2017/11/17発行 ジャピオン942号掲載記事

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今、ニューヨークは
「ナチュラルコスメ」が熱い!

コスメストア「CAPビューティー」に、「ナチュラル」にこだわる理由を聞いた。

 健康やエコに関心が高く、、ナチュラル志向のニューヨーカー。そのこだわりはコスメも例外ではない。今ニューヨークのコスメシーンは、特に2015年前後から新規参入してきている、「ナチュラル」「オーガニック」などの合言葉を掲げたブランドがひしめく。

 そんな中、15年にグリニッジビレッジにオープンした、コスメストア兼ビューティーサロン「CAPビューティー」は、ナチュラルライフに憧れるニューヨークの女性の強い味方だ。取り扱うブランドはなんと100社以上で、その全てが自然由来の原料でできたナチュラルコスメという特色を持つ。

きっかけは「グルテン」

 「CAPビューティー」共同創始者のケリリン・パーマーさんは、元々当地のアパレル店に勤務していて、メークの専門家ではなかった。メークの世界をのぞいたきっかけは、「セリアック病」という、グルテンに対する免疫反応による疾患を発症したことだ。

 「病気になってから、食べ物に含まれている原料を詳しく確認するようになり、それがきっかけで、自分の肌に触れるスキンケア用品の原料も気になりはじめました」とケリリンさん。「ナチュラルコスメについて調べているうちに、すっかり夢中になったんです」。

 体に有害な成分を極力排除し、個々のライフスタイルに合ったコスメの存在を広めたい、という至極シンプルな願望から、同店が生まれた。

分かる人には分かる
「こだわり」

 取り扱うニューヨーク生まれのブランドの一つに、コペンハーゲンと当地を拠点に展開する「ケアー・ウェイス(Kjaer Weis)」がある。商品はグルテンフリーかつビーガン。アイシャドー(45ドル~)は13色以上取りそろえており、どれも文句のない発色具合だ。さらに環境保護にも配慮し、中身は同じ容器に詰め替えて使用可能という特色を持つ。

 また15年にブルックリンで生まれたスキンケアブランド「リンネ(LINNÉ)」は、薬草学をベースとしている。人工香料や着色料を排除し、敏感肌でも使えることで人気を博している。

 どちらも大手ブランドに比べれば少数生産。少々値が張る傾向も否めない。しかし、上質なナチュラルコスメを求めて店を訪れる客は、一様に真剣な表情で商品を試している。「ナチュラルコスメに対する関心自体が、確実に広がってきているのを感じます」とケリリンさん。

 この冬は、肌にやさしいコスメに切り替えて、ナチュラルかつ華やかなおしゃれを楽しもう。

CAP Beauty
238 W. 10th St.
(bet. Bleecker & Hudson Sts.)
TEL: 212-227-1088
www.capbeauty.com
heybeautiful@capbeauty.com

客足が絶えない、「CAPビューティー」の店内。敏感肌、グルテンフリーなど、一人一人の悩みと関心に合わせて、店員が商品を探してくれるのが心強い

▲デンマーク人メーキャップアーティストが手掛けるブランド「ケアー・ウェイス」
◀︎ボディーソープ、フェースローション、キャンドルなど、品ぞろえは豊富。健康志向の茶葉や菓子などの食料品も取り扱っている


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