2019/01/18発行 ジャピオン1002号掲載記事

Pages:      
1002-Food-Hall_Tobira

昨年オープンした、話題のフードホール
ニューヨーク最大級!
デカルブマーケットに注目せよ

ニューヨークでフードホールのブームが続いて数年経つが、2017年にブルックリン区でオープンした「デカルブ・マーケット・ホール」は、ひときわ注目を集める存在。敷地面積2万7000平方フィートに、約40店のベンダーが出店しているフードホールは、全米最大級の規模とのこと。配管がむき出しの天井など、インダストリアルな空間で、カラフルなネオン看板が印象的。平日昼でも多くの客でにぎわっている。

ブルックリンの食文化

同ホールがテーマに掲げるのは、「多様な文化・人種を持つブルックリン」。マンハッタンに比べ家賃が安いブルックリンには、世界中からさまざまなバックグランドを持つ若者がやってくる。そのため、これまでのアメリカのフードシーンと、彼らが発信する新たな文化が共存し、豊かな食文化が生まれているのだ。

同ホールのベンダーも、中東料理、オイスターバー、手巻きずしなど、世界のさまざまな国や地域の食ジャンルが混在。例えばローワーイーストサイドの老舗店「カッツ・デリカテッセン」の出張店のサンドイッチも、ホールオープン時から大人気。12月にオープンした最新店「チック・イサン」は、ピリ辛な北部タイ式のグリルドチキンが売りだ。

スイーツなら、米粉でできた原宿スタイルの「エイト・ターン・クレープ」、そして地元の人気アイス店「アンプル・ヒル・クリーマリー」が人気を集める。

さらに今年、ローカルイベント用の新たなスペースと、ブルックリンの酒を提供するスピークイージー(隠れ酒場)「アンダースタディー」を設置予定。文化交流のハブを目指す。

次世代のアイデアを導入

もう一つ、フードホールを知る上で欠かせないのが、「ヒップスター」たちの存在。これは自由思想なデジタルネーティブ世代を指す総称で、流行ではなく、本当に自分が好きなスタイルだけを貫くのが特徴。また彼らは健康志向であると同時に、地域のつながりやサステナビリティー、フェアトレードなどへの関心が強い。彼らの嗜好は、デカルブのみならず、次ページから紹介するフードホールでも見受けられる。

食材へのこだわりと地域愛が込もっった料理は、料金に見合ったおいしさを提供する。フードホールは、市民の心と体を豊かにするスポットなのだ。

1002-Food-Hall_Tobira

1002-FoodHall_3-1

「Katz Delicatessen」のパストラミサンドはボリューミー!

 

1002-FoodHall_3-2

ターゲットとトレーダージョーズを併設。買い物帰りの食事に寄りたい

 

1002-FoodHall_3-3

「Eight Turn Crepe」は見た目もかわいい
Dekalb Market Hall
445 Albee Square W., Brooklyn, NY 11201
www.dekalbmarkethall.com
Open 7 days: 7am-10pm


Pages:      

過去の特集

NYジャピオン 1分動画


ただいま配布中発行

特集
イースター(復活祭)は、キリスト教の行事として...

   
Back Issue 2019
Back Issue 2018
利用規約に同意します