2019/04/05発行 ジャピオン1012号掲載記事

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在米子育て10年超のベテランに聞く!
実りあるサマーキャンプの極意
 
「どれにしようか迷っているうちに、人気のキャンプは埋まっちゃった」という人も大丈夫。有意義なプログラムはたくさんある。米国での子育て経験の長いママ、パパに話を聞いた。

牧野さん
種類が多くて迷います。
牧野 ですよね。うちは12歳の長女が毎年サマーキャンプに参加しています。子供が興味を持てるかがポイントですが、値が張るものも多く、見極めが必要です。

週数百ドルが多いです。安かろう悪かろうですか。
牧野 一概にそうとは言えません。市教育局(DOE)がサポートする無料のキャンプがありますし、教会主体のキャンプは比較的安いです。また、各家庭の経済状況に応じ、同じ内容でも料金を段階的に「Tier1, Tier2…」と定めている所もあります。資格を満たせば、補助金(Grant)が得られる場合もあります。

宿泊(Sleepaway Camp)は何歳から可能?
牧野 早い所は6、7歳ぐらいから受け入れています。長女は小学3年の時初めて、学校の友達5人ぐらいと一緒に参加しました。米国では親が子供に付き添う場面が多いので、親の目を離れて羽を伸ばせるキャンプはちょっとした冒険で、良い経験になるでしょう。

ニューヨークらしいキャンプはありますか。
牧野 シアター系やパフォーミングアーツなど「さすがブロードウェーの街」とうならせるキャンプが目立ちますね。ミュージアムや動物園が主催の、科学、アート、自然などそれぞれの専門の充実したプログラムが多くオススメです。

どう決めていますか。
牧野 英語のサイトや無料誌が充実していて参考になります。ただ、一番の決め手は子供の興味や関心です。特に宿泊なら友達が行くかも重要です。初参加で不安なら、日本語の通じる所も手ですね(次ページ参照)。

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●お話を聞いた人●
牧野佐絵さん
当地で子育て中の日本人のお母さんにつながりの場を提供するのを目的にできた「NYママの会」代表。現在、12歳の長女と9歳の長男を子育て中。クイーンズ区アストリア在住。
nymoms.ex blog.jp

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竹永さん
竹永 キャンプの選択肢は山ほどあり、公園で遊ぶ程度のものから、特定の技術を徹底的に磨くような本格派までピンキリです。期間と予算、場所、そして何をさせたいのか、子供は何をしたいのか、親と子供のニーズをすり合わせることです。うちは上の子が14歳で、9歳から毎年、ジャズのキャンプに通っています。

子の成長を感じますか。
竹永 はい。朝10時から夕方5時までみっちり計10日鍛えられ、今ではベースを弾きこなし、町のイベントに呼ばれて演奏したりしています。短期集中でプロの先生が指導してくれ、効率的に技術が身に付きます。

ジャズの他にも?
竹永 もう一つ、サッカーのキャンプに通っていましたね。1種目に限らず、いろいろなスポーツを体験できるキャンプもあるので、子供の特性を見いだす意味で実験的に参加させてみるのも効果的かもしれません。

頼れる情報源は?
竹永 口コミやうわさによる部分が大きいですね。あと私の地元では無料の英字誌「Kids Guide NJ」が特集を組み、160ページほどもある分厚い冊子を配っていました。ネットでも読めます。スポーツ、文化のジャンル別のキャンプ、収入などに応じて提供されるスカラーシップなどさまざまな情報が載っていて参考になります。オープンハウスをやっている場合もありますから、関心があれば試しにに通ってみるといいでしょう。

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●お話を聞いた人●
竹永浩之さん
ニューヨーク周辺で育児中の日本人家族による情報交換や相互扶助を目的に設立された「JAAアップルキッズ」の元世話人。14歳の長男と9歳の次男。ニュージャージー州在住。
Facebook: applekidsny


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