2016/10/14発行 ジャピオン886号掲載記事


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パンケーキで世界一周
世界各国のパンケーキを一つの街で楽しめるのは、多国籍都市ニューヨークならでは。ここでは8カ国の郷土パンケーキを紹介する。
コロンビア、ベネズエラの「アレパ」
 トウモロコシ粉を使って作る「アレパ」は、コロンビアやベネズエラの家庭料理。肉やチーズをトッピングするものや、焼いた後にサイドから開いてポケットを作り、そこに具を挟むもの、一口サイズでおかずに添えるものなど、いろんなスタイルで楽しまれている。厚く焼くともちもち感が、薄く焼くとぱりぱり感が強調される。いずれも粗ひきのトウモロコシ粉の食感が最後に舌に残るのが小気味良い。本場の味にトライするなら、ジャクソンハイツの「アレパレディー」へ。

Arepa de Queso Mixta ($9)
@ Arepa Lady
77-02 Roosevelt Ave., Queens, NY 11373
TEL: 347-730-6124

オーストリア&ドイツの「カイザーシュマーレン」
 オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世が好んだことに由来する「カイザーシュマーレン」は、パンケーキが焼き上がる寸前に一口大に割き、ナッツやフルーツ、ジャムなどと一緒にさらに焼いて仕上げる。あえてぐちゃぐちゃに盛り、粉砂糖を振り掛けて供する。フルーツやジャムが焼けてできるアメ状のクランチがふわふわのパンケーキに絡む極上の味。「カフェザバースキー」のカイザーシュマーレンは、レーズンと一緒に焼き、洋梨とリンゴのコンポートを別添えで。

Kaiserschumarrn ($12)
@ Café Sabarsky
1048 5th Ave.
(bet. 85th & 86th Sts.)
Inside Neue Galarie
TEL: 212-288-0665
www.neuegalerie.org/cafes/sabarsky

マレーシアの「アパムバリク」
 ココナツミルクの入ったやや甘めの生地をクレープのように薄く焼き、これまた甘いピーナツソースを挟んだり包んだりして食べる「アパムバリク」。マレー系、中国系、インド系といった各種文化が入り交じったマレーシアの食文化は、実にバラエティーに富む。マレー料理店「ニョニャ」のアパムバリクは、インドのロティ風の生地で包まれており、ごく薄い皮がぱりっと焼けていて、パイのよう。

Peanut Pancake ($6.95)
@ Nyonya
199 Grand St.
(bet. Mott & Mulberry Sts.)
TEL: 212-334-3669

オランダの「ダッチベイビー」
 鉄のスキレットに生地を入れてオーブンで焼く「ダッチベイビー」。焼いている間にふわっと膨らんだ生地は、オーブンから出した瞬間にシューっと空気が抜けたようにしぼんでお盆のような形になる。そこにフルーツや粉砂糖などをトッピングして、スキレットのまま熱々をサーブする。ふわふわのデリケートな生地がフルーツにとろりと絡むと、まるでプディングのようだ。チェルシーの「クックショップ」では、季節のフルーツを乗せてブランチの一品として出している。

Dutch Baby Pancake ($11)
@ Tenth Avenue Cookshop
156 10th Ave.
(at 20th St.)
TEL: 212-924-4440
www.cookshopny.com

中国の「ジャンビン」
 中国の屋台料理「ジャンビン」。卵を熱々の鉄板の上に割り入れ、その上にパンケーキ生地を落として、卵をぐちゃっとつぶすようにして平たく伸ばすと、卵と生地がマーブル状になった薄皮ができる。そこに肉やソーセージ、ネギなどの具材を乗せ、折りたたんで食べる。韓国街のフードコートにある「ジャンビン・マン」には通常のオムレツタイプとパリパリのクリスピータイプがある。 

Dough Stick Crepe with BBQ Pork ($10.55)
@ Jian Bing Man
11 W. 32nd St. (bet. 5th & Broadway)
www.jianbingman.us
TEL: 212-695-1388


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