2016/04/01発行 ジャピオン858号掲載記事


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地元2チームを応援しに行こう!
NYCFCの誕生で、ニューヨークのMLSチームは二つになった。対象的なそれぞれのチームを知って、観戦しよう!

New York Red Bulls

Red Bull Arena/600 Cape May St., Harrison, NJ 07029/www.newyorkredbulls.com


イギリス出身、31歳、背番号99。昨シーズンのチーム最多の17得点を記録

ブラジル出身、25歳、背番号8。今年はすでに3試合出場で2得点

米国出身、30歳、背番号16。元米国代表、昨シーズンはリーグ4位の14アシストを記録
 1996年にNY/NJメトロスターズとして誕生。2006年にオーストリアのエナジードリンクメーカー、レッドブル社が買収し、ニューヨーク・レッドブルズと改称した。これまでリーグ優勝こそないが、東カンファレンス1位に4度輝いた古豪として知られるチーム。10年にニュージャージー州ハリソンに専用スタジアム、レッドブルアリーナを完成させ、観客動員数も一気に増やした。

 近年は元フランス代表のティエリ・アンリ選手、オーストラリア代表のティム・ケーヒル選手といったスターを中心に据えたチームの印象が強かった。しかし昨年、36歳(当時)のアリ・カーティスがスポーティングディレクターに就任すると、強化部門を一新し、選手育成型のチームに方向転換。元メトロスターズの人気選手でもあったマイク・ペッキ監督を解雇、新監督にモントリオール・インパクトなどを率いた経験のあるジェシー・マーチを据えて戦術も改め、東カンファレンス1位(前年4位)と躍進。

 基本的戦術は、高い位置(敵陣地)でプレッシャーをかけてボールを奪い、攻撃に転じるというスタイル。逆にボールを奪われた際は、全員で対処するといったプレーを志向する。

 昨季リーグ最多の62得点を挙げたレッドブルズの中心選手は元U20イングランド代表で、昨季はチーム最多の17得点(リーグ5位)のブラッドリー・ライト=フィリップス選手。加えて昨季モントリオール・インパクトから移籍して、今季すでに3試合で2得点を挙げているブラジル人プレーヤー、フェリペ選手、昨季8得点、14アシスト(リーグ4位)でチームの東カンファレンス1位に貢献した元米国代表のサーシャ・クリエスタン選手らが今季も注目だろう。

 今季はこれまで3戦を戦い1勝2敗(3月30日現在)。


New York City FC

Yankee Stadium/1 E. 161st St., Bronx, NY 10451/www.nycfc.com


イタリア出身、36歳、背番号21。元イタリア代表、セリエAのACミラン、ユベントスで活躍

スペイン出身、34歳。背番号7。スペイン代表として歴代最多得点記録の保持者

イギリス出身、37歳、背番号8。元イングランド代表、プレミアリーグのチェルシーなどで活躍
 元イタリア代表、アンドレア・ピルロ、元イングランド代表、フランク・ランパート、元スペイン代表、ダビド・ビジャといった選手がそろうスター軍団として華々しく昨年誕生。スター効果に加え、本拠地がヤンキースタジアムということで、アクセスも良いことから、初参加の昨季の1試合当たりの平均動員数が2万9016人と、MLSの平均を大きく上回った。

 しかし昨季はビジャが18得点(リーグ4位)を挙げる活躍を見せたものの、チーム成績は34試合で10勝17敗(引き分け7)と大きく負け越し、東カンファレンスでは8位、リーグ全体で18位と低迷した。

 イギリスのプレミアリーグの強豪マンチェスターシティーと大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースが所有権を持つクラブだけに、潤沢な資金力と欧州リーグへの強力なコネクションを持つ。その力を遺憾なく発揮し、1500万ドルをかけて特別枠の3選手を獲得したものの、守備陣のタレントがそろわず、昨季はチームが機能しなかった印象が否めない。戦力均衡をうたうMLSの中にあって、スター軍団が今季、どこまで盛り返せるかが注目される。

 それを受け、今季からは新監督にセネガル出身で、元フランス代表キャプテン、パトリック・ヴィエラが就任した。現役引退後にマンチェスターシティーの育成担当に就任、同チームのエリート育成チームの監督を経て、今回、プロチームの監督としては初の就任。その手腕が問われる。

 今季はこれまで4試合で1勝1敗2引き分け(3月30日現在)。スターの一人、ランパートが欠場しているにも関わらず、ビジャがあいかわらずの得点感覚で2得点とチームを引っ張り、ピルロも全試合90分フル出場、セットプレーではフリーキックの名手の名に恥じぬ働きぶりを見せている。


地元チームと日本人選手が所属するチームとの当地での対戦、そして地元2チーム同士が対戦するダービーの予定を紹介。

NYCFC (@Yankee Stadium)

4/30 Sat ホワイトキャップス

Red Bulls (@Red Bull Arena)

5/28 Sat トロントFC
8/28 Sun レボリューション

ダービー

5/21 Sat @Yankee Stadium
7/3 Sun @Yankee Stadium
7/24 Sun @Red Bull Arena

 今年8月から開催されるリオ五輪に出場を決めている、女子サッカー米国代表のコロンビア代表との国際親善試合が、4月に2試合、当地近郊で行われる。6日(水)午後7時から、コネティカット州イーストハートフォードで、10日(日)午後2時からペンシルベニア州チェスターで開催される。どちらもニューヨーク市内から車で2時間ほど。
 2015年サッカー女子ワールドカップ優勝、前回の優勝含め五輪で過去5回王者に輝いている米女子代表。アレックス・モーガン選手(FW)やホープ・ソロ選手(GK)といった、人気プレーヤーを見られるかも。チケットは公式ウェブサイト
www.ussoccer.com
から。

4/6 Wed 7pm-
Rentschler Field Stadium
615 Silver Ln.
East Hartford, CT 06118

4/10 Sun 2pm-
Talen Energy Stadium
1 Stadium Dr.
Chester, PA 19013


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