2017/04/28発行 ジャピオン913号掲載記事


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巨木が生える湖と
カジノの街シュリーブボート

 総面積約10万平方キロの巨大な湖「カドー湖」は、テキサス州とルイジアナ州の境にあり、シュリーブ地域空港から車で約1時間の距離にある。

ここでの見どころは、湖の水に浸かりながら自生する北米原産の落葉針葉高木「ラクウショウ」。水面から巨木が生えている様は、異界に迷い込んだような錯覚に陥る。ビッグフッドが住んでいた、という伝承があるのも頷ける。

19世紀までこの地に住んでいたアメリカ先住民の古い言い伝えによると、この湖は1812年に起きたニューマドリッド地震と洪水の影響で現在の形状になったといわれているが、今もはっきりとした真相は分かっていない、まさに神秘の湖。

ボートが借りられるので、周囲をコケに覆われた巨木の間をすり抜けながら進めば、ちょっとした探検気分を味わえるのが魅力。70種類以上の魚が生息するこの湖では釣りをすることもできるので、糸を垂らしながら、ゆったりとした時間を過ごしたい。

「カドー湖」へ行くための起点となる街、ルイジアナ州のシュリーブボートはルイジアナ州第4の都市で、レッドリバー沿いのホテルや船上でのカジノで知られる観光都市。大自然の中でゆったりとした後に、刺激を求めて訪れてみよう。

樹齢400年近い「ラクウショウ」が生息するカドー湖。ファンタジーの世界に迷い込んだような景色が広がる

湖にはホワイトバスやオオクチバスなど70種以上の魚と、250種類以上の鳥が生息している


天空都市で暮らす集落と
文化の融合都市アルバカーキ

 ニューメキシコ州アルバカーキ国際空港から車で約1時間半、巨大な岩の上に作られた街が、「アコマ・プエブロ」だ。

高さ約110メートルの砂岩の上にあり、アメリカ先住民のアコマ族によって約10世紀ごろに作られたこの街は、人が居住している集落として北米最古だといわれる。

現在も4800人ほどが暮らしているこの街を見学するにはツアーに参加すること。写真撮影にもカメラ使用権を購入する必要がある。そうした煩わしい手続きをしてでも、天空近くに並ぶ素朴な住居が作り出す唯一無二の風景は見ておくべきだろう。

近郊の「アルバカーキ」はスペインと先住民のプエブロ文化が融合した街並みが魅力。アドべ建築という、砂質粘土とわらで作られた建造物が見られる。「ガラガラヘビ博物館」や「ターコイズ博物館」など、ちょっと変わった観光施設もあり、子供も楽しめる。

集落の中にある唯一の木
アメリカ歴史重要文化財に指定されているサン・エステバン・レイミッション教会

日本でも見られる風景だけども迫力が違う、というのが
アメリカを旅行する楽しみの一つだ。その中で、文字通りの一面の花畑をド迫力で
味わえる場所を紹介する。

街ごとラベンダー畑

 

 ワシントン州クララム郡スクイムは、「ラベンダーの首都」と呼ばれるほどの生産地で、
九つのラベンダー農場が集中している。シーズンは6月末から8月いっぱいまで。
地域活性化のためラベンダー産業を売りにしているので、各農場をめぐるラベンダートレールができる。
ラベンダーを使った石けんやオイルが販売される「ラベンダー祭り」も開催。
今年は6月21日から23日まで「ワシントンラベンダー農場」で催される。


ドライブで駆け抜けたいひまわり畑


 ひまわりの産地といえば、「ひまわりの州」の愛称を持つカンザス州かと思いきや、現在全米の半分のひまわりを生産しているのは何を隠そうノースダコタ州。生産地は州の南西部に集中していて、8月上旬が見頃。ノースダコタにある全米ひまわり協会におすすめの観賞方法を聞いたところ、州中央を東西に走る州間道路94号線を、州都ビスマークからディキンソン方面に行くのがいいと教えてくれた。ただし、ひまわりは生産者が大切に育てているので、畑に入ったり摘んだりしないようにしてほしいとのこと。


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