巻頭特集

夏こそさわやかに免疫力アップドリンク

野菜と果物たっぷりのスムージー
【 栄養士・宮下麻子さん 】

米国登録栄養士で栄養コンサルタントの宮下麻子さんは、毎朝自分の体調に合わせて野菜や果物を使ったスムージーを作って飲むという。今回紹介してもらったのは、ほうれん草やケールを使った「グリーンスムージー」、ニンジンとオレンジを使った「橙(だいだい)色ベータカロテンスムージー」、そしてきゅうりの効能を存分に生かした「きゅうりスムージー」の3種。

「ご紹介するスムージーには、免疫力アップだけではなく、風邪予防や美肌づくりにも必要なビタミンCや、消化や代謝に必要な酵素が豊富に含まれ、新陳代謝も活発にする効果があります。また、どのジュースも私たちの健康維持に必要な栄養素を含んでいます。それに加えて、それぞれのジュースにベネフィットがありますので、ご自分の健康状態に合わせて試してください」と宮下さん。

「グリーンスムージー」はカルシウムがたくさん含まれている野菜を使っているので、骨や心疾患の健康維持に。果物は好きなものを組み合わせてオーケーだが、特にキウイはビタミンCの含有量が多いのでおすすめだとのこと。

「橙色スムージー」は抗酸化物質のベータカロテンが豊富。「お肌と目の健康にもよく、免疫機能維持や肺の健康にも効果がある栄養素です」と宮下さん。

そして、週1回の頻度で宮下さんの食卓に登場するのが「きゅうりスムージー」。「きゅうりには利尿作業があるので、デトックスやむくみに効き、また疲労、不眠、心疾患、消化器官の健康維持に必要なマグネシウムも含みます。そのため、頭痛(脱水症状からの頭痛)緩和にもつながります」と説明する。

夏はみずみずしく、おいしい野菜や果物が出回る時期。サラダや料理だとたくさん食べるのが難しいが、スムージーにしてごくごく飲んで、しっかり栄養補給しよう。

 

宮下麻子さん

米国登録栄養士、ニューヨーク州認定栄養士。生活習慣病をはじめ、ストレス、甲状腺疾患、妊娠糖尿病などを専門に栄養指導する傍ら、メンタルヘルスと栄養についてのコンサルテーションも行う。また自身のブログ「ニューヨーク発 食が健康と美を作る話」やSNSでの情報発信、健康レシピ紹介、Zoomを使った栄養講座なども実施。

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