにしましょう。すると、子供の自信はどんどん増していきます。そして、強みを伸ばせるような習い事をすると子供はたくましく成長していくのです。

しかし、小学生の子供が自分で自分の「強み」に気付くことはできません。一番身近な存在である親が「強み」を見つけて、はっきりと言葉で伝えてあげることが大切です。

もちろん、子供が何かに対して強い関心を持っていたり、誰から見ても分かる才能や素質を有していたり、身体能力的に優れた部分があれば、それを「強み」として伸ばしてあげてください。

 

子供の強み
周囲の言葉参考に

子供の「強み」が何なのかよく分からないという場合、子供が周囲からどのように見られているのかを思い出してください。ママ友や幼稚園の先生などから「◯◯ちゃんは誰からも好かれるね」「◯◯ちゃんはいつも元気だね」などと言われることがあるはずです。それが子供の「強み」です。

子供が遊んでいる時の様子をじっくりと観察してみてください。1人で遊んでいる様子を観察すると、子供がどんなことに興味・関心があるのか分かります。

また、友達と遊んでいる時の行動を観察すると、子供の人柄や身体能力面での「強み」が見えてきます。こうした強みから習い事を決めると、子供も習い事に夢中になっていきます。

 

 

 

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