脳は「目で見たもの」を信じるもの。楽園スポットにいれば、外が厳冬であることなんて、忘れてしまうはず。気軽にそんな気分を味わうなら、まずは内装が楽園仕様になったレストランやバーから。
身近な楽園マイアミ
ミッドタウンにある真冬のオアシス、レストラン・バーニッキー・ビーチ。南仏やメキシコなど世界各地のリゾート地に14店舗を展開、マイアミが第1号店というだけあって、トロピカルなインテリアは南国ムード満点。アーチ形の天井に真っ白なカーテンがかかり、美しく一列に並ぶクッションやウッディーな長細いテーブルを、ライトが様々な色に照らし出す。店内の至るところに生い茂る草花や籐のランチョン・マットが夏の陽光を呼び込んでいるよう。
全身ホワイトの制服が眩しいウエーターと、70年代を彷彿させる水色のミニ・ワンピースに身を包むウエートレスたちが、さらに常夏気分を盛り上げる。まさにここは都会に出現したグラマラスなビーチ・クラブ。ミッド・タウンを愛する人々がこのゴージャスな夏色空間で、シグニチャー・ドリンクであるモヒートの長いグラスを傾けながら思い思いにくつろいでいる。
寿司からタパスまで、世界各国の食べ物を取り入れたメニューの中で特に人気なのは、マンゴー・ソースが決めての「フロリダ・マヒマヒ」(24ドル)やココナツ・ドレッシングが付いた「ニッキー・チキンサテー」(22ドル)など。
レッド・カーペット付きの入り口からA級セレブがしょっちゅう現れることでも知られる当店は、週末の12時過ぎからが特に盛り上がるとか。DJが入ると、中央のテーブルに上る人で溢れる。瞬く間にダンス・フロアと化し、パーティー・タイムに突入するのだ。ゆったりとした南国のひと時を過ごしたいなら早めの時間に、冬を忘れて一気に暑い夏を迎えたいなら真夜中に。もちろん両方楽しみたいなら、この〝飛行機に乗らずして行けるパラダイス〟で最初から最後まで粘ろう。 |