2018/03/16発行 ジャピオン958号掲載記事

 

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読者が語る

このエリアのココが好き

 今回、読者アンケートを実施し、62人から回答を得た。アンケートでは現在住んでいるエリア、またそこを選んだ理由、好きなところなどを聞いた。

 今回のアンケート回答者はニューヨーク市内では30・6%がマンハッタン、24・2%がクイーンズ、6・5%がブルックリンに居住。ニュージャージー州在住者は17・7%だった。

 そのうち56・5%が賃貸物件、42・5%が購入物件に住んでいる。また同じエリアに住んでいる期間は10年以上が32・3%と最も多かった。

 それぞれがそのエリアに住み始めた理由について質問したところ、やはり「通勤、通学に便利」という意見が50%でトップ。「静かな環境」(48・4%)、「治安がいい」(45・2%)が続いた。

 今回は、マンハッタン、クイーンズ、ブルックリンにフォーカスして読者の意見を紹介する。

交通の便だけじゃない
マンハッタン

 商業、経済の中心はやはりマンハッタン。ここに住む理由の多くは交通の便の良さだ。

 アッパーウェストサイドに住む、おーきっくさん(50代女性)は、「ミッドタウンとの境目なので、どこに行くにも便利で気に入っている」という。その南側、ミッドタウンウェストに住むFujiroさん(40代男性)も「通勤に便利で、近所に食品、日用品を購入できる店が多く、出掛ける際のアクセスもいい」とそろい踏みの生活環境に満足しているようだ。同じく西側のガーメントディストリクトに住むタッドさん(男性)は交通の便の良さを理由にこの場所を選んだが、「徒歩圏内にレストランが多い」とエリアの特徴の恩恵を受けている。

 ファイナンシャルディストリクトに住むカリメロさん(30代女性)は交通の便の良いこのエリアで、気に入った住居を見つけ購入。世界の金融の中心地に住むのは意外にも思えるが、「ショッピングセンターができて生活に支障がない。フルトンセンターからどこにいくにも便利」だと満足しているようだ。

 とはいえ同じマンハッタンでも、ゆったりと住める場所も多くある。マンハッタンの北端、インウッドヒル公園を擁するインウッドに10年以上住むMachamiさん(50代女性)は、「マンハッタンなのに庶民的。落ち着いている独特の雰囲気がある」とマンハッタンらしからぬ部分が気に入っているそうだ。

生活しやすさ光る
クイーンズ

 各国からの移民が多く、彼らが織りなす豊かな文化が魅力のクイーンズ。

 ジャクソンハイツに住むヨーコさん(50代女性)は、「東南アジア、中南米系の移民が多く活気がある」といい、家族も多く、さまざまな年齢層の住民が暮らしていて、「生活感がある」「明るい」とエリアを言い表す。

 お隣のウッドサイドについて、いうぉーくさん(20代女性)は「人通りが多く活発なのに、近隣は静か。夜でも便利」とやはり「動」のイメージを抱いている。

 日本人に人気のアストリアに住むAyaさん(30代女性)は、「日系スーパーもあるし、周りに何でもあり、非常に便利。住みやすい」とその魅力を語る。ここから移る気はないそうだが、「近年人気が高くなり、物価や家賃が高騰している」ことが心配の種だそうだ。

 子供の学校進学を理由にフォレストヒルズに移ったヤマさん(40代男性)は「マンハッタンから遠からず近からず」と、その絶妙な距離感を表現した。

開発と生活の共存
ブルックリン

 近年、日本でも「おしゃれな街」として知られるようになったブルックリン。ここは開発の波が押し寄せている一方で、安定した生活環境も手に入れられるところが人気だ。

 ブッシュウィックに住むソルトさん(30代女性)は、家賃の安い気に入った物件を見つけて住み始めたと語る。「住民に若手のアーティストが多く、面白い店、レストランが多い」といい、さらにウィリアムズバーグまで5分、ローワーイーストサイドまで15分程度で行ける交通の便の良さも気に入っているところだと言い、「嫌いなところは全くない」という。

 子供のいる家族にとっても利点が多いのが、ブルックリン。レファーツガーデンに住む、えみこさん(30代女性)は、「プロスペクトパークや動物園が近いので子供が喜んでいる」という。また「電車、バス一本でダウンタウンブルックリンに行けるのでホールフーズやトレーダージョーズに買い物に行きやすい」と、環境に満足しているようだ。

 次ページからはジャピオンが厳選した、マンハッタン、ブルックイン、クイーンズの気になるエリアを紹介する。


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