2018/01/12発行 ジャピオン949号掲載記事

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格好よく踊れるようになりたいけど、運動に自信がないし、何から始めればいいか分からない…。そんな初心者の悩みを、現役ダンス講師のChioさんが解決!

 ブロードウェー・ダンス・センター(BDC)は、現役のプロダンサーやプロ志望の生徒も多く在籍し、本格的な指導を行うダンススクール。同センターで約17年講師を務めているベテランダンサー、Chioさんは、ジャズダンスとファンクダンスを融合した「ジャズファンク」のクラスを、週6回教えている。

 クラスは流行のダンスミュージックに合わせた、Chioさんオリジナルの振り付けを練習する、1回完結方式。ダンサー志望の生徒や老若男女問わず未経験者、そして海外からレッスンを受けに来た旅行者など、さまざまなバックグラウンドの人たちが思い思いの練習着を身にまとい、鏡に映る自分と向き合う。

 Chioさんが細かな手足の動きを少しずつ説明し、1時間30分のレッスンで約2分のダンスを完成させる。覚えたての音と共に踊る生徒もChioさんもノリノリだ。

誰でも始められる趣味

 「初心者は『他人に下手なダンスを笑われたくない』と思いがちですが、踊っている最中は皆、格好良く踊ることに必死。だから他人なんて見ていないんですよ」とChioさんは笑う。

 「ニューヨークの人は特に自由気まま、他人は気にしない。ここはダンスを始めるには最高の街です」

 Chioさんいわく、趣味のダンスに特別な運動スキルは必要ない。体が硬い人でも、踊っているうちにある程度の柔軟性は培われるからだ。

 「最初はうまく踊れなくて当然。そのためのクラスですから。諦めずにとにかく動いてみて、できる動きを積み重ねていけばいいんです」。そして、動きについていけない自分を「素直に受け入れる心」が大切だとChioさんは語る。

変動するダンスの流行

 現在、コンサートや映像作品を含むコマーシャルダンスは、西海岸を中心に展開されている。ヒップホップなどのストリートダンスが特に盛んで、世界中からダンサーが集まる。一方、本場ブロードウェーのあるニューヨークは、ミュージカルショーをはじめとしたシアターダンスの聖地。シアターダンスはアマチュア向けの初級クラスがあり、趣味の範囲でも楽しめる。

 東西問わず最近人気のジャンルは、ピンヒールを履いて激しく踊る、セクシーなヒールダンス。2014年にオーディション番組で、BDC講師でもある男性ダンサー、ヤニス・マーシャルさんが披露したことでブームに火が付いた。

 「SNSやユーチューブが普及して、素人でもお気に入りのダンサーを見つけやすくなりました」とChioさん。「憧れの人に近づくためにダンスを始める人も多いですね」。

まずは見に行ってみよう

 では、自分に向いているダンスジャンルはどう見極めるのか?Chioさんの回答はずばり「クラスに見学に行くこと」だ。

 「どんな講師が、どんな雰囲気で教えているのか、クラスを受ける前に見ましょう。スタジオに行けばレッスンの進行や難易度も実感できますよ」

 

Chioさん
愛知県出身。大学生の時にダンスを始め、夏休みにニューヨークのダンススクールに通ったことをきっかけに、本格渡米。バスケチームのチアダンサーなどを経て、2001年にBDCでのクラス指導を開始(www.broadwaydancecenter.com)

 

Chioさん(写真右)の「ジャズファンククラス」。BDCは受講の際、一定のダンス経験があることを推奨するクラスが多いが、やる気があれば誰でも参加OK


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