2017/02/24発行 ジャピオン904号掲載記事


Pages:      
見せて飾る照明の魅力を探る
何種類もある照明の中からお気に入りを選ぶのは至難の技。そこでインテリアとして人気のある電球について電球専門店で聞いた。



所狭しと並ぶ電球や照明器具の数々。同店オリジナルの手作りの照明も並ぶ


LEDを瓶の中に入れた手作り照明。点滅したり色が変わる。


お客さんの要望に即対応するリーさん

珍しい電球専門店

 はやりの電球を使って部屋をおしゃれにしたいと考えたら、アスタープレイスの近くにある「バルブ・コンセプト」を訪れてほしい。入り口は狭いが奥行きのある小さな店で、大小さまざまな電球を数百種類取りそろえている。

 共同経営者のジェシー・リーさんは、学生時代にバワリーの「照明器具街」でアルバイトをした経験を生かして3年前にこの「電球専門店」を開業した。

 「最近では技術革新のおかげで多種多様な電球が市場に出回っています。単に電球を売るだけでなく、お客さまのニーズに合わせて商品を紹介したり、店舗や住宅の照明コンサルテーションをしたりするのが私たちの仕事です」とリーさんは語る。

電球をあえて見せる

 今、同店で爆発的に人気がある商品が「エジソン電球」。その名の通り、トーマス・エジソンが1879年に実用化した白熱電球のデザインを復活させたもので、発光するフィラメントが透明の球殻を通して見えるのがミソ。「バルブやフィラメントにはいろいろな形があって、きれいです。ロウソクの灯火を鑑賞する気分で電灯を楽しめます」とリーさん。レトロなスタイルが、生活に潤いを求めるデジタル世代の心を捉えたのでは、と分析している。

 エジソン電球にシェードなど被せたらやぼ。旧タイプの銀ソケットに装着して昔風の布装の長いコードで(コードもあえてインテリアの一部として見せながら)電源とつなぐのがヒップな使い方のようだ。

エコな光を飾る

 レトロと全く逆のもう一つのトレンドがLED電球。低電力で発熱もなく安定した明るい光を出せるとあって、業界も政府も従来の白熱電球をLEDに代えるよう指導している。

 ちなみに、6ワットのLEDには40ワットの明るさがあり、電気料金は年間わずか72セント。耐用時間も白熱電球3000時間に対してLED電球は2万5000時間と圧倒的に長い。色のバラエティーも無限にある。

 「色とりどりの米粒大のLEDをネックレスのようにつないだ商品を、空き瓶の中に入れるとカワイイですよ。工夫次第でアートっぽい見せ方がいくらでもできます」とリーさん。

 エジソン電球や紹介したような手作り照明は、あくまで装飾。花を飾るような感覚、またはコロンでちょっとムードを出すような感覚で、自室のアクセントにしてみるのがいいかもしれない。

 ネットショップで超廉価の電球が買える便利な時代になったが、いざ、面白い電球が目の前に届いても、使い方を知らなくては意味がない。「こと電球や照明に関しては専門家の話を聞くと聞かないでは大違い」とリーさんは言う。

Bulb Concepts
13 E. 7th St.
(bet. 2nd & 3rd Aves.)
TEL: 212-228-9623
www.bulbconcepts.com


集めてみた! おもしろ光アイテム

オーロラのような光を部屋に飾る


正三角形のプレートを好きな形に組み立てて壁に設置できる。オーロラのような光を作り出せる。(Aurora Smarter Kit/199ドル99セント/www.nanoleaf.me

思わずハグしたくなるようなムーミンライト


フィンランドの著名デザイナー、ハッリ・コスキネンが手掛けた人気キャラクター「ムーミン」型の照明。「スノークのお嬢さん」「ニョロニョロ」もある。(The Moo- mintroll Lamp/270ドル/約50センチ/www.finnishdesignshop.com

自然の一部を部屋の照明に


ニューヨーク州チェスタータウンに自生する草木を加工して作った照明スタンド。材料収集から完成に至るまで、製作工程は全て手作業。ランプシェードのみの販売も行っている。(Cus- tome Lighting/210ドル/www.northeastlivinglights.com)

「懐かしさ」を灯すエジソン電球


「100年電球」と名がついた世界一長時間点灯している電球のレプリカ。先がとがっているのが特徴。歴史を感じさせるデザイン。(Nostal- gic Centennial Light Bulb/7ドル98セント/www.nostalgicbulbs.com)

音と光で部屋をディスコに


スピーカーを内蔵した電球。Blue- tooth対応機器から音楽を再生できる。専用アプリが入ったスマートフォンを振ると、ランダムに光の色が変わる機能も付いている。(PLAYBULB color/79ドル99セント/ www.playbulb.com)

暗い機内でも周りを気にせず読書


透明な板を読みたいページに置けば、ページ全体を照らしてくれる。(PageglowRe- chargeable/25ドル/購入はアマゾンから/www.carson.com


Pages:      

過去の特集

NYジャピオン 1分動画


利用規約に同意します
おすすめの今週末のイベント