2017/01/27発行 ジャピオン900号掲載記事

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黒田由巳さん
2008年からARTH勤務。ソーホー店店長を経て、ターンスタイル店店長。自身はフェドラー(中折れ帽)が好み。男性ものもかぶる


〈ARTH Turnstyle〉
1000S 8th Ave.
〈ARTH Columbus Circle〉
1794 Broadway
http://arthonlinestore.com
※現在、ARTHではディスカウントセールを実施中

冬のNYでは防寒重視の帽子が人気
最近の流行からお手入れ方法までを、日本製の帽子を中心に扱っている専門店「アース」ターンスタイル店店長、黒田由巳(ゆきみ)さんに聞いた。

 昨年4月、地下鉄コロンバスサークル駅地下のおしゃれな商店街、ターンスタイルにオープンしたばかりの「アース」ターンスタイル店。店頭には素材も形もさまざまな帽子が並んでいる。場所柄、若者からシニアまで、また住民、学生、観光客と客層は幅広く、日本製の質の良い、気の利いたデザインの帽子を求めてやって来る、おしゃれな人が多い。

 そんな中、今冬一番売れているのは「季節が季節なので、ビーニー(ニット帽)です」とのこと。ただしニット帽にも流行があり、「女性にはファーのポンポンが付いたもの、男性には浅くかぶるタイプのものが人気です」と話す。

 ニット帽以外では、トラッパー(バックやサイドが覆われているパイロット帽子)や、ハンチングやキャップでも耳あてが付いているタイプ、またウールのライニング(裏張り)が付いているものが人気だそう。やはり「しっかり防寒ができること」が冬のニューヨークでかぶる帽子の必須要素なのがうかがえる。

 帽子の選び方は、普段かぶりなれていない人にとってはかなりハードルが高いが、顔の形を考えながら合わせるのが基本(左図参照)。とはいえ、例えばニット帽では、丸顔の人、特に女性は顔と頭の形がそのまま出てしまうので、嫌がる人が多いそうだが、色やかぶり方でおしゃれに見せることもできる。迷ったら店員に相談してほしい、と黒田さん。「アメリカ人のお客さんは、『私に合うの何だと思う?』と最初から聞いてくる人が多いです。その中から好みを選びます」と教えてくれた。

 最後に、意外に知らない帽子のお手入れの方法を聞いた。冬の間、ヘビロテになりがちなニット帽は、「毛足が長いものでなければ、冷たい水で手洗いして、形を整えて平干ししてください」と教えてくれた。形がすでについている帽子は、ブラッシングと、スーパーなどで入手できる衣類用の消臭・抗菌スプレーを使用するのがおすすめだそうだ。

帽子サイズ表
日米の帽子のサイズを比較

米 国

6 7/8 (inch)
7
7 1/8
7 1/4
7 3/8
7 1/2
日 本

55 (cm)
56
57
58
59
60

顔の形で選ぶ
似合う帽子
帽子選びのコツは、帽子の山部(クラウン)の形と高さでバランスをとること。

クラウンの丸い帽子を浅めにかぶることでバランスよく見える
クラウンの浅い、角張った、さらにつばが大きめの帽子にすると全体的にスッキリとした印象を与える
面長の顔の人はクラウンが低めで平らなものをかぶるとバランスがよい
クラウンが大きく、深さのある帽子が三角形の顔とのバランスをとる
クラウンの横幅が顔の幅より広く、つばの大きい帽子がおすすめ


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