2018/07/06発行 ジャピオン974号掲載記事


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①フィラデルフィア美術館
ロッキーがトレーニングで駆け上がった、正面玄関前の階段が定番の撮影スポットだが、美術館としての評価もかなり高い。セザンヌの「大水浴」や、ゴッホの「ひまわり」など世界的な名画を所有する他、20世紀ごろの現代アートのコレクション(左写真)は国内でも有数の所蔵数を誇る。入場料は20ドルで、毎月第1日曜の午前10時から午後5時と、毎週水曜の午後5時から8時45分までは入場料は任意。月曜休館。
Philadelphia Museum of Art
2600 Benjamin Franklin Pkwy., Philadelphia, PA 19130/www.philamuseum.org



②バーンズファウンデーション
完全予約制の美術館なので、静かに鑑賞したい人にオススメ。所蔵作品は、元々は美術研究家の個人コレクションだったものだ。フランスを中心とした近代抽象画のコレクションに特化しており、この美術館のためだけにフィラデルフィアを訪れる人もいるほど、豪華なラインアップ。この夏はルノアール親子に焦点を当てた特別展示を開催している。入場料は30ドル。火曜休館。
Barnes Foundation
2025 Benjamin Franklin Pkwy., Philadelphia, PA 19130/www.barnesfoundation.org



③フィラデルフィアズ・マジックガーデンズ
フィラデルフィアのモザイクアーティスト、アイザイア・ザガー氏の最大の作品にしてギャラリー。モザイクやガラス瓶、レンガやセメントなどで覆われた迷路のような構造で、どの箇所を取っても同じつくりはない。一見雑然としているが、一つ一つのパーツの色や材質が調和して、不思議なアート空間を生み出している。敷地内に企画展示用の屋内ギャラリーもあり。入場料10ドル、火曜休館。
Philadelphia’s Magic Gardens
1020 South St., Philadelphia, PA 19147/www.phillymagicgardens.org


日々の忙しさに疲れたら…
日本家屋「松風荘」に行ってみよう
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ウェストフィラデルフィアのフェアマウント公園にある、伝統的な日本家屋および庭園が、松風(しょうふう)荘。フィラデルフィアの観光地として、現地ガイドブックなどでも必ず名前が上がる人気スポットだ。通年でイベントや教育プログラムに使用されているが、4月~10月は期間限定で、敷地内を一般公開している(月・火曜休館)。
元々、日米の友好を願って日本政府からアメリカ政府に贈られたもので、ニューヨーク近代美術館(MoMA)での2年間の展示後、1958年に現在の場所に移設された。フェアマウント公園は、1876年のフィラデルフィア万博でも日本家屋を展示していたりと、移設前から日本建築と縁があったのだとか。
現在、同公園はフィラデルフィア日米協会が運営・管理しており、期間中は誰でも無料で入場できる。伝統的な茶室、開放的な床の間、そして石でできた滝と紅白のコイが泳ぐ池は、隅々まで手入れが行き届いていて居心地抜群だ。2007年に日本画家の千住博氏が描いた障壁画や、生け花インターナショナル・フィラデルフィア支部による華道など、現代の日本文化の継承も行われている。日本の本格的な「わびさび」の空気が、今も流れている。
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974_Philadelphia_4-3Shofuso Japanese House and Garden at West Fairmount Park
on Lansdowne Dr. (at Horticultural Dr.), Philadelphia, PA 19131
www.shofuso.com


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