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2008/05/02発行 ジャピオン掲載記事
   
 

ルバビッチ・シナゴーグにて。男性は1階、女性は2階で祈る。

 

「トーラー」は手書きした後3人がチェックし、スキャンしてコンピューターで確認。完成まで丸1年かかる。

 

雨水や川の水など、自然の恵みだけを使うミクワーの水。意外と濁ってる…。

ユダヤ文化にディープに迫る
ジューイッシュ・ハシディック・ウォーキング・ツアー

 

街で見かける、長いもみあげに黒い帽子、黒い服の人達は、いったいどんな所で生活しているんだろう…好奇心にかられ、ブルックリンはクラウン・ハイツ、ユダヤ教の中でも特に厳格な規律を持つハシディック派のコミュニティーを紹介するツアーに参加した。25年の歴史を誇る「ジューイッシュ・ハシディック・ウォーキング・ツアー」の集合場所は、レビ・イザック図書館の地下。イギリスから「奇妙な服装の人達に興味があって」と参加した観光客夫婦と、ドイツ人観光客夫婦が今日のツアーメイトだ。ガイドはユダヤ教の指導者、ラビの資格を持つイスロエルさんと、大人になってからよりハシディックに近い信仰を持つようになったという、日本語ペラペラのアイリスさんの二人。


まずはイスロエルさんが、18世紀に東欧で始まったとされるハシディック派とは何ぞや、について講義。これが約50分…長い。その後はクラウン・ハイツ最大のユダヤ教の礼拝堂、ルバビッチ・シナゴーグへ。彼らは1日に3回祈るそうで、中にはたくさんの人がひしめいていた。貴重な光景を目の前に、参加者はみんな写真を撮りまくり!と思いきや、そうでもなかった…。


続いてシナゴーグ内部の展示室で、貴重な書物を見学。ユダヤ教の律法書「トーラー」の制作所と、改宗の儀式の時や女性が月経後に浸るお風呂、「ミクワー」を回り、最後は地元のコーシャー・レストランにてランチ。ドイツから参加したおじいちゃん、ヤンさんは、「いっぱい説明してくれるけど、全部は覚えられないよ…」とややお疲れな様子。イギリス人のジョンさんは、「イギリスでハシディックの人々はあまり見ないから、貴重な経験だった!」と満足げ。普段目にすることは多いけれど、めったに交流する機会のないハシディック派の人々。その文化に触れるこのツアーはとにかく奥が深く、勉強になります!

 
     
  今日のガイドさん  
    ラビ・イスロエル・バー・カプランさん
アイリス・ビトンさん

栄養士でもあるカプランさん(左)は、ガイド歴5年。右は日本在住経験もあるという、カナダ出身の日本語ガイド、アイリス・ビトンさん。

 
     
     
 

Jewish Hassidic Walking Tours
(Daily Public Tour)
へぇ〜度 ★★★
オタク度 ★★★
なかなかどうして面白かった度 ★★
【長さ】約4時間
【開催日時】土曜・ユダヤ教の祝日を除く毎日、午前10時〜
【料金】39ドル

The Chassidic Discovery Welcome Center
TEL: 718-953-5244
www.jewishtours.com

 
     
 
 
※記載されている情報は変更されている場合があります。
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