免許証取得までの最短プロセスと注意点を、安全自動車学校の吉田房子さんに聞いた。
路上テストは予約でいっぱい
「まず、SSN(社会保障番号)のない人はそれを申請し(下記表①参照)、その手続き中に筆記テストの勉強をしましょう。そして筆記テスト(③)と4時間講習(④)は早めに受けてください。なぜなら、路上テストの予約が通常1カ月先ぐらいまでいっぱいだからです」と吉田房子さん。
駐在員の家族や学生など、働けないステータスだとSSNが取れないので、旅券以外に3点のID(光熱費の請求書や銀行の残高証明書など)が必要となる。注意点は、それらIDに記載の名前が配偶者などでなく、あくまでも自分のものでなければならないことだ。
「公共料金の契約を配偶者と連名でしたり、複数の銀行でそれぞれ口座を開設するなどし、有効なIDを増やす工夫が必要です」
コロコロ変わる「法改正」
「ただし、免許に関してはルールがよく変わるから、注意が必要」と吉田さん。「SSNが取れない人には、以前は『働けないSSNカード』がSSNオフィスから発行され、それを持ってDMV(陸運局)に行っていたのですが、昨年暮れ頃、そのカードは発行されなくなりました。そして、代わりに免除用レター(Exemption letter)が、再び発行されるようになりました」。
昨秋には、SSNのない違法滞在者でも免許申請ができるようになるといった法案までが浮上し、数カ月後には結局覆されている。
「DMVでも窓口の人の気分次第だという話をよく聞きます。とにかくこの国は法律もよく変わるので、DMVのサイトをこまめにチェックし、実際トライしてみて初めて分かる事も多いんですよ」
取るならオフシーズンの今!
マンハッタン内のDMVは、いつも込み合い、待ち時間が非常に長いと言われているが、吉田さんによると、特に込み合うのは春から夏にかけてだという。「気候が良くなる6月頃が一番込みます。逆に今の時期は、寒いし日が短いため、免許証を取ろうとする人も比較的少ないです」と吉田さん。
つまり、まだ免許を持ってない人は、この時期が早く取れるチャンスだ。次ページでは、各プロセスの体験者レポートと共に、安全自動車学校の皆さんに聞いたアドバイスを紹介する。
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ニューヨーク州陸運局(DMV)
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