2017/01/13発行 ジャピオン898号掲載記事

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正子アマーティさん
風水コンサルタント。1999年からニューヨーク在住。風水鑑定および風水講座、ワークショップ、セミナーなどを開催。
www.fusuiny.com

1年の始まりに風水を知ろう
今日から実践、基本の開運講座

新年の運気アップは、「悪い運を遠ざける」ことから始めよう。風水コンサルタントの正子アマーティさんに、風水と四柱推命の二つの観点からおすすめする、今年のキーアイテムを聞いた。

生活環境を整える風水

 中国に古来から伝わる風水は、まじないの類だと思われることも多いが、アマーティさんいわく、「風水は環境の研究を体系化した知識」とのこと。

 「人間が長時間身を置く場所、例えば家や職場には、それぞれ異なる気(エネルギー)の流れがあります。風水では、この気の流れを読み、人々の生活に与える影響を調べることで、生活環境を整える手助けを行います」

 個人レベルでの鑑定では、その建物が完成した年月や位置する方角などを詳しく割り出す必要がある。しかし全ての環境に共通して流れる、その年特有の気も存在するという。

 「気は東西南北を含む8方位で考え、中心となる中宮(ちゅうぐう)という気の性質を調べることで、その年に悪いものを運んで来る気の流れが分かります。風水では、ポジティブなエネルギーを強め、否定的なエネルギーを弱めることで、幸運の気を呼び込むと言われています」

今年は南に要注意

 風水で用いる暦の上では、今年は2月4日(土)から始まる。アマーティさんによると、2月4日以降の1年間、注意が必要なのが、南の方位だ。環境には人に影響を与えるエネルギーが九つ存在するといわれ、その中でもマイナスの運勢を引き寄せる五黄(ごおう)が、今年は南に位置するためだ。

 「火・水・木・金・土からなる陰陽五行のうち、五黄は土をつかさどります。そこで、土のエネルギーを弱める、金属のものを南に置くことがおすすめです」

 金属製の風鈴を吊るすのが最も簡単な方法だが、アマーティさんいわく、金属の置物やオブジェなども効果がある。さらに金属製のダンベルなどは、金属の密度が高いので、より効果が期待できるとのこと。

 「土を連想するものや、土を強める火のものを置くと、逆に五黄の力を強めてしまいます」とアマーティさん。土に植えた観葉植物やパワーストーン、キャンドルなどは他の方角に移そう。

 また、陰陽五行は色でも分類できる。南に置くとよい色は、金をつかさどる白や金、銀がある。逆に火を連想する赤や紫、ピンク、さらに土に相当する黄色や茶色は、南に置くと凶運を強めてしまう。

 風水初心者が気を付けるポイントは、「正確に方位を測ること」だ。風水では磁力で方角を測るので、携帯のアプリなどで方位を確認する場合、真北(トゥルーノース)ではなく、磁北(マグネティックノース)の設定にするのを忘れずに。

卯年の人には辰の加護

 今度はアマーティさんに、陰陽五行を基盤とし、生まれ年などからその人の運勢を見る四柱推命で、今年の運勢のポイントを調べてもらった。

 「十二支を円状に並べると、酉(とり)と卯(うさぎ)は真反対に位置しますよね。実は運気の観点でも、酉年と卯年は反発し合うのです。酉年である今年は、卯年の人にとって変化が多いので要注意です」

 また、年男・年女である酉年生まれの人も要注意。生まれ年と同じ干支が回ってくると、不調和が生まれやすく、落ち着かない1年になるという。

 そんな卯年と酉年の人を守ってくれるのは、酉と相性がよい辰(たつ)だ。「辰を引き寄せて、酉の及ぼす影響を抑えるようにしましょう」。大きさや材質は関係ないとのことなので、キーホルダーやファッションのワンポイントに、竜のモチーフを取り入れよう。


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