2016/01/22発行 ジャピオン848号掲載記事

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お話を聞いた人


塩村直樹さん
総合食品商社トゥルー・ワールド・フーズの営業部でアシスタントセールスマネジャーを務める
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True World Foods New York LLC
32-34 Papetti Plaza
Elizabeth, New Jer- sey 07206
TEL: 908-351-9090
www.trueworldfoods.com

魚の宝庫ニューヨーク
魅力と楽しみ方を探る
新鮮な魚介の宝庫として知られるニューヨーク。しかし実際にどんな魚が売られ、地元で人気なのか、意外と知らないもの。そこで、総合食品商社トゥルー・ワールド・フーズの塩村直樹さんに話を聞いた。

Qニューヨーク市やその近郊で食べられる魚の魅力を教えてください。
Aメーン州やカナダからはロブスター(Lob- ster)やマグロ(Tuna)、南米からはイワシ(Sardine)やアジ(Horsemackerel)、ヨーロッパからは品種や産地の異なるサーモン(Salmon)といった具合に、多種多様な魚が、新鮮な状態で食べられる点が魅力ですね。
 ロブスターなどは、新鮮な上に、日本で買うよりずっと安く手に入ります。また産地の異なるロブスターを手軽に買えるので、カナダ産のものはメーン州産のものより甘みが強いな、といったように食べ比べができるのもぜいたくな楽しみですね。 
 また、日本でおなじみの魚で、こちらでも新鮮な状態で手に入るものがあるというのも魅力の一つです。たとえばマグロといえば日本、というイメージがありますが、ニューヨーク近郊から日本に輸出されているものも多いんです。当地でもとても新鮮なマグロが食べられるんですよ。

Qどんな魚が当地の一般家庭でよく食べられていますか?
Aこちらでは脂肪分が高い魚が人気です。家庭でもよく料理されている魚の代表格といえば、やはりサーモンでしょう。米系スーパーマーケットで、さまざまな種類のサーモンが店頭にずらりと並ぶのを目にすると、日本のスーパーマーケットとの違いを最も強く感じます。
 サーモンの他にも、脂がのったオヒョウ(Halibut)やハマチ(Yellowtail)、味わいが豊かなストライプド・バス(Stripedbass)やブラック・シーバス(Blacksea bass)なども人気です。
 そしてちょっと意外なのがアンコウ(Monkfish)。日本では冬になるとアンコウ鍋を食べますが、家庭で日常的に食べるイメージはありませんよね。しかしこちらではロングアイランドやメーン州など近郊で捕れた新鮮なアンコウが安く手に入るので、食卓にもよく上るようです。
Q米系スーパーマーケットで買ってきた魚を家庭で楽しむコツは?
A日本ではなじみがないけれど、こちらのスーパーマーケットではよく目にし、安く新鮮な状態で手に入る魚がたくさんあります。日本で食べていた魚と同じ品種、同じ味のものを探そうとするより、せっかくならこの土地で流通している魚を楽しめたらいいですね。
 ただ、こちらで人気の魚は、日本人にとっては脂臭い、生臭い、と感じられることもあるようです。しかしそうした魚の癖を生かして、どんな味付けにしたらおいしく食べられるかな、と工夫をしながら、いろんな種類の魚を開拓できたらいいですね。またレストランに行って、プロの料理から味付けのヒントをもらうのもいいでしょう。
 失敗を恐れずにいろんな魚に挑戦して、ニューヨークでの食生活をより豊かにしていただきたいです。


米系スーパーマーケットにはさまざまな品種のサーモンがずらりと並んでいる


新鮮なロブスターを12~15ドル程度で購入することができる


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