2015/11/20発行 ジャピオン840号掲載記事


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お話を聞いた人


ひでこ・コルトンさん

料理家、COLTONS NEWYORK代表取締役。CulinaryInstituteof Americaで料理の基礎を学ぶ。外資系金融機関に10年勤務した後、同社を立ち上げ、「NY*おもてなし料理教室」を主宰する。米フジテレビの料理コーナーにも出演中。www.coltonsnewyork.com(TEL:917-834-1 170)


12月7日、講談社より新著「『新鮮!こんなの初めて!』 NYのおもてなしレシピ」(1300円)を出版。米国では、紀伊國屋ニューヨーク店で12月中旬より発売予定。20ドル15セント

おもてなしのプロに聞く
ホストの心得

ホームパーティーの日が決まったら、いざゲストを家に招く準備! だが、どこから手をつけていいのか分からない…。そこで今回は、「NY*おもてなし料理教室」を主宰する料理家、ひでこ・コルトンさんに、準備の進め方とホストとしての心得について話を聞いた。

テーマを決める

「ホームパーティーだからといって、気負わなくても大丈夫。いつもの料理やテーブルデコレーションに少しアイデアをプラスすれば、すてきに演出することができます」
開口一番、華やかな笑顔でそうアドバイスするコルトンさん。ゲストが考えるパーティーの良し悪しは、何よりも、「ホスト自身が楽しんでいるかどうか」に尽きるという。パーティー本番は、心ゆくまでゲストとの会話や食事を楽しむためにも、準備は数日前から徐々に始めるのが賢明だという。
「とにもかくにも、まずはパーティーのテーマを決めましょう」
例えばホワイトクリスマスをテーマとするなら、テーブルセッティングやカクテル、料理の所々に、白をさし色で取り入れていくと良いという。「一つ軸があるだけで、デコレーションや料理のアイデアが次々と生まれてきますし、全体的にまとまりが良くなります。気分を盛り上げるためにも、例えばゲストに『白の服を着用すること』と、ドレスコードを設けてみるのも面白いですね」とコルトンさん。ちなみに、テーブルクロスの色に迷ったら、どんな色とも相性が良く、料理が映えるこげ茶かシルバーを選べば間違いないという。

料理はバランスが命

テーマが決まれば、次は料理の準備。これが一番の悩みどころ…という人も少なくないだろうが、まずは立食か着席スタイルのいずれにするか明確にしたい。「立食なら、野菜スティックやチーズ、シュリンプカクテル、サラミなど、食べやすいオードブルをバランス良く用意すると喜ばれます。いろんな方がいるので、宗教上食べられないものやアレルギーの有無などを、あらかじめゲストに確認しておきましょう」
着席制なら、存在感のある大皿料理を一つ用意すれば、その場が一気に盛り上がるという。「全て手作りでなくても、市販のハムやローストチキンに、ちょっとした付け合わせやお手製のソースを添えるだけで、豪華なメーンディッシュの完成です。みんなが喜ぶクライマックスを演出しましょう」

掃除は徐々に

そして最後は、ゲストを迎えるための準備として最低限のマナーである掃除。コルトンさんは、「特にみんなの目に触れる玄関や水周りは入念に」とアドバイス。部屋の角やトイレはもちろんだが、テレビやシルバー/ステンレスなどに付いた手垢や、テーブルの上のほこりは見落としがちなので要注意だと指摘する。折角のパーティーを台無しにしないためにも、掃除は2、3日前から始めたい。
「おそろいの食器がない、料理が苦手、家が狭いなどといって、人と人とがふれ合える場を敬遠してしまってはもったいない!人をお招きする温かな心遣いこそが最大のマナーであり、楽しいパーティーの条件です」とコルトンさん。
今年の冬は、堅苦しいことは抜きに、ぜひホームパーティーに挑戦してみては?


メキシコ料理をテーマにしたカラフルなテーブル

 


赤がテーマのレッドクリスマス(上)は、料理も赤!下はホワイトクリスマスのテーブルセッティング

これであなたも、できるホスト!
コルトン流おもてなし+α


とびっきりの笑顔でゲストをお出迎え
何事も第一印象が肝心。最高の笑顔でゲストを自宅へ招き入れ、緊張をほぐしてあげましょう。メーンの部屋までエスコートし、初めての顔合わせの方がいれば、ぜひご紹介してあげましょう。ホストが思いっきりドレスアップして華やかな雰囲気を作るのも◎。
バーカウンターを設置する
部屋の一角に、シャンパンやビール、ソフトドリンクなどを並べたバーカウンターを設ければ、ゲストは自由に飲み物を取れるし、ホストも楽ができて一石二鳥です。スパークリングワインと季節のフルーツで作ったウェルカムドリンクなども用意すると、ますますポイントアップ!
季節のものをふんだんに取り入れる
メーンのテーブルの上に、お花ではなく季節の野菜や果物を飾るのも趣があって楽しいですし、コストも抑えることができます。そして、料理をお出しする際に、テーブルに飾っていた果物やハーブを拝借して使うのも粋な演出です。

 


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