2017/05/05発行 ジャピオン914号掲載記事

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読者が語るエリア
ここに住むにはわけがある

今回、ニューヨーク市内、近郊に住む読者に、そのエリアに住む理由に関するアンケートを実施(42人が回答)。その中でマンハッタン、クイーンズ、ブルックリンに住む読者の回答をまとめた。

マンハッタンならでは
交通の便の良さ優先

 企業、商業が集中するマンハッタンだけに、ここに住む理由に交通の便の良さを挙げる人が多かった。

 KLさん(セントラルパークサウス)は、「すべてにおいて便利」、AHさん(キップスベイ)は、「グランドセントラル駅、ユニオンスクエアが近く、交通が便利」と語る。この言葉から、マンハッタンがニューヨークの中心だと改めて意識させられる。

 他にも、交通の便の良さを理由に、学生時代から住み続けているというNAさん(グラマシー)、「いくつかある選択肢の中からあえてイーストハーレムを選んだ」と語るYKさんは、共に仕事場へのアクセスの良さを重視している。さらに「職場に歩いて行ける」と語るKKさんは「今の職場に通勤する限り引っ越しません」とまで言い切っている。

クイーンズの空気
やっぱり落ち着く

 イーストリバーを一本隔てれば、住民が求めるものは変わってくる。

 「クイーンズは落ち着いた雰囲気が好き。あえて川を渡るとなると緊張する」とAMさん(ウッドサイド)。KOさん(アストリア)も、「マンハッタンより家賃が安く、ブルックリンのおしゃれさはないものの、商店が充実していて、地道な生活を送る人には便利」と、この土地独特の良さを語る。さらにEMさん(アストリア)が「静かに暮らす人、家族連れが多く、治安が良い」と言うように、求めるものは安らぎであるようだ。

 交通のハブであるジャクソンハイツに住むKTさんは、交通の便利さを住む理由に挙げながらも、「自分と同じ移民が多く、住んでいて違和感がない」と、やはり住み心地の良さも感じている。またHYさん(オゾンパーク)のように「周りに高層の建物もなく空気もきれい」とクイーンズならではの環境が好きだという人も多くいた。

変化楽しむのなら
おいでブルックリン

 イーストリバー沿いで開発が進むブルックリンでは、その変化を楽しむ人が多いようだ。

 サンセットパークに住むYTさんは、静かで落ち着いた雰囲気が気に入っている一方で、「開発が著しく、それを見てワクワクする」と語る。グリーンポイント住民のYSさんも、マンハッタンのさわがしさから逃れられる、としつつも、「最近、昔のソーホー、イーストビレッジのようなアートシーンが移ってきた」と語り、変化を歓迎しているようだ。

 ウィリアムズバーグに長年住んだ後、ブッシュウィックに移ったYSさん。「少しずつ開けてきていますが、現在のところアーティストのスタジオが多く、開発の真っただ中」と語り、「今後、物件の価格が上がることを見込んでいます」と、エリアの将来に期待している様子がうかがえた。

住んでみたい
憧れのエリア

 今回のアンケートでは、住んでみたいエリアも聞いた。答えの中で最も多かったのはマンハッタンで、エリアはミッドタウン、トライベッカ、ユニオンスクエアなどが挙がった。だが多くが、「今のエリアが気に入っているが、あえて選ぶなら」と答えている。日本もニューヨークも、住めば都ということか。

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 次ページから、ジャピオンが厳選したマンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ニュージャージー/ウェストチェスターの気になるエリアを紹介。好きなエリアを見つけてほしい。


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