2015/10/02発行 ジャピオン833号掲載記事


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長く履くためのメンテナンス


革製ブーツを長く履くには、定期的なメンテナンスは必要不可欠。そこで、フリーマーケット、Akichi Brooklyn Flea(www.akichibrooklyn.tumblr.com)の運営メンバーで、同所でビンテージブーツを扱っている清原久樹さん、陶山龍己さんと、革製品に詳しい酒井宏豪さんから、超基本の革製ブーツのメンテナンスのアドバイスをもらった。

基本的なお手入れ

 履いて革が汚れたら、きつく絞った濡れタオルできれいに拭き、ブラシで細かい部分の汚れも落としておくこと。

 きれいにしたら、1カ月に1、2回でいいので、ミンクオイルや馬油などを塗り込み、革の柔軟性を保つこと。手入れをしないと革は固くなってしまうからだ。また、浸透性が高い馬油などを塗ると革の色が変わってしまうものもあるので、目立たないところで試してから使うこと。

 仕上げに防水スプレーなどを使用するのもいいが、シリコン製のスプレーはかけ過ぎないこと。かけ過ぎると膜を作ってしまい、次回、オイルを塗る際に浸透を妨げてしまう。

ポイント1 履かない季節はしまう

 意外に陥りがちだが、履かないときはそのままにしておかないこと。放っておくとホコリをかぶってしまう。ホコリが皮の油分、水分を吸ってしまい、ひび割れの原因になる。履かない季節は箱にしまうこと。または布などをかけておくだけでもOK。

ポイント2 濡れたら乾かす

 濡れた革靴は放っておくと革の色が落ちたり、シミになってしまうので、必ず履いた後に乾かすこと。ブーツ専用のドライヤーなどもあるが、陰干しするだけで良い。また、ヌメ革(表面加工をほとんどしていないもの)はシミになってしまうので、雨や雪の日は履かない方がいい。

ポイント3 インソールをうまく使う

 ビンテージブーツを履く際の裏技を紹介。ビンテージブーツは前に履いていた人のクセがついている場合も多いが、インソールで調整して履けば次第に自分の足にもなじんでくる。

ポイント4 リペアショップを利用する

 長く履いていて、ソールが減った場合は、リペアショップに持っていけばソールは張り替えてくれる。革にひびが入った場合もリペアショップへ。ただし、いずれも補修代は高額になるので、値段とその靴をこれからも履き続けたいかを考えること。

 ちなみにニューヨークは靴のリペアショップは多い。
お薦めは下記。

Leather Spa
55 W. 55th St.など市内数店舗
www.leatherspa.com

Eneslow
470 Park Ave. S など市内数店舗
www.eneslow.com


左から陶山さん、酒井さん、清原さん。Akichi Brooklyn Fleaは毎週土曜日と日曜日の午後1時から8時まで、1181 Fulton St., Brooklynで開催


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