2019/02/22発行 ジャピオン1007号掲載記事


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シティバイクで疾走!

今やニューヨークで、移動手段の一つに数えられるといっても過言ではないシティバイク。今回、改めてその利用方法と最新の情報をお伝えする。

実は2年半前、本紙の企画で、シティバイクによる橋越え(マンハッタンブリッジ)にチャレンジした編集T。その後、バイク通勤をするまでには至らなかったものの、公共交通機関がないエリアやセントラルパーク、プロスペクトパークなどの公園内の移動、天気がいい日などは、運動不足解消を兼ねて積極的にシティバイクを利用するようになった。そして利用しながらも進化を感じている。今回は、アップデートも兼ね、シティバイクの利用方法を改めて紹介することにしよう。

情報の入手には
アプリが必須

2019年2月現在、市内で利用できるバイクは約1万2000台で、専用ドック(駐輪場)は約750カ所。利用可能なエリアは、マンハッタンはハーレムを北限に全域、ブルックリンは南はサンセットパーク、東はクラウンハイツ近辺まで、クイーンズはロングアイランドシティ、アストリアなどのエリアもカバーしている。さらにハドソンリバー対岸のニュージャージー州ホーボーケン、ジャージーシティーの一部でも利用できる。

利用には、事前に専用スマホアプリをダウンロードしておくのがおすすめ。会員登録せずとも、クレジットカード情報があれば利用できる。アプリがなくてもドック横の発券機でチケット購入は可能だが(クレジットカードのみ)、アプリを使うメリットは大きい。バイク利用の際の解除番号、現在地とドックの場所、バイク専用レーンを表示するマップ、利用時間、毎回の走行情報の記録が見られるので便利だ。

料金は1回3ドル、1日パス12ドル、3日パス24ドル、年間パスで169ドル(それぞれ税別)。

利用はまず解除番号を入力し、バイクをドックから解除(アンロック)する。1回30分(年間パスは45分)の利用が可能で、時間内にバイクをドックに返却する必要がある。返却の際は逆に空いているドックに戻し、ロックする仕組み。アプリの地図では、ドックに利用可能なバイクが何台あるか、また何台返却可能かが分かるようになっている。返却したくても、ドックが空いていなければ返却できないので注意。

専用レーン楽々
電動バイクも試乗

今回は、スタテンアイランドフェリー乗り場の横からスタートし、ハドソン川沿いを北上、ハドソンヤードまでのコースを選んだ。川沿いはバイク用レーンの整備が進んでいる場所で、縁石で隔てられた「バイクオンリー」のレーンがある。とはいえ、走りやすいせいかジョガーがかなり入り込んでいるので気をつけながら走行しよう。

ちなみに専用レーン以外では、バイクのマークが描かれている上通路が色分けがされている場所、線が引かれている場所、マークだけの場所がある。どれもバイクが走るためのレーンではあるが、車と並走するので前後左右を確認しながら走行を。市内は一方通行が多いので、標識を確認しながら慎重に進もう。

バイクは時間内にドックに戻さなくてはいけない(遅延すると15分ごとに4ドル追加料金)ので、ドックを出発する前に、アプリで返却したいドックを確認しておこう。

返却時は、バイクをしっかりとドックに押し込むこと。「ピコ」という音がして、完了の緑ランプが点灯する。返却できたら、毎回のトリップの情報はアプリで見ることができる。同じドックから再びバイクをアンロックする場合は数分待つ必要がある。

今回は、何度目かの乗り継ぎで、最近導入された電動アシスト付きのバイクを発見したので乗ってみた。電動アシストバイクがあるドックはマークで表されていて、充電状況もアプリで確認できる。

その快適さには感動した。ついついスピードを出していたら、あっという間に目的地のハドソンヤードに到着してしまった。電動アシストバイクの台数が増えれば、市内の移動はもっと楽になり、利用者もさらに増えそうだ。


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❶スマホアプリの地図。ドックの場所が表示される❷ドックは市内各所にある。利用前にバイクの空気圧の確認、椅子の高さ調節を忘れずに❸スマホアプリは、ダウンロードしてクレジットカード情報を入力すれば利用が可能
 
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❹利用を開始するには5桁の解除番号を押す。ランプが点灯するので、バイクをドックから引き抜く❺バイク専用レーン。バイクオンリーの双方向の2車線
 
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❻今回は電動アシストバイクにも乗った。目印はフロントのフレームに付いた黒いボックス❼電動アシストバイクがあるドックは「稲妻マーク」で分かる。アプリで各バイクの充電情報も分かる❽ハドソンリバー沿いのコースを行く。途中で対岸の景色を眺めて一休み
 

Citi Bike
www.citibikenyc.com
スマホアプリはiOS、Androidに対応


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