2016/09/16発行 ジャピオン882号掲載記事


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飛騨牛の米国デビューに密着!

9月8日、岐阜県の誇る高級和牛・飛騨牛が米国に初上陸!マンハッタンのレストラン「えん」で行われたデビューセレモニーを取材した。
細やかな霜降りや鮮やかな色味など、規定をクリアした牛肉だけが飛騨牛と認定される

タルタルはウニを添えて、濃厚な味わいを楽しむ

古田知事のお気に入りの食べ方はタルタルとすしだとか

 飛騨牛は、3000メートル級の山々と美しい清流に囲まれた岐阜県の自然の中で育った、ブランド黒毛和牛。5年に一度開催される「肉のオリンピック」こと、全国和牛能力共進会で2連覇を達成、10年にわたって「日本一おいしい和牛」の座をキープした。

 昨年10月、同県内にある飛騨牛の屠畜場が、米国輸出に不可欠な米国政府認定を受けたことで、今回、満を持して輸出をスタートさせることになった。

 すでにアジアとヨーロッパで市場参入を果たしている飛騨牛の最大の特長は、ヨーロッパで「牛肉のフォアグラ」と評される、まろやかで柔らかい食感。脂は美しい霜降りで、舌に残らずサラサラと溶けていく。鮮やかな肉の色味に、飛騨牛を初めて食べるニューヨーカーたちも「きれい」「おいしそう」と大興奮。

 同レストランの料理長、安陪弘樹さんがこの日披露した飛騨牛料理は、飛騨牛の朴葉(ほおば)みそ焼きなど4点。朴葉焼きは同県の郷土料理で、朴の葉にみそを敷いて具材を焼く。みその芳醇(ほうじゅん)な濃厚さを飛騨牛の脂が中和して、さっぱりとした味わい。上品でほのかな甘みは、さすが和牛といったところ。薄切りでも抜群の満足度だ。タルタルや握りずしなど、あまり火を入れない料理でもそのうま味をいかんなく堪能できる。

 和牛といえば米国でも高級食材だが、飛騨牛の米国戦略について岐阜県の古田肇知事は「米国に大量の飛騨牛を輸出したいとは思っておりません」ときっぱり断言。「むしろ、最高級品質の高価な牛肉としてのブランドを確立させたい」と語る。

 同県は飛騨牛の先行提供を18日(日)まで、レストラン「えん」を含むニューヨーク市内7カ所のレストランで実施中(調理法やメニューの内容は各店により異なる)。同知事はニューヨークに住む日本人に、「日本の最高品質の和牛の一つが、ニューヨークにやってきました。ぜひ楽しんでください」と呼び掛けた。

EN Japanese Bra- sserie
435 Hudson St.
(bet. Leroy & Morton Sts.)
TEL: 212-647-9196
www.enjb.com
飛騨牛フェア参加店一覧
詳細は各店まで問い合わせること。

Brushstroke
30 Hudson St.
(bet. Reade & Duane Sts.)
www.davidbouley.com/brushstroke-main

Shabu-Tatsu
216 E. 10th St.
(bet. 1st & 2nd Aves.)
www.shabutatsu.com

Hasaki
210 E. 9th St.
(bet. 2nd & 3rd Aves.)
www.hasakinyc.com

Members Dining Room
(at The Metropolitan Museum of
Art)
1000 5th Ave.
www.metmuseum.org

Sakagura
211 E. 43rd St.
(bet. 2nd & 3rd Aves.)
www.sakagura.com

Hakubai
(at The Kitano Hotel New York)
66 Park Ave.
(bet. 37th & 38th Sts.)
www.kitano.com/Dining/Hakubai


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