2016/10/21発行 ジャピオン887号掲載記事

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メジャーなSNS解説

Facebook
世界で9億人以上が登録する世界最大のSNS。実名登録がルールで、フレンドの承認制が特徴。フレンドの投稿をタイムラインで表示。個別のメッセージのやりとり、ビデオ・音声通話も可能。フェイスブックの情報をもとにログインをするアプリも増えている。

Twitter
140字以内の、「ツイート(つぶやき)」を投稿。投稿はフォローされる/することでホームに表示される。特定の相手のツイートに対して向けて返信するリツイート機能が特徴。アメリカは約4300万人、日本は約3500万人が利用。利用者年齢層は幅広いが特に10代の利用者が多い。

Instagram
写真投稿に特化したSNS。スマホアプリ内で写真や動画を簡単に加工できるのが特徴。アメリカではツイッターを超え6200万人、日本でも約1200万人が利用している。

LINE
メッセージ送信が主な機能だが、グループ作成も可能。メッセージを送る際のイラスト「スタンプ」が多彩なのが特徴。ビデオ・音声通話も可能。スマホアプリと連動したゲームもできる。アメリカでの利用者はまだ少ないが、日本での利用者はフェイスブックを超える約5800万人。

SNSを仕事で使う

ウェブ・マーケティング、ブランディングの専門家たちはどのようにSNSを使っているのだろうか?より効果的に使う方法や最近の動向なども交えて聞いた。

目的に合わせて使う
 
 ウェブメディアの運営、SNSに関するセミナーの講師などのほか、ツイッターを使い日本向けにスニーカー販売を手掛けるケイ・マキシムさんは、SNS利用で最も大切なのは、「何をしたいかです」という。見たこと感じたことを発信したいのか、商品を宣伝したいのか…。各SNSにはそれぞれに特徴があり、個人でもビジネスでも目的に適したものがあるからだ。

 「フェイスブックは実名で登録、フレンドも承認が必要。つながっている人は顔見知りが多く、身内感も強い。要はブログに近い感覚で、1日に何投稿もするとウザがられたり、知り合いに向けて発信するので、投稿に気を使う人が多いと思います。それに比べ、ツイッターやインスタグラムは、知らない人でもフォロー、アンフォローが簡単。限られた文字数と写真の投稿なので、気軽でストレスも少ない」

 マキシムさんは、使用目的が違うため、プライベートとビジネスではSNSを使い分けているという。商品を販売する場合は、顧客となるターゲットの性別、年齢層、興味、居住場所を明確にする。その層により、キーワード、発信する情報、投稿方法、写真も変わってくるため、獲得したい層にリーチしやすいSNSを選ぶのが基本だ。自身が手掛ける日本向けのスニーカー販売では、情報発信の即時性があるツイッターを使っている。

 「スニーカーが好きで、一秒でも早く情報を得たい人にターゲットを絞り、旬の情報をきれいに整理して、できるだけ早く発信するので、ツイッターが適しています。選別して発信する情報の種類や提案を通して、信頼を得ることで顧客を獲得する構造です」
 
人と人が繋がる
 
 本誌にコラム「共感マーケティング」を連載する、ブランドコンサルタントの阪本啓一さん。仕事では、ブランディングのため、オンライン講座の会場として、またメールや電話に代わる連絡手段としてフェイスブックを利用しているが、「現在のデジタル社会で、公私を分けることは無意味だ」と考え、アカウントの使い分けはしていないという。

 物品販売と違い、人と直接対峙する仕事柄、SNSの利用方法はコミュニケーションツール、およびサービス提供のプラットフォームとしての側面が強い。それゆえに、「自分がこうありたいと考えるブランド像からそれないように心掛けている」と語る。

 コミュニケーションツールとしては、最近投稿が一定時間で消えるスナップチャットなどが若者の間で流行している。この傾向については、「若者と大人の価値観の違い。今後の世代の価値観を見る上で重要だ」と考えているという。

 そこには、「蓄積」に価値を置いてきた大人に対して、若者層が刹那、瞬間、「今・ここ」に価値を置くスタイルを好む傾向があると指摘する。

 「それはそれで今後主流な哲学になっていくのかもしれません」といい、SNSの中でも変革が常に起こっていることを指摘した。

お話を聞いた人

ケイ・マキシムさん
ニューヨーク・シティー・インデックスCEO
https://ny-pg.com
 
阪本啓一さん
株式会社JOYWOW代表
www.joywow.jp


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