2016/05/20発行 ジャピオン865号掲載記事

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民泊仲介サイトAirbnb(www.airbnb.com)のウェブサイト。ホストが提供する物件(リスティング)をゲストが借りることができる



借りられるリスティングは、お城のような建物から、クルーザー、灯台などバラエティー豊かなものがそろっている(Photo by Airbnb)

利用者は3000万人
191カ国で宿泊場所提供

 「エアビーアンドビー」は、自身が所有するアパートの空室、一軒家などを宿泊物件「リスティング」として貸す「ホスト」と、それを利用する「ゲスト」を仲介するサービス。簡単に言えば、「他人の家に泊まらせてもらえる」サービス。

 現在、世界191カ国、3万以上の都市に150万件以上のリスティングがあり、年間の利用者は3000万人以上。2008年にサンフランシスコで誕生し、年々利用者とリスティングを増やし、14年には日本でもサービスが開始されている。

価格と利便性が魅力

 今回、体験談を聞いた利用者は、ホテルよりも宿泊料金が安いことの他に、ほぼ全員が宿泊場所をピンポイントで選べることを利点として挙げた。観光名所を巡るような旅ならばともかく、知り合いを訪ねたり、具体的に目的とする場所があるならば、その近くに滞在したいのは当然の話。これまでは、目的地に最も近いホテルを探す必要があったが、エアビーアンドビーでは、一般の人がさまざまな場所で部屋を提供しているため、より近い宿泊場所を探すことが可能になった。

 さらには宿泊施設自体も一般住宅にとどまらず、お城、クルーザー、農場、ツリーハウスから個人が所有する島に至るまで、数多くの物件があり、ホテルのような画一的なサービスではなく、ユニークな宿泊体験を求める人に人気だ。

 コンベンションなどが数多く行われ、ホテルの空室率が低く、料金が高騰する都市部などでの宿泊の代替手段として始まったサービスだが、現在のエアビーアンドビーは単なる宿泊という目的を超え、利便性と特別な宿泊体験を追求した形で進化している。

利用方法

 ウェブサイトから、ホストもゲストも登録が可能。フェイスブックやGメールアカウントでの登録も可能で、登録後はSNSと同様に個人のアカウントページが設定され、そこからリスティングのサーチ、メッセージのやり取りが可能となる。実際に利用、施設提供を行うには、クレジットカード情報やソーシャルセキュリティーナンバーなどの個人情報が必要となる。

 リスティングには、場所などの詳細情報だけでなく、ホストの情報、過去に利用したゲストのレビューが付いているので、借りる際はそうした情報を参考にできる。

 質問や、予約希望のやり取り、鍵の受け渡し方法の指示などはサイト内のメッセージで行うが、料金の支払いはエアビーアンドビーが一括管理して行なっている。システム自体は整備され、多言語に対応しているが、実際のやり取りはあくまでも現地の人なので、例えば海外でホストが英語や日本語を理解できない場合は、宿泊を再検討するといった判断も必要となる。

 次ページからは利用の体験談を紹介。ぜひ参考にして、ユニークな旅の体験をしてほしい。


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