2018/06/01発行 ジャピオン969号掲載記事


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夏はやっぱり…
シェークスピア劇

日本では観る機会が少ないシェークスピア劇。でもニューヨークでは、夏といえばシェークスピアが風物詩の一つ。

その理由の一つには毎夏、セントラルパークで開催されるシェークスピア・イン・ザ・パーク(上写真)の存在が挙げられる。本格的なシェークスピア劇を屋外で見られる無料イベントで、50年以上の歴史を持つ。今夏は6月24日(日)まで4大悲劇の一つ「オセロ」、7月17日(火)から8月19日(日)までは、離れ離れになった双子の兄妹の境遇を描く喜劇、「十二夜」をミュージカル仕立てにして上演する。無料だが整理券が必要。

夏のシェークスピアはまだ続く。この時期、無料の野外シェークスピア劇が市内各所で観られる。ニューヨーク・クラシカル・シアターは6月5日(火)から7月29日(日)まで、おなじみの「ロミオとジュリエット」を上演。他にもシェークスピア・ダウンタウンは、妖精のいたずらで巻き起こる恋愛劇「真夏の夜の夢」を6月14日(木)から24日まで、バッテリーパークのクリントン砦で、またドリリングカンパニーによる「ハムレット」は7月5日(木)から8月5日(日)まで上演する。

また有料だが自然に囲まれたハドソンバレーで開催されるハドソンバレー・シェークスピア・フェスティバルも見逃せない。6月22日(金)から8月26日(日)まで歴史悲劇「リチャード二世」を上演する。

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★Shakespeare in the Park
www.publictheater.org/en/Free-S
★New York Classical Theatre
www.newyorkclassical.org/season
★Shakespeare Downtown
www.shakespearedowntown.org
★Drilling Company
www.drillingcompany.org
★Hudson Valley Shakespeare Festival
www.hvshakespeare.org


夏の訪れ…
野外映画鑑賞

夏季は、平日、週末問わず、毎日のように市内のどこかで野外映画鑑賞会が開催されるため、映画好きなニューヨーカーは夏の夜を屋外で過ごす時間が長い。上映作品のジャンルもクラシック、子供向け、ハリウッド話題作など幅広いのが特徴といえる。

マンハッタン、ブルックリンの施設、学校の屋上などで鑑賞会を開催しているのが「ルーフトップ・フィルムズ」(上写真)。8月末までの毎週末、インディーズ映画を中心に上映。ほぼ毎回、上映前にライブ演奏、上映後に質疑応答がある。今夏はなぜかグリーンウッド墓地での上映が多め。

市民にとって最もおなじみなのは、ブライアントパークで6月18日(月)から8月20日(月)まで、ハリウッド大作を中心に上映する「ムービーナイト」。

毎週水曜日にマンハッタンのピア1で開催されている「ピア1ピクチャーショー」は7月11日の「ロジャーラビット」を皮切りに子供向け映画を上映。8月1日にはアカデミー賞最優秀長編アニメ賞受賞の「リメンバーミー(Coco)」も上映する。毎週金曜日にピア46、毎週水曜日にピア63で開催の「ハドソンリバーフリックス」(7月11〜8月24日)はハリウッド最新作を上映。

またイントレピッド海上航空宇宙博物館の「イントレピッド・ムービーシリーズ」では、空母のデッキ上で映画鑑賞という貴重な体験ができる。


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★Rooftop Films
www.rooftopfilms.com
★Movie Nights
www.bryantpark.org/programs/movie-nights
★Pier I Picture Show
www.nycgovparks.org
★Hudson River Flicks
www.hudsonriverpark.org
★Intrepid Summer Movie Series
www.intrepidmuseum.org


暑い日は絶対…
水遊び

夏の定番といったら水遊び。実は市民、特に日本人でも知らない人が多いようだが、最も身近にあり、無料で楽しめる水遊び場といえば屋外市民プールだ。5区に計34カ所(屋内は12、ミニプールは19カ所)あり、6月27日(水)に一斉にプール開きする。9月8日(土)まで毎日午前11時から午後7時まで営業しているので、日がな楽しむことができる。無料だがロッカーに使う「頑丈な錠前」を必ず持っていくこと(簡易なものだと入場できないことがある)。

さらに本格的な水遊びを楽しみたいという人におすすめしたいのは、ロングアイランドにある夏季限定のウオーターパーク「スプリッシュ・スプラッシュ」(上写真)。96エーカーの敷地内には、流れるプール、波の出るプールなどの他に、30種のウオータースライダーやアトラクションがあって、大人も子供も楽しめる。また身長137センチ以下の幼児専用のプール、アトラクションも充実しているので、一家そろって出掛けるにはうってつけだ。

ニュージャージー州ジャクソンにある遊園地、シックス・フラッグズ・グレートアドベンチャーに隣接する夏季限定のウオーターパーク「ハリケーンハーバー」も、同様に流れるプール、アトラクション、スライダーが充実。現在は土、日曜日のみの営業。6月22日(金)から9月3日(月)までは毎日営業している。


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夏の祭りのような…
フードフェス

日本のお祭りのような雰囲気が楽しめるのが、市内各所で開催されるフード&ドリンクに関連した野外イベント。

10月までの毎週末ブルックリンで行われる「スモーガスバーグ」には、地元の店を中心に約100のフードベンダーが集い、毎週末3万人以上が訪れる。常に新しい、おしゃれでインスタ映えもするカジュアルフード、ドリンクがそろっていて、今年は14の新たなベンダーが加わっている。日本人にもおなじみのかき氷を、モダンに変化させたボンサイカキゴオリや海鮮料理を提供するヨシモト・フィッシュ・カンパニーなど和を盛り込んだベンダーも登場。会場は土曜日がウィリアムズバーグ、日曜日がプロスペクトパーク。

世界の食文化に触れる機会が増えるのもこの時期。6月17日(日)には「テイスト・オブ・ジューイッシュ・カルチャー・ストリートフェア」が6アベニュー(48〜49ストリート)で行われる。レストランが自慢のジューイッシュグルメを振る舞う。7月22日(日)は「ジャマイカン・ジャーク・フェスティバル」が、9月6日(木)は、マンハッタンのリトルブラジル(46ストリート)で「ブラジリアン・デー・イン・ニューヨーク」が催される。さらに、6月15日(金)までの毎日、32〜33ストリートのグリーリースクエアでの「ブロードウェー・バイツ」では、さまざまな国の料理にインスパイアされたフードが楽しめる。


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★Smorgasburg
www.smorgasburg.com
★Taste of Jewish Culture Street Festival
www.circle.org/event/tjcsf
★Brazilian Day in New York
www.brazilianday.com
★Broadway Bites
www.urbanspacenyc.com/broadway-bites


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