2016/03/18発行 ジャピオン856号掲載記事

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もっと知りたい人に

子供用に書かれた「Cele- brate Easter: With Colored Eggs,Flowers,and Prayer」は、きれいな写真付きでイースターの歴史や各国での祝い方を分かりやすく紹介。イースターの基本を学びたい人におすすめの一冊。

イースターってなあに?

 イースター(復活祭)とは、イエス・キリストが死後3日後に生き返った奇跡を祝う日のことです。キリスト教徒にとっては最も重要な日の一つです。日にちは「春分後の最初の満月の日の、次に来る日曜日」と決められているので、3月中旬から4月中旬の間で変動します。

 本来はキリスト教の行事ですが、現在では、春の訪れを祝福する日として、信徒だけでなく多くの人々によって祝われています。

その起源は?

 約2000年前、キリストは十字架に掛けられて亡くなりました。その3日後、キリストの死を悼んで、彼の墓を女性たちが訪ねると、なんと、そこに遺体はありません。その後、多くの場所で「キリストを見た」と証言する人が現れ、人々は彼が復活したことを知り、喜び合ったのでした。

 以来、キリストが復活した奇跡を、毎年お祝いするようになりました。これがイースターの始まりです。

どんなことをするの?

 キリスト教では、イースターの40日前からレント(四旬節)が始まります。この期間、肉やお菓子など、好きな食べ物を断つことで節制し、善行を心掛けます。キリストの苦しみを分かち合うと共に、自分がこれまでに犯した罪を悔い改め、厳粛に過ごすのです。

 そうして迎えたイースター当日、キリストの復活を盛大にお祝いします。

 生命の誕生を象徴する卵やヒヨコ、多産を象徴するウサギのモチーフを使って、人々はさまざまな催しを楽しみます。卵を春らしい明るい色で装飾してイースターエッグを作り、家の中や庭に隠して、子供たちが探し出すエッグハントは、大人気のゲームです。また、卵やウサギ、春の花をモチーフにして着飾り、パレードに参加する人もいます。

 しばらく食べずに我慢していたものを、久しぶりに味わえるのもこの日。チョコレートやキャンディーを、イースターバスケットにたくさん入れてプレゼントしたり、肉や卵をたっぷり使ったイースター料理を食べる家庭もあります。

 また教会ではこの日、特別な礼拝が行われ、みんなで聖歌ハレルヤを合唱します。

 お祝いの仕方は国や地域によってさまざまです。米国のテキサス州やドイツではたき火を囲んでお祝いします。またスウェーデンでは、子供たちが魔女の仮装をして家々を巡り、お菓子をもらいます。

(参考文献=“TheEaster Celebration” by J. R. Terrier, “Easter” by Jay Phillips )

イースターではどんなことをするの?

生命の象徴として卵やヒヨコ、ウサギ、そして春の花などがモチーフとして用いられます

エッグハントは、家や庭に隠されたイースターエッグを探す遊びです

この日のために用意した色鮮やかな帽子や衣装を身に着て、イースターパレードに参加します

しばらく我慢していたお菓子や肉をたっぷりいただきます


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