2018/11/30発行 ジャピオン995号掲載記事


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大切な人と行く市内の名店3選
ニューヨーカーが愛する市内の高級レストランを、編集部が独自にピックアップ。
特別な日には足を運んでみよう。
 


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栄養満点のスープ「Bone Broth」は、食べ過ぎ・飲み過ぎのパーティーシーズンにぜひ飲みたい

朝食/ランチ
レイナード
Reynard at Wythe Hotel
80 Wythe Ave., Brooklyn, NY 11249
TEL: 718-460-8004
www.reynardnyc.com


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(写真上)レキさんが新たに導入したブランチメニュー「Socca」、(写真左下)早起きした日は、「Dippy Egg」や「Puffed Cereal」などの朝食メニューも、(写真右下)店はかつて木箱工場だった建物の中にある

レイナード」はブルックリンにあるデザイナーホテル「ワイスホテル」内のレストランだ。オーナーのアンドリュー・ターロウさんは、1998年に自身初のレストラン「ダイナー」を開店以来、「マーロウ&サンズ」などの人気店を次々生み出した。オーガニック食材にこだわり、ローカルの生産者を大事にする。

そんなターロウさんは昨年、所有する5店のヘッドシェフを総入れ替えした。現在「レイナード」を切り盛りするのは、女性シェフのクリスティーナ・レキさんだ。

環境に配慮する食事を提案するレキさんは、食材廃棄を減らすことにこだわる。調理で余った牛の骨はコトコト煮込んで、スープメニューに。ターメリックとショウガで食欲をそそり、食材そのものの持つ味を引き出す。少量でも食べ応えあり。

ブランチの人気メニューは、イタリアやフランスで親しまれているヒヨコ豆のパンケ ーキ、ソッカ。中東のミックススパイス、ザタールをふんだんにかけ、ヨーグルトでまろやかさをプラス。薄い生地に焼き野菜が彩りを添える。野菜の一部は木炭で丁寧に焼き、繊細な甘みを引き出している。

ブランチは午前11時からだが、7時からの朝食でも一部同じメニューが味わえる。ちなみに同店はチップフリー。


 

高級ホテルは裏切らない
名コンビの手掛ける逸品

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肉厚なチキンを豪快に焼き上げる。注文は2人分から

ディナー
ザ・ノマド
The NoMad
1170 Broadway
(bet. 27th & 28th Sts.)
TEL: 212-796-1500
www.thenomadhotel.com

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(写真上)アサツキのディップソースを味わう「Crudite」、(写真左下)シックで落ち着いたパーラー、(写真右下)ショートブレッドとアイスクリームのプレート「Milk & Honey」

ノマドエリアの中でも、ひときわおしゃれなホテルが「ザ・ノマド」。ここのロビー階に、舌の肥えたニューヨーカーたちが太鼓判を押す、ニューアメリカンのレストランがある。

シェフのダニエル・ハムさんと、オーナーのウィル・グイダラさんは、フラットアイロンにある高級店「イレブン・マディソン・パ ーク」を、ミシュラン三つ星に導いた名コンビだ。2012年にオープンした「ザ・ノマド」は、そのクオリティーをカジュアルに味わえるのが売り。

自慢メニューの一つが、ローストチキン。じっくり焼き上げた黄金色のチキンは、ジューシーでうま味が凝縮されている。フォアグラとトリュフという、ぜいたく極まりないトッピングを施したら、甘いブリオッシュを添えて完成。このチキンは、ランチ時にはバーガーでも提供している。

こってりしたメーンに合わせるアペタイザーなら、色鮮やかな生野菜のディップがオススメ。

店内は異なるコンセプトの部屋に分かれており、シックな雰囲気の部屋「パーラ ー」と、高級サロンのような趣の「アトリウム」がある。希望があれば事前に問い合わせてみよう。


 

シガーの煙に包まれて
ジャズの音と共に一杯

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シガーとスコッチの両方をオーダーして、欲張りな夜を楽しもう

バー
ザ・カーネギークラブ
The Carnegie Club
156 W. 56th St.(bet. 6th & 7th Aves.)
TEL: 212-957-9676
www.hospitalityholdings.com

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(写真上)バーボン、ベルモット、ビターエールを混ぜ合わせたカクテル「Boulevardier(伊達男)」、(写真下)クラシカルな書斎を思わせるラウンジ

 


1996年にカーネギーホールの隣にオ ープンした、シガー(葉巻)とスコッチウイスキーが自慢の「ザ・カーネギー・クラブ」。男の社交場、なんて言い方はもう古いかもしれないが、雰囲気はとにかくダンディーで、オールドスタイルだ。

まるでプライベートの書斎に迷い込んだかのような内装の、ラウンジが特徴。18世紀に作られたという木製の本棚には、革張りの古書が並び、石造りの暖炉の炎が、温かな光で室内を照らす。特別感あふれる空間だが、もちろん誰でも入店できる。

どこかノスタルジックな空間でくゆらす、シガーの味は格別。ドミニカ共和国産のものを中心に、約26種類を取り扱っている(変動あり)。味わいも、メロウで甘いものから、スパイシーなものまでさまざま。約20種あるスコッチと一緒にオーダーして、深い香りの共演を楽しみたい。

そして、いい酒といいシガーは、やっぱりいい音楽を聴きながら楽しむに限る。同店は毎週土曜日、選りすぐりのミュージシャンたちがフランク・シナトラのジャズナンバ ーを披露する、伝統的な人気イベントを開催している。カバーチャージは1人当たり40ドル(2ドリンク付き)。次回のスケジュ ールはウェブサイトで確認しよう。


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