2018/12/07発行 ジャピオン996号掲載記事

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日本人NY不動産白書
所有する人、しない人/span>

今回の読者アンケートでは、当地での不動産を所有する人、しない人を含め40人以上が回答。読者の不動産に対する意識を聞いた。

回答者の内訳は、「物件を所有」(53・7%)、「所有していたが売却した」(9・8%)、「今後購入予定」(9・8%)、「所有したことがない」(26・8%)となっている。

きっかけは生活の変化

不動産所有者の86・4%は、住宅として購入。購入理由は、「家族が増えた」(KEIさん他)、「転職」(キャラウェイ・ローグ・ラバーさん他)とライフスタイルの変化が一番多かった。それに次ぐのが、高い家賃を払い続けるのならば購入して、自身の資産として残した方がよいという意見(NY POKOさん、MKさん他)で、低い空室率が続き、家賃上昇率が高いニューヨークならではの理由が予想通り多かった。
そうした事情を見越してか、長期居住者(16年以上)では複数の不動産を所有する人が多い傾向も見て取れた。
購入してよかった点については、Stantonさんのように、「家の価値が確実に上がっている」の他に、「家賃収入がある」(N&Yさん)、「家賃が上がることを心配しなくてもよい」(YHさん)と、ここでもニューヨーク独特の不動産事情からくる利点を享受している人が多いのが分かった。

学区の良さ? 気に入った物件?

今回は、不動産購入したエリアを選んだ理由も聞いている。

家族が増えたために不動産を購入した人の多くは、将来の子供の教育環境を見越して、「学校の水準が高い」(花さん)、「学校区の良さ」(ニコさん)を理由に挙げた。またTofuさんのように、気に入った物件、エリア、そして子供の教育環境の良さと複数の好条件が重なった人もいるようだ。その他にも「ビューがよかった」(MKさん)、「身体的、精神的、値段的にもベスト」(ぷーちゃんさん)、「庭に桜の木があり、地下鉄駅に徒歩圏内」(YHさん)といった声も聞かれ、一概に一定のエリアだけが人気ではないことも分かった。

購入考えるけど…

「不動産を持ったことがない」と答えた人の中でも半数は「購入を考えたことがある」と答えている。「将来の投資として」(30代男子さん)、「うまくいけばもうかる」(Sakaさん)とポジティブな側面を感じている人もいる。しかしもう一方で、とびこさんのように、「持ち家と賃貸のどちらがいいのか判断がつかない」と考える慎重派もいた。

かつては不動産を所有していた人が売却した理由としては、「コープ住宅から一軒家への買い替え」(RKさん)、「他州への引っ越し」(オールドサイクリストさん)と移転が理由の人と、Jumpさんのように、「不動産税(プロパティータックス)が高過ぎる」といった理由から長年所有した不動産を手離している人もいた。

最後に購入者からのアドバイスも紹介したい。

「とにかくいろいろな物件を見ること。信頼できる人の紹介や口コミでいいブローカーを見つける」(けいさん)、「なるべく多くの物件を見て、ピンときたら即決すべき」(YHさん)など、日々の情報収集の努力が欠かせないことがうかがえた。

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回答者の年齢層
20代 4.9%
30代 9.8%
40代 17.1%
50代 46.3%
60代以上 21.9%
 
回答者の居住エリア
マンハッタン 31.4%
ブルックリン 17.1%
クイーンズ 19.5%
ニュージャージー州 9.8%
NY州アップステート 7.3%
ロングアイランド 2.4%
その他 12.5%
 

 



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