2017/10/13発行 ジャピオン937号掲載記事


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郊外で見る紅葉・黄葉の景色
今、ニューヨーク市の郊外は紅葉がピークを迎えている。近郊のエリアで紅葉を楽しめるスポットの数々を紹介する。

 山に分け入り、紅葉のトンネルをくぐり、頂上からは一面赤と黄色に染まった景色を一望できる。秋はハイキングの季節。ぜひ近郊まで足を伸ばして存分に紅葉を堪能してほしい。

 
Bear Mountain State Park

 

 ニューヨーク市内から車で約1時間半と近く、気軽に行けるハイキングスポットとして人気のベアマウンテン州立公園。ハドソン川の西側に位置するこの山の頂からの紅葉の景色は、絶景。しかも、頂上までは車で行けるとあって人気も高い。もちろん、景色を楽しみながらハイキングをして頂上を目指すのもおすすめ。

 
Catskill Mountains

 

 市内からは車で約2時間半。ニューヨーク州中央部に位置するキャツキルズ山地。その東側に位置するカーターズキル滝(KaaterskillFalls)は「インスタ映え」スポット。

 二段構造のこの滝は落差79メートルで、ニューヨーク州では最大。ルート23A沿いの駐車場から渓流沿に約800メートルのトレイルが滝の上部にまで続いている。この地域はすでにしっかりと、紅葉が進んでいるので、周囲の形式を楽しみながらハイキングができる。

 そこから車で20分ほどの距離にあるハンターマウンテン。6人乗りのリフト(Hunter Mountain Scenic Skyride)を使って頂上まで行けば、周辺の山々を見下ろす絶景が楽しめる。ちなみにリフトは15日(日)までなので、今週末にぜひ訪れてほしい。

 帰り道には、「Rip Van Winkle Brew- ing Company」に立ち寄って、キャッツキル山地の湧き水を使って作った自慢の地ビールで喉をうるおしてはいかが?


 ニューヨークから車で2時間ほどのハドソンバレーは、19世紀から続く歴史を持つワインの生産地で、今もワイナリーがひしめく。紅葉が見られるこの時期、おいしいワインを傾けながら、紅葉の景色をめでるのが大人の楽しみだ。

 
Adair Vineyards

 

 木々に囲まれた住宅地を走ると、突如現れる赤色の家屋がアデアービンヤーズだ。屋外のベンチでワインを傾けながら景色を楽しむのがおすすめ。築200年の家屋、すぐ近くを流れる小川と、インスタ映えする紅葉の景色を考えたらここ。10月中は土、日曜日午前10時から午後6時まで営業。(52 Allhusen Rd., New Paltz, NY 12561)

 
Benmarl Winery

 

 1800年代からワイン生産地として知られるハドソンバレーの中でも長い歴史を持つワイナリーの一つ。ワインは数々の賞を受賞している他、今年のハドソンバレー・ワイン&フード・フェストでベストワイナリーに選ばれている。周囲は木々に囲まれている上、ワイナリーは小高い丘の上にあるので、紅葉の景色を見るのにはうってつけ。12月いっぱいは日曜から木曜日の正午から午後6時まで、金曜日は午後8時まで、土曜日は午後6時まで営業。(156 Highland Ave., Marlboro, NY 12542)

 
Brotherhood Winery

 

 現存するアメリカ最古のワイナリーをうたうブラザーフッドワイナリーは1839年創業。2000年にはアメリカ合衆国国家歴史登録財にも指定されている。19世紀に建てられた古城を思われる石造りのグランド・モナーキー・ホールは外観の風情もさることながら、建物内も一見の価値あり。紅葉を眺めながらワイン栽培200年の歴史に思いを馳せたい。12月いっぱいは日曜から金曜日の午前11時から午後5時まで、土曜日は午後7時まで営業。(100 Brotherhood Plaza Dr., Washingtonville, NY 10992)


 川岸の色づく木々を眺めながらゆったりとした時間を過ごすならば、紅葉クルーズがおすすめ。いつもと違う紅葉を楽しんでほしい。

 
FALL FOLIAGE DAY CRUISE
TO COLD SPRING

 

 マンハッタン、ニュージャージーからハドソン川をさかのぼるシーストレック社が運営するクルーズ。ジョージ・ワシントン橋をくぐり、タリータウン、ベアマウンテン、ウェストポイント近辺まで川岸に広がる紅葉を眺める。途中、コールドスプリングに立ち寄り昼食とショッピングも楽しめる。人気のツアーなので、予約はお早めに。料金は大人85ドル。(www.seastreak.com)

 
Fall Foliage Cruises

 

 クラシック・ハーバーラインが運営する1920年代様式のヨットで優雅に紅葉を楽しむブランチクルーズ。チェルシーピアから出発し、ハドソン川を北上、アッパーウェストサイドとニュージャージー州パリセードの紅葉が楽しめる。週末就航。この他にも、ハドソン川の紅葉を楽しみながら周遊するクルーズを多数提供している。こちらも人気なので、早めに予約するのがおすすめ。(www.sail-nyc.com)

 

いざ紅葉ウォッチに行く前に、目的地の紅葉度をチェックしよう。下記のウェブサイトから、現在の葉の色が確認できる。

ニューヨーク州

葉の色で表示される地図が見やすい。毎週紅葉状況を細かくアップデートしてくれて便利。インスタグラム、ツイッターでハッシュタグ「#NYLovesFall」がつけられた、一般から寄せられた写真も楽しい。
www.iloveny.com/things-to-do/fall/foliage-report

全 米

ウェザーチャンネルの紅葉マップ。全米の地域別にピーク前、ピーク、ピーク過ぎの表示で毎週更新している。
www.weather.com/maps/fall-foliage

コネティカット州

州のエネルギー・環境局のウェブサイトで公開されている紅葉前線マップ。週ごとの予想紅葉度を見ることができる。
www.depdata.ct.gov/forestry/foliage/foliagemap.htm

ニューイングランド地方

ニューイングランド地方の情報誌などを出版しているヤンキーパブリッシング社のウェブサイト、ニューイングランド・トゥデーが提供する紅葉情報。カレンダーで日を選ぶと紅葉度が分かる。
www.newengland.com/seasons/fall/foliage/peak-fall-foliage-map/

中西部、北西部、中南部

「The Foliage Network」がまとめているサイト。中西部、北西部、中南部の葉の色を毎週アップデートしている。
www.foliagenetwork.com

 

 
ジャピオン紅葉写真大会

 
この秋、ニューヨーク市内、近郊、また記事内で紹介しているスポットで撮影した写真を、ハッシュタグ「#fallfoliagejapion2017」とつけて、インスタグラムまたはフェイスブックに投稿してください。投稿された写真の中から一人に、抽選でスターバックスのギフトカード10ドル分を差し上げます(抽選締め切りは11月30日)。


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