コロナ禍で飲食店の入れ替わりが激しかったニューヨーク。パン屋においても新店が続々とオープンしている最近、こだわりのサワードウ生地のパンや個性的なクロワッサン、日本スタイルのサンドイッチなどが話題だ。今号では、2022年から今年にかけてオープンした注目のベーカリーを一挙紹介。
お菓子やフルーツをそのままジュエリーに変身させるブランド「グリッターライムス」。そのアイコニックなデ
ウェアラブルアート(着るアート)として個性的なデザインのアクセサリーを展開するブランド「ヒューマンミューズ」には、眺めるだけでも心が躍る華やかなアイテムが並ぶ。
教育者やコミュニティーオーガナイザーとしての顔も持つオーナー兼デザイナーのカサンドラ・ミナーさんは、大学時代はファッションデザインを専攻していたそうで、コロナ禍の隔離期間中に創作活動を再開。自分自身や友人のために始めた創作が、心の癒しにつながったという。
マーブル模様のような美しいデザインは、細い棒状になった何色ものポリマークレー(樹脂粘土)をパスタのように束ねてカットし、オーブンで加熱。焼き上がり加減によって一つとして同じものはない絵柄が出来上がる。「デザインや色のアイデア源は、ここブルックリンのコミュニティーです」とカサンドラさん。
「それから、家族や友人もインスパイアをくれる私にとってのミューズたちです。大変な時期だからこそ、アートを通じて平和な時間や喜びを人々に提供できたら」。今後はイヤリング、ネックレス以外の新たなアイテム製作も考案しているというから、今から待ち遠しい。
human muse
IG: @human_muse
2012年創業の手作り天然せっけんやバスアイテムを展開する「ブルックリン・バー・ボディー&バス」は、シンプル、フレッシュ、クリーンをモットーとするボディーケアブランドだ。オーナー兼クリエイターのジョアン・モンタルトさんは、趣味でせっけん作りのクラスに参加したことから同ブランドのアイデアがひらめいたという。ストリート販売から始めたせっけんは今では多くの人に愛用され、ローション、リップ、キャンドル、ハンドサニタイザーなど、商品ラインアップは多岐にわたる。
香料や化学成分を配合する市販のせっけんとは異なり、全てナチュラルで安心安全の処方を実現した濃厚なテクスチャーは、シアバター、オリーブオイル、マンゴーバターなどシンプルな原料で構成。素肌を潤す高い保湿力にも定評がある。「長い時間をかけて完璧な材料、レシピを完成させました」とジョアンさん。
現在は自宅のスタジオで製造し、BBFLやオンラインショップで販売を行う。ちなみにジョアンさんはBBFLのディレクターとしても活動し、普段は店頭にも立っているので、近くに立ち寄った際は元気いっぱいのジョアンさんに会いに行ってみるのもおすすめだ。
Brooklyn Bar Body & Bath
IG: @brooklynbarbodyandbath
Web: brooklyn-bar.com
「Heavily Tattooed Bartender」「Shut Up! Let Teachers Teach!」「Get Off My Lawn」など、過激で思わずクスリとしてしまうような少し変わったネーミングのフレグランスキャンドルをそろえる「バージン・オン・ファイヤー・キャンドル」。ブルックリンを拠点に活動するジェシー・レジスさんが2020年6月にスタートし、〝卑屈で欠陥のあるこの世界〟をユーモアたっぷりに表現するキャンドルブランドだ。
一番人気は、スモークドハニーとシダーウッドが香る「Fuck It, I’m Buying a Cabin」。「キャビンにこもって全てから逃げ出したい。そんな風に誰もが自暴自棄になることがあるはず。そんな時こそ私のキャンドルで笑ったりアホらしくなったりしてほしいのです」とジェシーさんは語る。
そんなユニークなコンセプトだが、製品は全て信頼のあるサプライヤーから仕入れた100%ソイワックスを採用した本格派だ。キャンドル作りはジェシーさんが独学で学び、丁寧に手作りしているという。今やサステナブルなキャンドルとしても注目され、現在国内50州と9カ国で販売。今回のアワード出展を機に、日本への販売にも力を入れるというから要チェックだ。
Virgins On Fire Candle Co.
IG: @virginsonfirecandleco
Web: virginsonfire.com
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